クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで [email protected]   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

2012年07月

レクサス、スピンドルグリルの似合う風景は?

レクサスのフラッグシップモデル「LS」がフロントまわりを一新するビッグマイナーチェンジで、例の『スピンドルグリル』を採用したわけですが。
2013_Lexus_LS_460_F_SPORT_low
2013_Lexus_LS_460_001_low
上がFスポーツ、下がスタンダード。

このクラスでは、もしかすると世界一のど迫力フェイスになったのかもしれないと感じる次第。

P90100110

たとえば BMW7シリーズ。グリルは大きめですが、それでも新LSと比べると地味に思えてくるというか、ひとつクラスが下に見える瞬間も(あくまで画像データで見ているときの話)。


10C992_12

メルセデスのSクラスにいたっては、さらにグリルが小さいというか、むしろ「あえてフロントマスクで威圧せずとも、十分な存在感を醸し出している」という自負が、こうした顔にさせているのではないかと思う部分もあるわけです。

というのも、CLSになると(開発時期がズレているせいかもしれませんが)、もう少し迫力を意識したフロントになっているようで、顔の主張が強くなるのは、車体サイズの違いなのか? と感じてみたり。

CLS_ShootingBrake055
SL_front

まあ、SLも同様の顔なので、スポーツ路線にはこうしたグリルサイズ感がトレンドというだけかもしれませんが。



ところで、新レクサスLSのスピンドルグリル、いまのところスタジオのエクステリアフォトしか見ていないので、気になるのは実際の路上で、どのように見えるのか。そしてバックミラーに映る姿はどうなのか、ということ。

2013_Lexus_ES_300h_003_1

日本では見かけることのないレクサスES、こうして外ロケの画像で見る限りは、意外とすんなり馴染んでいるようなので、アメリカの地においては、新LSもマッチするのかもしれません。

しかし、あらためて比較するとESのスピンドルグリルのほうがクビレがあって、セクシーかも(笑)

2013_Lexus_LS_600h_L_low

ところで、レクサスのスピンドルグリル。アクアとスイフトスポーツのグリルを足すと、そのままスピンドルになりそうですが、はたしてどうなのかしらん。
③
DSC00110

Wi-Fi Directテクノロジーを使ったP2P系アクティブセーフティの実現度は高いか?



The feature relies on Wi-Fi Direct, the peer-to-peer wireless standard that allows devices like some smartphones to communicate directly with each other rather than through a shared access point like a cell phone tower.
GM researchers have determined Wi-Fi Direct can be integrated with other sensor-based object detection and driver alert systems already available on production vehicles to help detect pedestrians and bicyclists carrying smartphones equipped with Wi-Fi Direct.
The automaker also is looking to develop a complementary app for Wi-Fi Direct-capable smartphones that can be downloaded by frequent road users such as “bike messenger” or “construction worker” that will help Wi-Fi Direct-equipped vehicles identify them.
Wireless pedestrian detection is part of GM’s ongoing development of vehicle-to-infrastructure (V2I) and vehicle-to-vehicle (V2V) communication systems that could provide advance warning about hazards such as slowed or stalled vehicles, slippery roads or intersections and stop signs.


クルマ同士や道路状況を知るセンサ同士を通信させて、死角の情報をお互いに知るV2V(Vehicle to Vehicle=車車間)によるアクティブセーフティは、近未来の安全装備として有効だと思えるわけですが、このシステムのネックとなるのが歩行者の認識についてどうするのか、ということだと考えておりました。

過去にホンダやBMWが提案したシステムでは、歩行者にもセンサを持たせるという方法でしたが、 法規化しない限りは普及しないでしょうし、誰がそのセンサコストを負担するのかという難しさもありという印象で、正直いって非現実的だなあと思った記憶があります。

しかし、このたびGMが提案するシステムは、そうしたP2P通信に、Wi-Fiダイレクトを利用するというのがポイント。GMは明言していませんが、Wi-Fiダイレクトはスマホに搭載できる技術なので、歩行者が持っているスマホの機能をそのまま利用することができるというのがポイントかと思う次第。

もっとも、ルールの判断できない子どもや老人など、この手のデバイスが有効な層が、スマホを持っていない可能性大ともいえるので、専用端末のニーズもあるとは思いますが、汎用的なWi-Fiダイレクトであれば、それなりの低コストで可能なのでは、と期待。また徘徊対応の位置情報端末にWi-Fiダイレクトを載せた商品を開発するというのが現実的でしょうか?

