柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

書店員として? 小説家として?

2019年07月03日 17時22分18秒 | 日記
明日は、書店業界行事の中で最も伝統のある、第71回書店東北ブロック大会に出席します。

なんでも、泊まりでブロック大会を行うのは、東北だけだそうで、どんな感じなのか、今からわくわくしています。

東北6県の書店員が集結ですからね。

わたしは、フルハウスの店主として参加するつもりでいたのですが、記念対談をオーダーされ、引き受けることになりました。

18時からの「大懇親会」と「二次会」を楽しみにしています。

フルハウスの名刺をたくさん持って行こうっと!





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ある晴れた日に

2019年07月03日 07時28分13秒 | 日記
‪毎日、本屋フルハウスには途絶えることなくお客様がいらっしゃり、副店長の雪歩さんとお客様の笑い声が聴こえてきます。

わたしは、締切を抱える原稿労働者なので、いつも一階奥か二階で原稿を書いています。

‪この2日間は、10月〜11月の青春五月党公演のチラシに掲載する文章と企画趣意書に載せる文章を書いています。‬

10月公演のタイトルは、仮で、2017年にNHK「ラジオ深夜便」で放送された朗読劇「窓の外の結婚式」
と同タイトルにしていたが、決めましま。

「ある晴れた日に」

プッチーニ作曲のオペラ『Madame Butterfly』の第2幕で、主人公が、アメリカに帰ってしまった夫ピンカートン(米海軍兵)の帰りを待ちつづける」思いを歌う有名なアリアです。

『Madame Butterfly』の舞台は、長崎。

港が見える丘の上の屋敷から、あの船に夫が乗っているに違いない、と主人公は入港してくる船を眺めるのですが、
まさにその丘の上の墓地で、わたしの伴侶、東由多加は永眠しています。

http://www.glover-garden.jp/episode/strange

長崎が舞台ではありません。
東北が舞台ではありません。
でも、長崎でもあり、東北である、とも言えます。

どこでもあり、どこでもない場所。

現在する過去を、戯曲化します。

小高、仙台、盛岡で公演をします。
それぞれの場所で、それぞれ異なる3通りのラストシーンを用意します。

チケット発売日が決まったら、
ブログやツイッターやHPでお知らせします。

お楽しみに。



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選書

2019年07月01日 08時46分33秒 | 日記
本屋フルハウスの「柳美里選書」、昨日は3人の方に、本を選び、お手紙を書き、梱包しました。

今日も、3人の方に選書します。

6月21日にNHK あさイチ プレミアムトークに出演してから、「柳美里選書」のお申し込みが激増しています。

とはいっても、1日のうちに選書出来るのは、3〜5人です。
時間はかかりますが、お申し込み順に必ず選書します。

気長にお待ちください。

待つのは嫌いだ、キャンセルしたい、という方は、ご連絡いただければ、キャンセルいたします。

[email protected]

フルハウスの事務を担っているのは、副店長の雪歩さん一人です。
現在、希望者が多いため、選書の受付確認のご連絡が遅くなっていますが、こちらも順番に必ず行いますので、お待ちください。

「柳美里選書」では、
(1) 事前に、選書のラインナップを確認する
(2) 選書代金を振り込む

※(1)の事前確認なしで、サプライズプレゼントとして本の箱を開けたい、という方は(2)のみ

以上のやりとりをした後に本をお送りしていますので、キャンセルご希望のお客様のもとに突然本が届くことはありません。

途中でお気持ちが変わった場合は、ご遠慮なくメールをください。

https://www.odaka-fullhouse.jp/fullhouse/

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