急騰する資産の裏に潜むリスクを見逃すな

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最近、上げ相場が続いていて、投資家にとっては喜ばしい状況が続いています。特に、短期間で大きなリターンを得たり、FIREを達成したという報告も増えてきました。私自身も、1か月で保有資産が年収以上増えています。しかし、こんなときこそ冷静さを保ち、リスクを再認識することが大切です。

まず、資産が急激に増える局面は、投資家が過度なリスクを取る傾向が強まる時期でもあります。相場が好調だと、人々は楽観的になり、さらなる利益を追い求めがちです。こうした心理状態は、過度なリスク資産への投資や今までやらなかった投機的な行動を引き起こすことがあります。

過去の市場の歴史を振り返ると、急騰の後に暴落が続くことがあり、多くの投資家が損失を被るケースも見られました。2008年リーマン・ショックの前、2007年にはサブプライム・ショックという下げ相場があったはずなのに当時はみな強気で「むしろ買い場」という意見まであり、翌年のリーマン・ショックで大きな損失を被りました。直前までネットでは強気な意見が多かったことをよく覚えています。

現在、1か月で保有資産が年収以上増えたということは、裏を返せば、1か月で保有資産が年収以上減ってもおかしくないリスクを取っている証拠でもあります。これは非常に重要な点で、投資家は常にこのリスクを意識する必要があります。投資の基本原則の一つは、リスクとリターンが表裏一体であるということです。大きなリターンを追求するには、相応のリスクを受け入れる覚悟が必要です。

ここで大事なのは、投資を自分のリスク許容度の範囲内で行うことです。リスク許容度とは、投資家が精神的および財務的に耐えられる損失の範囲を指します。「1年間で○○円までの損失なら耐えられる」、あるいは、「1年間で○○%までの損失なら耐えられる」という目安の数字です。これを超えるリスクを取ると、損失が発生した場合に冷静な判断ができず、パニック売りや不適切な投資判断をしてしまう可能性があります。

もしリスクを取り過ぎていると気づいた場合、①投資金額自体を減らすか、②資産配分に占める株式の比率を下げる、というシンプルな方法でリスクを下げることができます。

投資は自分のリスク許容度の範囲内で投資を行うことが求められます。上げ相場においても冷静さを保ち、慎重な投資判断を下すことが、長期的な投資成功の鍵となるでしょう。自戒を込めて。


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※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
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