柳美里の今日のできごと

久しぶりになってしまうのが私の駄目なところだけど、走りました、久しぶりに。
どれくらい久しぶりかと言うと、１ヶ月ぶりくらい？もっとかな？

とにかく、限界まで太った体で、30分走りました。

走りながら、背中と腿の肉が揺れるのがわかって、嫌ンなりました。
今日から、毎日走って、１日のリズムを取り戻します。


午後５時をまわりました。
選挙の結果が気になります。
外国人だから、選挙権がないのです。
しかし、この国の一員であることにはかわりありません。
毎年、きちんきちんと税金払っていますし、ね。

投票用紙に鉛筆で記入して、投票箱に入れるという意志表示を出来ない代わりに、感じ、考え、祈っています。

ノンフィクションと小説で、南相馬のことを書いているんだけど、自分が行った場所の景色と、地図が重ならない、重ねられない――。

困ったな。

12歳息子は、小学校低学年から星新一を読みつづけている。
他の趣味はずいぶん変化したのに、就寝前と起床後に布団の中で星新一を読む、ということは半ば習慣と化している。

振り返ってみれば、年子の弟も、本は読まないけれど星新一は読む、というほど星新一の大ファンだった。

世代を越えて、「少年」の心を惹き付ける星新一というひとが、同じ作家として羨ましくてならない。

わたしは――。

今日も、あがきながら、もがきながら、小説を書きます。

サンタチョコ、もう７コ食べちゃったし、フィンガーチョコは20本ばかし食べちゃった……

甘い甘い甘ぁい！

わたしにはチヨコレイトをいただきました。

タケは甘いもの嫌いなので、チヨコレイトはわたしが独り占めします。

城戸さん、桂子、チャルモッケスミダ～！

そして、このノートパソコンは(スランプだとわたしがブログに書いて、心配をした)文芸評論家の榎本正樹さんからいただいたものです。

新品で、ほんとにもらっていいのかなぁ、と思いましたが――、
いただきました。

榎本さんには、先月、講談社文庫より発売された『オンエア』(上下巻)の解説も書いていただいています。

このＨＰの管理・運営をしていただいているのも(リニューアルもしていただいた)榎本さんです。

実はまだスランプから脱していないのですが、

要は、書くしかないので、書きます。

いいと思う作品を、書きます。

スランプは、書ければ抜けられます。

書けなければ抜けられない。

書くしかないのです。

城戸さん、桂子さん、榎本さんには、苦しいときに励まし支えていただいて、感謝しています。

ありがとうございます。

夕方、わたしが眠っている時に、城戸朱理さんと城戸桂子さんが我が家にいらっしゃって、
右脚を骨折した息子への御見舞をいただきました。

立派な(高価な……)イチゴと、そして、お金……

お金は、息子が雨の日に病院や学校に通うタクシー代に使わせていただきます。

助かります。

ありがとうございます。

タケは、It's very delicious! It's very amazing! と絶叫していました。
(最近、機嫌がいいときは、英語で叫ぶのです)
そして、即座にイチゴ独り占めにする宣言――。

ランヤ本部長が、2008年(８歳の時)に成長点培養したオンシジウム(アロハ・イワナガ)が、咲きました。

これから、ランヤの洋蘭は次々と花開く予定でございます。

福島県飯坂町の「夢ファーム さいとう農園」に注文していた林檎(サンふじ)届きました。

放射性物質測定結果は、セシウム134、137共に検出せず。

１１月２６日、中学で友だちとふざけ合って怪我をした右足ですが、
今日、学校を休んで湘南鎌倉総合病院で検査をしていただいたところ、

右踵骨骨折、足関節捻挫、腰部・右中指・下腿打撲

で、全治８週間、という診断……

予想していたより重症です。

骨折した踵は、起きているときも寝ているときも浮かしていなければならないということで、
工夫をしなければいけません。

自宅から学校までは、松葉杖だと４、５０分かかります。
学校の前には急坂もあります。
毎日タクシーというわけにはいかないので(お金が続かない……)、
晴れや曇りの日は(学生鞄は自転車で運んでやって)ゆっくり歩いてもらうしかありませんが、
雨や雪の日は(傘をさせないし、路面がすべる)タクシー通学でしょうね。

こういうときに自家用車がないと不便だよな、と眉間に皺を寄せてしまいました。

全治８週間だと、クリスマス、大晦日、お正月、
そして１月１７日の１３歳の誕生日が……

本人、かなり落ち込んでいます。

わたしは、全快するまで地震と津波が来ませんように、と神さまに祈っています。