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BILLIONAIRES BOYS CLUB / Something Wicked Comes

  • 2008/09/16(火) 00:00:00

  YNGWIE MALMSTEEN 初期の名盤、『Trilogy』のヴォーカル、マーク・ボールズが歌っています。ただそれだけの理由で入手したCD。1曲目『Won't See You Again』イントロのギターからキャッチーな曲で、「マーク・ボールズ、キター(^∀^)ーー!」と思ったのもぬか喜び、他の曲はあまりぱっとしないなぁ(ーー")とおもってしばらく放置してました。

 ところが、、、

先日久々に訊いたら、思いの外悪くない、、、いや、結構良かったです!

 1曲目が良すぎたからでしょうか、続きがつまらないと思っていたのですが、とんでもないことでした。なかなか良い曲が並んでいます。
 最初聴いたときは、恐らく「元イングヴェイの」という思いが強すぎたのかも知れません。確かに「続・トリロジー」を期待したら肩すかしかも知れませんが、ギターを中心とした軽快なロックだと思うと聴きやすいです。時に、ベースのメロディラインも良かったりします。(3)「Eternal Flame」などはスライド・ギターが印象的だし、タイトル・トラックの(4)もギター・ワークが非常に良いです。
 そう思うと、(5)、(6)以降もすんなり聴くことが出来、そして迎えた(8)
「Can't Last Forever」、途中のギター・ソロを除くとギター・アルペジオを伴奏にしただけのシンプルな曲ですが、ここでのヴォーカルが非常に上手い!これぞマーク・ボールズといった熱唱です。このアルバム、実は聴きこんだらはまるかも知れません。
(9)「Send Your Fat Friend Home」変な名前のタイトルですが、ギターも、スティーヴ・スティーヴンスにロニー・ル・テクロを混ぜたような感じでユニークです。
 あと、(11)「Moshing the Pit」は面白い曲で、(12)「Roadle Song」はベースが良いです!

 マークのソロではなく、ヴォーカルにマーク・ボールズを迎えたバンドのアルバムですね。