『ゼロ秒思考』を読んで変わったブログのやりがい
『ゼロ秒思考』を読んで変わったブログのやりがい
『ゼロ秒思考』とは…
マッキンゼー出身の赤羽雄二氏が、ビジネスにおいて圧倒的なパフォーマンスを出す為の思考方法について言及された1冊だ。
過去にはベストセラーになり、書店で平積みにされているのを見たことがある人も多いのではないか。
そんな本書を久々に読み直して感じたことについて触れてみたい。
まず、大前提として本書の重要ポイントだけ押さえておく。
ビジネスで大切なことは、常にアンテナを張り巡らせて以下のような情報を押さえておくことだ。
- 目標に対する自分の進捗状況や社内における他部署の動向
- マーケットや顧客の関心の変化
- 競合他社などの環境変化
これらの情報をしっかりと押さえておくことが、いつなんどきどんな依頼がきても、瞬時に対応できる準備となるのだ。
つまり、「ゼロ秒思考」とは、依頼されてから考えるのではなく、依頼がきた時点で、自分の脳内ストックから即座に回答を導き出すという方法なのである。
さて、この「ゼロ秒思考」の具体的な訓練方法として、本書では「1日10枚のメモを書け」ということが主張されている。
1枚のメモに書く内容は、
- タイトル
- 日付
- 自分の考え3~4行
必要なアクションはたったそれだけだ。
このアウトプットを継続することによって
- 頭の中が整理される
- 心配事がなくなる
- メモを見返すことで自信になる
結果、「ゼロ秒思考」の習得につながるというわけだ。
このシンプルさ故、本書は長い期間にわたってファンを獲得しているのではないかと思う。
しかし、僕は思う。まさに、これはブログではないかと。
著者はA4用紙を推奨しているが、アウトプットの方法に捉われる必要はないと思う。
もちろん、自分が既に「ゼロ秒思考」を習得しているというつもりは毛頭ないが、自身でブログ更新をする中で、「ゼロ秒思考」で得られる感覚に近いものは実感している。
これまでは、僕にとってのブログは思考力や言語力を高めることや、備忘録という感覚を持っていたが、今回、ここに即断・即決の為のアンテナを強化するという新しい要素が加わった。
やりことを特に変えるつもりはないが、目的が増えると、何かしらの変化が出てくるかもしれない。そんなことも期待しつつ、僕なりの「ゼロ秒思考」の訓練をしていきたい。