クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ハリアー

トヨタ・ハリアーPHEV登場、価格620万円はRAV4の3割増し

ハリアーPHEVの発売は2022年10月31日。ハードウェアのスペックはRAV4PHVと同等

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トヨタのプレミアム系SUV「ハリアー」がマイナーチェンジを実施。ディスプレイオーディオ、デジタルメーターともに12.3インチの大画面液晶と進化した模様。

加えて、PHEV(プラグインハイブリッド)の追加設定を発表しております。

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フロントに2.5リッターエンジンとハイブリッドシステムを搭載、リアを独立モーターで駆動するというパワートレインに、総電力量18.1kWhのバッテリーをプラスしたプラグインハイブリッドシステムで、システム最高出力225kW(306PS)というスペックを見る限り、同社が数年前にローンチしたRAV4 PHVと基本的には同じハードウェアといえそう(細かい部分では進化しているでしょうけれど)。

RAV4とハリアーは、同じGA-Kプラットフォームですし、開発チームも同一ですからバリエーションとしてハリアーにもプラグインハイブリッドを展開するのは自然なことですが、それにしても気になるのは価格差。

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トヨタ大復活祭!2021年4月のグローバル販売は85.9万台で2019年も超えた!

新型コロナウイルスの影響をまともに受けた前年度比でいうと203%。コロナ以前の2019年と比べても109%と確実に成長している

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トヨタが2021年4月の販売実績などを発表。トヨタ単体でのグローバル販売は859,448台(前年同月比203.0%)で過去最高。海外販売だけに絞ると735,431台(同225.8%)で、こちらも過去最高記録を樹立という絶好調ぶりなのであります。

前年比で200%を超えるのは2020年4月は新型コロナウイルスの第一波が世界中を覆ったタイミングだったこともありましょう。ちなみに、2019年4月のグローバル販売は78.8万台だったそうで。過去最高だから当たり前ですが、前々年比でも確実に成長しているのでありました。

日本国内ではまだまだ新型コロナウイルスの影響による景況感の悪化が感じられる昨今ですが、数字で見る限りトヨタは一足早くアフターコロナのフェイズに入っている模様。いろいろな見方がありましょうが、現時点ではトヨタのラインナップやビジネスモデルは最適化されているといえるのでしょう。



北米(27.2万台、前年比288.5%)
米国において、RAV4やハイランダー、4RUNNERなどのライトトラックや、RAV4、ヴェンザなどのHEVが引き続き堅調なことに加え、前年同月に新型コロナウイルスの影響で販売が落ち込んだため、大きく前年超え

中国(16.0万台、前年比112.2%)
アバロン、カムリ、RAV4、ワイルドランダーなどが好調だったため、前年超え

日本(12.4万台、前年比127.1%)
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令に伴い多少影響を受けたものの、前年同月に新型コロナウイルスによる影響があったことに加え、ハリアーやヤリスなどが好調なため、前年超え
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スバル・レヴォーグがJNCAP「自動車安全性能2020ファイブスター大賞」を受賞できたわけ

予防安全の性能で勝負する時代から、ふたたび衝突安全ボディで差別化する時代に

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スバル・レヴォーグが、2020年度のJNCAPファイブスター大賞を受賞したとの発表あり。2020年度のJNCAPにおける最高評価を受けたということであります。

JNCAPというのは国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA・ナスバ)が実施している自動車アセスメントのことで、ファイブスター大賞というのは、その実施年度内においてもっとも成績が良かったクルマに与えられる賞。完全にデータに裏打ちされた評価といえるのでした。

ナスバの発表によれば、2020 年度に評価を行った自動車は乗用車6車種、軽自動車4車種の計10車種。その中で、ファイブスター賞(衝突安全性能と予防安全性能において最高ランク<Aランク>で
あり、事故自動緊急通報装置を搭載)を受賞した車種と得点(190満点)は次のようになっております。

スバル・レヴォーグ(186.91点)
トヨタ・ハリアー(177.68点)
日産デイズ(175.72点)
トヨタ・ヤリスクロス(175.70点)
ホンダ・フィット(174.40点)
トヨタ・ヤリス(173.41点)


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SUBARU版も気になる、トヨタの電気自動車「bZ4X」の未来的コクピット

新ブランド「bZ」はゼロエミッションを超える存在をイメージ。チャレンジングすぎるコクピットはアーリーアダプターに刺さるか?

