世界のETF残高が過去最高に。世界の投資家が立ち直りつつあるから?

※当ブログは記事中にPRを含む場合があります

世界のETFの純資産残高が過去最高になったそうです。

【日経新聞 2009/08/12朝刊より引用】
世界のETF 残高最高に
 世界の上場投資信託(ETF)の純資産残高が7月末に8620億ドル(約83兆3000億円)に達し、過去最高になったことが大手運用会社の調べで分かった。これまで最高だった2008年4月末(8050億ドル)を1年3ヶ月ぶりに上回った。株式相場が世界的に戻り基調にあることに加え、新規設定も増加。金融危機で受けた打撃から、投資家が立ち直りつつあるのが背景だ。
【引用おわり】

世界で83兆円分もETFの純資産残高があるとは、すごいですね。
ただ、投資家が金融危機で受けた打撃から立ち直りつつあるのが背景とありますが、これはおそらく逆で、金融危機で打撃を受けリスク許容度が下がったままなので、投資対象が分散されていて相対的にリスクが低いETFに資金が集まっているというのが本当のところではないかと推察します。

なぜなら…
2008年10月に米国でETFの取引高が過去最高に達したり、2008年の世界のETF取引高が前年比3倍になったりしていたからです。
これらは、株式市場が暴落している真っ只中の出来事です。

(関連記事)
2008/11/17 米国で10月のETF取引高が過去最高。大丈夫か?
2009/01/07 ETF売買代金3倍に 昨年の世界市場 株から資金流入

残高と取引高の違いはありますが、投資家が本当に金融危機の打撃から立ち直ったのであれば、(主に)インデックス連動などというまだるっこしい商品であるETFよりも、もっとアクティブに攻める商品に資金が向かうのではないでしょうか。
世界の投資家の傷が癒えるのには、まだもう少し時間がかかるような気がします。

個人的には、株式市場が回復しようがしまいが、焦らず、じっくり、ETFを使ったインデックス投資を続けるだけなんですけどね(^^;
関連記事