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2022年07月26日

テルアビブ



今日のスコールの後、
高台から降りてゆく道路を走っていたら、
街が夕陽の光を受けて少しセピア色に染まっていた。

初めて行った時のイスラエルの首都テルアビブの街並みに似て見えた。

車を降りて写真を撮りたかったけれど
橋の上だったので停車するわけにもいかず、断念した。

またあの街を見たい。

地中海沿いの散歩道を歩いて撮った一枚。

人物を撮るとその人の持つ雰囲気が写真に映る。

イスラエルは優しい人が多かった。

またいつか、

あの国へ行きたい。










  


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2020年09月10日

心の中にある国





何か行き詰った時に、行きたいな・・と思うのは

フランスとイスラエル。

どちらかに住みたい。

行けただけでもありがたいことだけれど・・

できれば少し住んでみたい。






















  


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2018年04月05日

Thank you , jerusalem.



短い旅だったけれど、深い体験をしたような、
聖地エルサレム旧市街でのたった1日の時間が、
心のベースとなるところに暖かい力をくれたような、
そんな気づきのある旅でした。

帰国後、インスタで世界の人からのリアクションがあり、
イスラエルの人たちはもちろん、
パレスチナの人、ガザ地区に住む人などとも繋がりました。

イスラエルの人たちの写真が素敵で楽し気なものに対し、
パレスチナの人たちの写真や動画は、
戦闘シーンや目を覆いたくなるようなものばかり・・です。

みんなが平和な写真をアップできるような世界になるといいな、と、
心から思います。

インスタグラムinstagram → tree6551







  


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2018年04月02日

PIANO@STATION



イスラエルは、駅にピアノが置いてあります。

ここだけかな?と思ったら、また別の駅にも。

相方に「イスラエルはピアノが名産なの?」と聞くと、
「ピアノの産地は北朝鮮。」との返事。

夜、列車から降りて出口の方へ歩いていると、
ピアノの響きが・・・

あ、と思ったら、男性がピアノを弾いている。

夜、この時間になるとあの人が弾きに来てくれるのかな・・?
と思いながら、

寒い夜に響き渡る美しいピアノの音色に癒されながら、
静かに道を歩いた。

駅はせわしないからピアノを置いて、誰でも弾けるようにして駅のBGMにしているそうです。



粋な演出。


  


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2018年04月01日





  


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2018年03月24日




Open the door .




  


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2018年03月04日

嘆きの壁で・・・



ユダヤ教最大の聖地「嘆きの壁」。
アラビア語では「涙の場所」。

嘆きの壁は男女に分かれている。
セキュリティチェックを通り、女性側の壁に向かう。

もともとは神殿の崩壊後、ユダヤ人は年に1度許可されている来訪の度、
帰郷の夢を抱きつつここで祈るようになった。

壁の石の隙間に詰まっているのは、人々の悲願を記した紙切れ。

夜になると石の間にたまった夜露が、壁に生えるヒソプの草を伝って落ちてくる。

それが、涙を流すユダヤ人の姿を映しているようであり、
いつの頃からか「嘆きの壁」と呼ばれるようになったそう。

また、神の霊が白い鳩に姿を変え、祈り続けるユダヤ人とともに嘆いたとも言われている。

若くて綺麗な女の子たちも泣きながらタルムードを読み、
壁に頭を持たれながら、涙を流し嘆きつつ祈っていた。

この土地の歴史を想い泣いているようだけれど、自分のことも少しはあるのかな・・?と思った。
いろんな思いがない交ぜになってこの壁の前に立つと溢れ出てくるのかな・・と。

何世紀にも渡って紛争などで、壊れかけそうになった象牙色の高い壁。
割れ目があったり裂け目があったりするけれど、
でもどこか優し気なベージュの色合いが想いを包み込んでくれるようなこの壁があるというだけで、少しでも心が軽くなるのなら、
たとえ神が沈黙していたとしても、人は浄化されていくに違いないと感じた。

神を想い、この聖地や人々の平和を願うことで、自分自身が浄化されていくのだろう・・

眼前に姿は現れなくても、こうして人々が癒されていく事実、神に祈ることで心が浄化されていくという事実が、
神の威力だろうな・・・と思った。

空いたスペースに入り、みんなと同じように壁に向かって目を閉じた。
やはり世界平和を想う。

旧市街ですれ違った黒い帽子とスーツ姿のユダヤ教の紳士たち、
キッパを被ったかわいらしい男の子、
家族を大切にしていそうなブルカを被ったムスリムの親子、
マシンガンを持って歩いていた若い男女の兵士たち(イスラエルは女の子も徴兵制があります)

人種と宗教が入り混じったこの地の光景を目にして、
古くからの中東問題のことを考えるとやはり気持ちは自ずと世界平和の方向へ向かう。

楽しそうに暮らしているイスラエルの人たち、
そしてパレスチナ側の人たちにも平等に平和の中で暮らし続けてほしいな・・と思う。

これだけ素晴らしい世界遺産があるのだから、
イエスが降誕した聖なる土地なのだから、争いはやめてほしい。

パリ同時多発テロの時、壁はトリコロールにライトアップされたそう。

みんな考えていることは同じ。

旧市街はアパートメントになっている部分があって、住んでいる人たちがいた。
昔は司祭様たちが住んでいたようだけれど、今もそうなのかな?
夕方になって玄関の小窓に明かりが灯り、なにか暖かく楽しげな雰囲気が伝わってきた。
幸せとはこういうことだろう・・。



