福井・中3殺害の再審決定 有罪根拠の証言は「警察が誘導疑い」
毎日新聞
2024/10/23 17:45(最終更新 10/23 19:00)
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福井市で1986年、中学3年の女子生徒(当時15歳)が殺害された事件の第2次再審請求で、名古屋高裁金沢支部は23日、殺人罪で懲役7年が確定して服役した前川彰司さん(59)について、やり直しの裁判(再審)を認める決定を出した。山田耕司裁判長は有罪とする根拠となった関係者証言の信用性を否定。「捜査機関による誘導など不当な働きかけがあった疑いがある」と述べた。
この事件で前川さんは一貫して関与を否定していた。1、2審で有罪・無罪の判断が分かれ、第1次再審請求でも再審可否の結論が変わるといった複雑な経過をたどっている。
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