クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2020年07月

マツダMX-30が2020年秋発売。BEVではなくマイルドハイブリッドで登場

「SKYACTIV-G 2.0」に「M HYBRID」を組み合わせた「e-SKYACTIV G」を搭載。EVモデルは2020年度中にリース販売を開始予定

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2019年の東京モーターショーでマツダ・ブースの主役となった観音開きドアのクロスオーバーSUV「MX-30」の国内ローンチが2020年秋と発表されました。東京モーターショーではBEV(電気自動車)として発表されておりましたが、どうみてもエンジンを積むことを前提としたシルエットで、レンジエクステンダーEVのほうが中心になるのでは? という声もあったほどですが、結局ほぼコンベのICE(内燃機関)を積んだ仕様での日本デビューとなりそう。

なにしろ国内向けに発売されるというMX-30のパワートレインは、マイルドハイブリッドなのです。

直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」に独自のマイルドハイブリッドシステム「M HYBRID (エム ハイブリッド)」を組み合わせた「e-SKYACTIV G (イー・スカイアクティブ・ジー)」を搭載します。これにより、静かでスムーズな発進と上質なドライブフィールに加えて、モーターのエンジンアシストによる優れた燃費性能を実現しています。



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日産が2020年度通期見通しを発表。12の新型車についての追加情報も!

2020年度第1四半期の販売台数は前年同期比47.7%減の64.3万台。売上高は1兆1742億円で前年同期比マイナス50.5%

日産が2020年度第一四半期の決算を発表。まさにコロナ禍における決算なので悲惨な数字になるのは見え見えでしたが、グローバル販売で前年同期比47.7%減の64.3万台というのは衝撃的な数字。もっとも日産によるとグローバルでの全需(自動車マーケット全体の需要)も前年同期比44.5%減の1249万台に減っているそうなので「他社も同様に落ち込んでいますよ」ということであります。

 

日本にいると実感できませんが、欧州ではロックアウトの影響もあって3月の販売店稼働率はわずか4%で4月も35%。北米でも4月の稼働率は64%ということで、そもそも売る機会がなくなっているわけですから、全需の落ち込みはもちろん、日産の販売減というのも致し方なしでありましょうか。ちなみに日本での販売店稼働率はずっと100%をキープ。3月に発売した軽スーパーハイトワゴンの新型モデル「ルークス」が好調なこともあって日本での販売台数は前年同期比33.7%減の8.4万台に留めることができたのだとか。

さて、決算と同時に2020年度通期見通しも発表しているのですが、そちらのプレゼンテーション資料で気になるのが、こちら。例のNISSAN NEXT A to Zで発表した12の新型車について追加情報が加えられているのでした。

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SONYの電気自動車、ついに日本上陸!

あの”マグナシュタイヤー”が開発にかかわっているという本気のEVがついに日本にやって来た



2020年1月、ラスベガスで開催されたCESにて、SONYが突如発表した電気自動車コンセプトカー「VISION-S」。すわ、ソニーが完成車ビジネスに参入か! と話題となったものですが、実際にはソニーのセンサーやオーディオを自動車ビジネスにアピールするのが目的と考えるのが妥当というのは、以前のエントリでも書いておりますが、そのVISION-Sがついに日本上陸ということで再び注目を集めている模様。


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2020年度内に新たなプラグインハイブリッドSUVが三菱自動車から登場

三菱自動車が直近3年間の商品戦略を発表。アウトランダーPHEVのフルモデルチェンジは2022年度

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三菱自動車が2020年度第1四半期決算および2020年度業績見通しを発表、上の画像はそのプレゼンテーション資料の21ページですが、今後の戦略として三菱自動車のコアテクノロジーであるPHEV(プラグインハイブリッド)を軸に電動車両に注力するという内容になっております。

より具体的にいえば、2020年度にエクリプスクロスPHEVをデビューさせ、2022年にはアウトランダーPHEVをフルモデルチェンジするという計画。アウトランダーPHEVについては三菱自動車が中心になって開発した上で、ルノー日産三菱アライアンスの中で横展開する予定となっているのでした。つまりアウトランダーPHEVの顔違いのモデルが日産とルノーから登場するというわけで、そのあたりも気になるところ。さらにアライアンス関係でいえば、2022年以降に日産と軽EVの開発を検討するという表記があるのも気になる情報でありましょうか。



 


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新東名や東北道で120km/h制限区間拡大の動きありだが…

新東名120km/h区間を走ってみた。意外にも120km/h走行しているドライバーは少数派だった

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すでに高速道路の一部区間において制限速度が120km/hまで引き上げられておりますが、あくまでも社会実験というのが建前。そして、その実験成果によって制限速度を120km/hとする区間が拡大されるという報道がありました。たしかに制限速度をあげたからといって交通事故が有意に増えたというわけではないそうで、そうであれば設計速度的に120km/hが現実的な区間においては速度を引き上げるというのも合理的といえましょうから。

もちろん、世界的なCO2排出量削減の流れにおいて制限速度を引き上げるという政策は、逆流的ともいえますが、そもそも120km/hという速度域は他国の制限速度と同等レベルであって、ヒステリックに批判するほどの速度域でないのも事実でありましょう。

では、120km/hに制限速度をあげると誰もが、その速度ギリギリで走っているのか。先日、新東名を使う機会があったので周囲の流れ方を確認してみることにしたのでした(※画像はイメージです)。





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【ハリアー】電子インナーミラーがクルマのスタイリングを変える?

後方視界を電子デバイスで確保する時代になれば、もっとスタイリングに振った外観もあり得るか

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初期受注で4.5万台とヒットしたハリアー。そのフルモデルチェンジにおいて注目したいのは、旧来の価値観から脱却したこと。その象徴といえるのが、この後ろ姿ではと思うところ。

良くも悪くも話題になっているウインカー(ターンランプ)を下に配置したスタイリングを採用したというのは、デザイン最優先のクルマを作るという意思表示といえますし、シャープでクーペルックなテールゲートを実現するためにラゲッジスペースも従来型より小さくなっているというから驚き。モデルチェンジでは従来モデルから進化することが新車開発では必須という印象もありますが、そうした機能性よりも見た目という価値を重視したのがハリアーというわけです。

そして、こうした価値観に寄与したと思えるのがカメラを利用する「デジタルインナーミラー」でありましょう。






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