沖縄の空から降ル言葉

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

作家の原田マハさんの講演会に行ってきました。
アートを題材に小説を書いている方で、
面白そうだから読んでみたいな・・と思っていたので、
講演会があると知り、行ってみました。
やはり面白い方でした。

アート、映画、本に興味があり、運命的な流れで作家になられた感じでした。
お父様が美術書の営業をされていたそうで、家の書棚には美術に関する本がいっぱいで幼い頃からそれを見ていたと。
観たい映画はだいたいご両親が連れて行ってくれて、
読みたい本は買ってくれたと仰っていました。

やはり環境が人を創るのでしょうか、そういう環境を選んで生まれてくるのでしょうか。

錦織圭君も、お父さんがハワイへ行った時のお土産がラケットで
それからテニスを始めたという話を思い出しました。

買ってきたからなのか、買ってくる運命だったのか。

とにかくそうなるようにできている、ような気がします。

沖縄に縁がある方で、「カフーを待ちわびて」という本があり、
この本ができるまでのエピソードが面白かったです

編集者の方に「沖縄に面白い女性（起業家）がいるから会いにいきませんか？」と言われ、何となく行った方がいいような気がして自腹で行ったら

その女性の話が面白く、その女性に「やんばるへ行ってみたら？」と言われ、やんばるへ行ったら、
そこで出会った漁師さんに、「伊是名島のダイバーショップに行ってみて、明日。」と言われ、

行ってみたら、お店のシャッターが閉まっていて、
どういうことなのか？と思いながら海へ行ったら、

浜辺を散歩しているおじさんと出会い、犬の名前を聞いたら「カフー」と言われたと。

「カフー」は幸福、果報という意味があるのを知り、そこからストーリーが浮かんだそうです。

犬の名前がジョンとかポチだったら、思い浮かばなかっただろうと仰っていました。

何かに導かれるように、ということもあるんだな・・と思いました。

そうなるようにできている、のかな・・