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2016年01月19日
芸術脳
茂木健一郎さん、名嘉睦稔さん、井浦新さんのトークショーへ行ってきました。
人の脳は、芸術に触れると癒されるようなしくみになっているとのこと。
「辛い、苦しいと思っている人は、芸術に触れよう。
辛いことは生きるエネルギーを貯金しているようなもので、芸術で昇華できる
アーティストたちは、苦しみをキャンバスにぶつけることで素晴らしい作品が生まれる
辛さや苦しみは芸術の種
苦しい時に助けてくれるのが芸術
そして芸術に触れると人の気持ちも分かるようになる」とのこと。
また、他人を理解することと自分を理解することは深く関わっている
よく自分探しで旅に出ると、本当に自分が分かるけれど、それは他人と会うから。
他人が自分を写す鏡で、他人と出会うことで自分の中に発見や気づきが生まれる。
そして自分を知ることが幸せの近道で、自分を受け入れれば良い。
自分に不満があると幸せにはなれない
「自分で良かった」と思えれば幸せなのだそうです。
そして、マイナスをプラスに変換する力が、人の脳にはある とのことです。
睦稔さんの版画が好きで、小さな版画を1枚買った時に、この講演のチラシを見つけました
昔テレビで見た棟方志功さんの版画の彫り方と睦稔さんの彫り方がそっくりで、神が降りてきた的な物凄い集中力でびっくりしたのを覚えています。(版画家の方たちはみんなああいう風に彫るのかな?)
この人いいな・・と思っていた日曜美術館の井浦新さんは、優しい人なんだろうな・・という素敵な印象でした。
ためになる時間でした。
Posted by Tree at
19:23
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