沖縄の空から降ル言葉

  

  

  

  

  

辻仁成さんの料理本を買った。

フランスで暮らしながら小説を書き、
息子さんを育てていて
最近、南仏の方に家を借りた（買った？）ご様子。

料理が上手だな・・と思い、
インスタをフォローした。

ブログなどの言葉もとてもいいな、と思ったことがある。
（作家なので当たり前ではあるけれど）

パリで暮らしているところが何とも羨ましい・・

昔はバンドをやっていた辻さん。
歌詞が小説になり、
日本からフランスへ
才能があったんだなぁ・・と思う。

息子さんにとても愛情を注いでいて
彼に向けた言葉もこの料理本に収められている。

「冷静と情熱のあいだ」以来、小説を読んでいないけれど
また読んでみようかな・・と思う。




  

  

  

  

愛は河だという人がいる
若くて柔らかい芽をのみこんでしまう河だと

愛は鋭い刃物だと言う人がいる
魂から血を奪い去る刃だと

愛は飢えだと言う人がいる
満たされる事のない渇望だと

私は愛は花だと思う

そして、その大切な種があなた

傷つくことを恐れている心
そんな心では楽しく踊ることはできない

目覚めることを恐れている心
夢ではチャンスは掴めない

誰も受け容れられない人
それでは与える喜びを知ることはできない

そして、死ぬことを恐れている魂
それでは生きることの意味を学べない

夜が切なく寂しくなった時

そして、道があまりにも長すぎると感じた時

また、愛は幸運で強い人間にしかやってこないと思った時

思い出してほしい。

厳しい冬の深い雪の下には
暖かい太陽の愛を浴びるための種があり
春には薔薇の花を咲かせようとしていることを・・・