  


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2018年03月02日

別行動。



「そっちはパレスチナ寄りになって危ないから、私は行かない。あなたは自由人過ぎる。」と相方に言われ、
「だって、ここまで来たなら大丈夫。行けるよ。好奇心は止められない。
私、生まれ変わったら、世界ふしぎ発見のミステリーハンターになりたいくらいだから。」
「あなたにはムリだよ。高所恐怖症だから。だいたい番組が続いてない。」と一蹴され、相方と別行動となる。


1時間後に待ち合わせをし、一人、エルサレム旧市街を歩く。

エルサレムストーンと呼ばれる石造りの優し気なベージュの空間の中を歩くと、礼拝堂かな?と思うところがあり、
小さな入口があったので入ってみた。

そこには聖母マリアが祀られていて、テーブル2つに年配の女性がお土産を置いて座っている。

奥に聖母マリアの絵が飾られていて、
一人の女性が泣きながら、そのマリア様にキスをして祈りを捧げていた。香を手向けながら・・。

私も香を手向けながら目を閉じて少し祈った。

6~8畳ほどの小さな空間。

なんとなくその室内の印象は“赤”だった。

マリア様をこよなく愛する誰かの部屋のような、隠れ家的なひっそりとした佇まいだった。




歩き進めると、一人の男の子がヘン顔をして私に近づいてきた。
地球の歩き方に「旧市街では子供にからかわれるので注意。」みたいなことが書いてあったので、このことかな?(笑)と思った。

もっと歩くと、キッパを被った小さな男の子が、ペットボトルを蹴ってサッカーをしていた。
そのペットボトルが私の方に転がってきたので、蹴り返す。
にこにこしていたので、少しだけサッカーをした。(笑)
中田英寿さんが、サッカーに国境はないと言いながら、
サッカーボールをいろんな国の子供たちに配っていたのを思い出しながら、昼下がりの旧市街を歩いた。

  


Posted by Tree at 13:25Comments(0)エルサレム

2018年02月27日

教会の中で感じたこと。



この聖墳墓教会の入口に入るまでは、
あれほどの凄い世界が広がっているとは、想像していなかった。

この教会に居た時間の中で、感じたことは、
人智を遥かに超えた、神の威力、
そしてその存在は、本当にあるな・・・と
はっきり、感じたこと。

イエス・キリストが成し遂げた偉大さが、この聖堂の中に居ると
ずっしりと迫ってくるように伝わってくること。

もしも、この建築様式で同じ装飾を施した教会を
どこかに建てたとしても、その凄みとこの感覚は出ないだろうな・・と思ったこと。

やはりこの場所で、
昇天された場所だったからこその神の御業だと思う。





今でも鮮明に思い出せるのは、ちょうどこの角度からの光景。
ここに並んでいる時に、この教会の圧倒的なダイナミズムを肌で感じた。


  


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2018年02月26日

聖母マリアの祭壇



聖母マリアがイエスの亡骸を受け取った場所にあった祭壇。

我が子の、壮絶な受難の姿、そしてその時間、
どんな心境で見つめていただろう・・・・?

慈愛の源泉ともなる強さがあったのだろうか・・・

大理石に刻み込まれたヘブライ語が、なぜかとてもカッコ良く見えた。


  


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2018年02月25日

イエス・キリストの祭壇の中へ



イエス・キリストを祀った祭壇。
中に大人2~3人が入れるほどの小さな空間がある。
1時間位並んで、その中に入った。

そこは、イエス・キリストの墓石が祀られている場所。

入った瞬間に、自然に涙が出てきた。

そこも、天使たちや美しい装飾で囲まれていた・・・。




  


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2018年02月23日

教会の最高峰



清冽な空気

漂う神秘性

荘厳な気配

まさに特別な場所






  


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2018年02月20日

聖墳墓教会



エルサレム旧市街に建つ聖墳墓教会
イエス・キリストが磔刑になったゴルゴタの丘の上に建つ。
入った瞬間に、空気が変わった。

入口正面に、畳ほどの大きさの大理石板があり、
十字架から降ろされたイエスの聖骸に香油を塗った場所として、
参拝者がこの大理石板にキスをして祈りを捧げていた。

ここに入った瞬間に、
「ここは、キリスト教徒でなければ来てはいけない場所だな・・・」
と率直に思った。

微細な装飾、美しいモザイク画

丁寧に創り上げられた祭壇

すべてに作り手の魂が込められている。

これ以上ない、といえるほどの凄みとダイナミズムに

ただただ、圧倒された。




  


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2018年02月19日

VIA DOLOROSA

ヴィア・ドロローサ
(悲しみの道)



イエス・キリストが十字架を背負って歩いた道



途中、聖母マリアと出会う。

何を思いながら、ゴルゴタの丘へ向かっていったのだろう・・・。






  


