【ニューヨーク草野和彦】国連安全保障理事会は18日、外相会合を開催し、シリア内戦の政治的解決に向けた行程表を支持する決議案を全会一致で採択した。来月初めを目標に、国連の仲介でアサド政権と反体制派との交渉に着手▽6カ月以内の移行統治機構の設立と新憲法起草▽18カ月以内の選挙実施−−が柱だ。シリア内戦で政治的解決に焦点を絞った安保理決議は初めて。
決議は、最大の焦点となっているアサド大統領の処遇には触れていない。また、決議違反があった場合に制裁を科すことを可能にする国連憲章7章への言及もなく、行程表の実現には大きな困難が予想される。
この記事は有料記事です。
残り537文字(全文805文字)
あわせて読みたい
' +
'
' +
'' + csvData[i][2] + '
' + '' +
'' + listDate + '' +
'
' +
'