柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

東北は今日、梅雨入りしたそうな……

2010年06月16日 13時08分44秒 | 日記
関東甲信は一昨日でしたね。
6月生まれの友人(息子の面倒を生後3ヶ月のときからみてくださっているシッターの寺田麻知子さん、新潮社の3人の戦友・矢野優、中瀬ゆかり、中島麻美、そして落語家の立川談春!)がたくさんいて、バースデープレゼント、悩みますね……

な、に、に、し、よ、う、か、な……

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晴れた。

2010年06月16日 12時47分56秒 | 日記
天気予報は雨だったんだけど……
木、金、土と東京、大阪、札幌で、インタビュー、打ち合わせ、テレビ出演、書店まわり、シンポジウム……
かなりの強行軍なので、各誌担当編集者へのメール連絡、エッセイ執筆……
今日中にやってしまいたいな……
で、このまま持ってくれるようだったら(しばらく走れないから)夕方、海沿いを走りたいな……

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今日のホリホック

2010年06月16日 11時38分33秒 | 日記
毎年咲くけど、いつか見れなくなる……
いつかこの世界から弾かれる……
ある初夏、同じ場所で、同じようにホリホックが咲いても、わたしは見ることができない……
病室でカレンダーと時計を凝視していた東さんは、そのことの不思議と割り切れなさを口にしながら、
ある日、死んだ。

わたしも、ある日、死ぬ。
東さんが死んでから、自分の死を、観念ではなく、膚で感じるようになった。

6月22日で、42歳になる。
東由多加は、54歳で死んだ。

わたしに残された時間は、そんなに長くない。

一瞬間一瞬間、
くっきりと生きてみたい。

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「毛虫」甲本ヒロト

2010年06月16日 11時22分10秒 | 日記
毛虫ウォウウォウウォ
毛虫ウォウウォウウォ
毛虫ウォウウォウウォ
毛虫ウォウウォウウォ
なんかのぅウォウウォ
赤ん坊ウォウウォ

ひらがなじゃない
カタカナでもない
漢字で書こう『毛虫』

ああ いつか 季節をこえて
あなたに会いたいのぅウォウウォウウォウウォウウォウウォ

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『疑惑と行動~マルクスとフロイトとわたし~』E・フロム

2010年06月16日 00時00分54秒 | 日記
苦しいとき、辛いとき、悲しいとき、書けないときは、哲学、心理学、社会学、宗教学の本しか読めません。
以下、『疑惑と行動』からの引用です。

かかわりあいを持ち、まじわりを結ぶとは、たずさわるという意味である。距離をもった観察者であるよりも、関与者であろうとすれば、興味を持つにいたる。
(興味「inter-esse」という言葉は「中にいる」という意味で、「esse」というラテン語には「本質」「存在」という意味がある)
「中にいる」とは、外側にいるのではないことを意味する。だから「私が中にいて」はじめて、世界に関心を持つにいたる。

人間の使命とは、自由を拡大し、死へと導かれる条件に対抗して、生に向かう条件を強化することにある。ここでいう、生と死とは、生物学的なものではなく、存在し世界にかかわりあうその情況である。生とは、つねに変化し、つねに新しく生まれることを意味し、死とは、成長の途絶、化石化、反復を意味する。だが、大多数のひとびとの不幸は、選択をおこなわないことにある。彼らは、生きてもいないし死んでもいない。生は重荷となり、無意味なものとなり、多忙さが、このようなあいまいな状態にあるために生じる責苦から、そのひとを守る手段となる。

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