わたしは、心と精神にダメージを受けている時は、寝込みません。
寝込んで、何年もほぼベッドの上で過ごし、精神病に加えて出血性胃炎や十二指腸潰瘍を併発して、入退院を繰り返したことが何度もあるからです。
(その間もベッドの上で書いてはいました。編集者のみなさんには多大なご迷惑をおかけしましたが……)
昨日の午後は、常磐線で相馬に行き、クラシックバレエをやっていました。
鎌倉に住んでいた頃は、モダンバレエスタジオに通っていたんですが、東日本大震災以降は遠ざかっていました。
薬の副作用でふらふらだったんですが、13時〜16時まで3時間バレエをやってました。
夜は、筋トレとストレッチをやりました。
ランニングも再開しています。
年内にハーフ、来年フルマラソンを完走することを目標にしています。
ほんとうは、臨時災害放送局「ふたりとひとり」の最後のゲストである小高出身(小高工業高校卒)のプロ格闘家・一條貴洋さんのジムにも通いたいんですが、(組技主体の柔術クラスと、打撃主体のキックボクシングのクラスがあり、キックがやりたい。鎌倉時代、テコンドーをやってたことがあるから)バレエとランニングが体に馴染んでからにします。
(うちのきょうだいは格闘技好きで、弟は極真空手の有段者、妹は少林寺拳法の有段者です)
心と精神が倒れている時は、無理矢理体を動かします。
なにも考えられなくなるまで、つまり限界まで、体を追い込む時間が必要なんです。
(ある程度減量したから、震災前のレオタードとタイツ、割と着れた。鎌倉時代のバレエの先生に、タイツとレオタードは敢えて膨張色にして体のアラが目立つようにしてください、鏡を見て自覚するように、と言われたので、黒タイツと黒レオタードは着ません。白と薄ピンクのタイツです。いまは、紫のレオタードだけど、もうちょい減量と筋トレをしたらピンクのレオタードに戻します。1年続けたら、震災前のレベルに戻ると思う)
でも、
それでも、
どうにもならないものに、
魂がある。
わたしの魂……
傷ついた魂……
プラトンの『パイドン』とカントの『視霊者の夢』を読んでみようと思う。