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いかにもトヨタらしく、カーボンニュートラルにおいても全方位対応を目指しております。

ハイブリッドとe-fuel(カーボンニュートラル燃料)を組み合わせるというレガシーを活用する方法から燃料電池車までローエミッション、ゼロエミッションモデルに対して様々なソリューションを提供していこうという方針を示しているのでした。

というわけで、ゼロエミッションの本命といえる電気自動車においては、ゼロエミッションを超えていくという思いを込めた電気自動車のサブブランド「bZ(beyond ZEROの意)」を中国で発表というのは4月半ばのトピックス。すわ完全電動化へシフトと思いきや、その後日本ではe-fuelによるカーボンニュートラルへの対応を発表するなどしたのもご存知の通りでしょうか……。

 

さて、上海モーターショーで発表したbZブランドの第一弾となるのが「TOYOTA bZ4X(トヨタ ビーズィーフォーエックス)」。以前、SUBARUがトヨタと電気自動車を共同開発をしているという発表をしていましたが、まさにその共同開発のトヨタ版というわけです。

新開発プラットフォームということですが、パッと見にはRAV4やハリアーの流れも感じさせるオーソドックスなSUVフォルム。フロントマスクこそ電気自動車らしい造形で違いをアピールしていますが、いかにもトヨタ・SUBARU共同開発らしい手堅い感じだなあと思ってインテリアの画像を見て驚いた。

なんと異形ステアリングで、こちらはバイワイヤ(電気的につながっている仕様)になっているのだとか。なるほど、だとすれば持ち変える必要がないセッティングも可能でありまして、こうした異形ステアリングもありなのですが、シルエットの手堅い感じとは一転、攻めたコクピットと感じるのでありました。はたしてSUBARU版も同様の異形ステアリングになっているのかは気になります。

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アフターコロナに盤石すぎるトヨタの凄さ。2021年1月の登録車販売トップ10中8台を占める

コンパクトカー「ヤリス」は軽自動車キングN-BOXより売れている! 高価格帯のアルファードやハリアーも好調と完璧な布陣

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日本国内ではこれからワクチン接種が始まろうかという段階で、まだまだアフターコロナという印象は程遠く、ウィズコロナ下での”新しい生活様式”を強く意識しないといけない段階ではありますが、国内の自動車市場はだいぶんと平常時に戻ってきたという印象あり。

といっても、日本市場の復活・活況をけん引しているのは登録車に限っていえばトヨタの力によるところが大きいという印象。事実、いま売れている登録車のランキングトップ10をみると、10台中8台がトヨタ車になっているのでした。

2021年1月の登録車・新車販売ランキング(自販連調べ)
1位 トヨタ・ヤリス 1万8516台
2位 トヨタ・ルーミー 1万939台
3位 トヨタ・アルファード 1万11台
4位 トヨタ・ハリアー 9177台
5位 トヨタ・カローラ 7773台
6位 日産ノート 7532台
7位 トヨタ・ライズ 6985台
8位 トヨタ・ヴォクシー 6666台
9位 トヨタ・シエンタ 6055台

10位 ホンダ・フィット 5889台

ちなみに、同年同月における軽自動車ナンバーワンモデル「ホンダN-BOX」の販売台数は1万6369台でありますから、ヤリスは通称名別でいえば国内でもっとも売れているモデルというわけです(ヤリスとヤリスクロス、GRヤリスの合算ではありますが)。




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トヨタの2020年9月生産・販売は前年超え。中国ではレビンが販売をけん引!?

コロナに負けない! カローラ、レビンなどの好調が影響し、前年比約125%と6ヶ月連続の前年超え

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コロナ禍によってビジネスが壊滅的というイメージもありますが、日本の自動車産業は着々と通常運転になっている模様。昨日発表されたトヨタの2020年9月グローバル販売・生産実績を眺めていてもアメリカや中国市場が好調で前年比102%と着実に成長している模様。さらにグローバル生産でいうと中国や日本のけん引により前年比で112%とかなりの伸びを見せております。

そんな中国市場でけん引役となっているのが「レビン」。といっても、AE86の再来ではなく、カローラの兄弟モデルとなるハイブリッドセダンでありますが。そんなレビンやカローラの好調により中国だけでいうと前年比149%もの生産の伸びを見せているそうでありますから。というわけで、4月-9月のグローバル販売を見ても前年同期比81%と想定よりも落ち込みは抑えられるということでありました。また、日本国内ではハリアーやヤリスが好調で、国内の生産実績も前年比104%と伸びているのだとか。






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