ともかく、この手のP2P系セーフティシステムとして、この方式は筋がよさそう、そんな第一印象です。

スーパーカーを打ち負かすGDインプレッサの活躍をいまさらながら……

インプレッサが、世界のモータースポーツ第一線で活躍していた時代の市販モデルは、欧州でもイメージは高かったろうし、また実際のパフォーマンスもスゴかったのだなあ、といまさらですが、再確認できる映像をちらほら眺めつつ思うこと。








どちらもノーマル状態ではないでしょうが、それでもハコボディのインプレッサが、圧倒的にローフォルムのスーパースポーツをゼロヨンでリードするというのは、ある意味でシュールさも感じる部分もあり。そして、それこそがチューニングカーの魅力というか美学でもあるのだなあ、とも。

その意味では、この手前レーンを走るクルマにも、チューニングカーの美学を感じてしまいますが、ここまでくると好みが分かれるでしょうか(苦笑)



クリップ

これでGT-Rより速さを感じさせてくれると、さらに魅力的なのでしょうけれど……。

プジョー301にアジアな香り

peugeot301studio
全長4.4mの4ドアセダンというカテゴリーからいって、アジア方面を意識したモデルなのでしょう、プジョー301。かつてホンダが日本に入れていたフィットアリアのプジョー版といったところでしょうか。



そのイメージ画像が、未舗装の道を疾走しているシーンで少々苦笑します。
peugeot301

とはいえ、かなり立派なプジョーフェイスではありますし、日本におけるコンパクトセダンのメジャーユーザーである不動産仲介業者にも受け入れられそう。当面は欧州生産となるそうなので、なかなか安くはならないでしょうが、アセアン生産で日本で150万円程度で売られるようになったら、フォーマルを装いたい業態には、受け入れられるかも?

All-New Mazda6, not TAKERI、1~4を見て。













デザインに関する専門知識があるわけではないので、単なる感想というか、第一印象ですが。

すごくディテールはいいのに、肝心のプロポーションがいまいちというか。人間に例えると、二枚目だけど顔の大きな舞台俳優という雰囲気を感じましたが、いかが?

スターター・オルタネーターを原動機とする基準についての疑問

C26-110209-44

セレナのS-HYBRIDについて、いろいろ思うところあり。で、なにが気になっているかとテーマをシンプルに考えなおしてみれば、ハイブリッドの定義であろうと辿り着いた次第。

もともとセレナにはECOモーター(Energy Control Motor)というアイドリングストップ用のスターター・オルタネーターを搭載しているので、常時つながっている状態のモーターでクランクシャフトを回すという風にハイブリッドを定義すると、すでにハイブリッドカーだったことになります。

とはいえ、この場合はモーター出力を駆動力には原則的に使わないので、ハイブリッドとは呼べないのだろうな、とも。一方、S-HYBRIDの場合は、タイヤの駆動力としてモーター出力を使うモードが存在することがハイブリッドと呼べる理由なのかもしれません。

とはいえ、伝え聞くところによると、セレナS-HYBRIDのモーター出力は1.8kWということで、これはほとんどセルモーターのスペック。エンジンとモーターの両方からハイブリッドで駆動力が伝わるモードがあれば、この程度の出力でハイブリッドカーとして認可が降りるというのは、目からウロコ。


ということは、セレナの排ガス記号が「DAA」なのでしょう。車検証を確認するまで信じられない今日この頃です(笑)
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

<% for ( var i = 0; i < 7; i++ ) { %> <% } %>
<%= wdays[i] %>
<% for ( var i = 0; i < cal.length; i++ ) { %> <% for ( var j = 0; j < cal[i].length; j++) { %> <% } %> <% } %>
0) { %> id="calendar-340268-day-<%= cal[i][j]%>"<% } %>><%= cal[i][j] %>
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ

'); label.html('\ ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
\ このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
\ また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
\ 詳細はライブドア利用規約をご確認ください。\ '); banner.append(label); var closeButton = $('