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HEATHEN ~ Victims of Deception

  • 2007/07/21(土) 00:00:19

 サンフランシスコ・ベイエリア出身の HEATHEN の2ndアルバム、実は1991年の発売から今まで「あまり好きでないバンド」というレッテルを貼っていました。理由は、当時(今でも)ロニー・ジェイムス・ディオに惚れ込んでいたので、RAINBOW の「Kill the King」のカヴァーに納得いかなかったからです。


 それから16年、久しぶりに聞いて驚きました。いいんじゃない?と思ったからです。ヴォーカルの弱さは今も気になりますが許容範囲です。それよりもギターが良さが光る曲が揃っています。確かに「B級」の一線が越えられるかどうかの瀬戸際といった感じですが、③「Heathen's Song」や⑥「Prisoners of Fate」などの、感情のこもったギタープレイは感動的です。その他、「マスター」や「ジャスティス」の頃の METALLICA や、初期 STRATOVARIUS を思わせる箇所もあり、“聴かず嫌い”ではもったいないと思いました。色々レビューを見てみると、高く評価されている方も多いようです。



(関連)
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VICTIMS OF DECEPTION / HEATHEN (1991)
HEATHEN『VICTIMS OF DECEPTION』
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関係ないけれど、MEGADETH の「Kill the King」