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2018年02月14日

エルサレムの光



聖地エルサレムへ。

車窓から流れる朗らかな風景。
途中の駅で45分待ち。
乗り換えてエルサレムへ。
しだいに景色が荒涼としてきて(それでも木があったり、梅のような白い花が咲いていたり。桜は咲くそうです。)

こんな山の上にエルサレムはあるんだな・・と思いながら、
列車で山を登る。



のどかな風景を見ながら、イエス・キリストも母であるマリア様とこの場所で楽しい幼少期を過ごしたのかな・・?(そんな穏やかな時間があったのかな?)となんとなく想った。

そして、どうして「イスラエル」だったんだろう?とも・・。
イエス・キリストの降誕がどうして中東のエルサレムだったんだろう?と。
ブッダのインドもそうだけれど、やはりこの地であることに意味があったんだろうなと考えた。
地形的に西洋に伝播し易いからかな?とか、受け容れられ易いからかな?とか。
考えてもよく分からないことではあるのですが・・


駅からバス、そして路面電車で、やっと着いたエルサレム旧市街です。



  


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2018年02月13日

イスラエルの街並み












イスラエルへ行くなら、夏がいいかも・・・






  


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2018年02月12日

聖ペテロ教会



いつも沖縄で見ている海、太平洋や東シナ海が、今は地中海なんだな・・と思うと感慨深く、何人ものイスラエルの人たちとすれ違いながら、石畳で舗装された海岸通りを歩く。

雨上がりの地中海はモスグリーンに澄んでいた。
少し荒れている波間を縫うように、サーファーたちが大勢戯れていた。

なんとなくいつもと違う潮風とサンセットに近づく時間帯の夕景を1セットにして、この時間を、中東への旅の記憶の一つとして、自分の中に保存した。

みんなが歩いていく方向へ
海沿いにあった聖ペテロ教会へ。

大きな教会。

オープンな雰囲気で参拝者を出迎える扉
外の賑わいとは別世界のように静まり返る背の高い聖堂。
みんな吸い込まれるようにその静寂の中へ入って行った。

ヤッフォはナポレオンがエジプト攻略に成功し、パレスチナに侵攻した際、占領したという土地。
ペストが流行し、ナポレオンは患った兵士を見捨てたのだけれど、
介抱している絵を描かせて、ルーブル美術館に展示させたというガイドのエピソードを通りすがりに聞きながら、ナポレオンをちょっと嫌いになる。

辺り一面がトーンダウンし、暗くなってきた頃、
アラビア語の独特なリズムの音楽がどこからとなく流れてきて
異国情緒がピークに達してきたところでホテルへ戻るバスに乗った。









  


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2018年02月09日

中東はセピア色



テルアビブのホテルを出て、散歩した。

公園から地中海を眺めていたら、
ウォーキング中の年配の女性が
「私の助けが必要ですか?」と
フランスの地下鉄構内で近づいてきてくれた綺麗な女性と全く同じ台詞で
話しかけて来て下さったので、
「はい。」と、お言葉に甘える。
「タクシーをつかまえたい」旨を伝えると、広い通りに出ることと、
ホテルの前に停まっていると教えてくれた。

その後、タクシーでヤッフォの旧市街へ。






明らかに街並みが変わり、風情あるというか味のある通りへ







ブーゲンビレアも咲いていました。







  


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2018年02月08日

どうしてエルサレム?



どうしてエルサレムだったか?というと・・・

何年か前に、池上彰さんがTVで中継をされていて、
その景色を見た時、「何これ?どこ!?」と、釘付けになりました。
「エルサレムから中継しています。」と仰って、
ここがエルサレムなんだ・・・と知り、
行ってみたいな・・と思っていました。

そしてもっとずっと前に、
メル・ギブソン監督の「パッション」という映画を観ていて、
感銘を受けていました。
その後、映画「マリア」なども観たりして・・。

教会の静謐さと浄化されるようなあの空間も好きです。

中東は遠いけれど、魅力的でした。

  


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2018年02月07日

テルアビブに到着



早朝に到着したテルアビブ、ベングリオン空港。
テルアビブは「春の丘」という意味。

2階から外に出て、しばらく景色を眺めた。
冬なので、少し冷たい風が清々しく頬を撫でる。

ゆるやかにたなびくイスラエルの国旗を見た時、
本当に来たんだな・・・と実感。

整列に植えられた大きなヤシの木と石造りの塀の連なりが、
中東らしさを漂わせていた。

この日は安息日なので鉄道などは夕方まで機能しないため、タクシーでホテルへ向かう。

何車線もある広い高速道路を猛スピードで飛ばすタクシー。
ちょっと怖かったけれど、行く道の景色はゆったり。
「あれ?なんか地元?」と思えるような(私の地元は田舎なので)、
のどかで蜜柑畑が多く牧歌的な風景が広がる・・・。


穏やかだな・・・と思いながらタクシーを降りる。

(テルアビブの街中はそこそこの都会でした。)

早朝にも関わらず、チェックインさせてくれたホテルの方に感謝。



  


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