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ビーチサイドの人魚姫

俊樹

2019年9月Nikon D700で一眼レフデビュー。カメラは独学。2020年4月、Nikon D810へアップグレード。いつか写真展を開く為、日々精進。勿論、詩、小説、エッセイ、作詞は継続中。2021年夏、Nikon Z7Ⅱへと更にアップグレード。2022年10月、3回目の心臓手術に耐え抜き現在に至る。2023年8月ペースメーカー植え込み。

Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/10秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 黒海と繋がるアゾフ海に面した港湾都市として栄えたマリウポリ。観光地としても有名で、年間を通して数多くの観光客が訪れる美しい街であった。ロシア軍の軍事侵攻によって、現在は以前の面影を残す事もなく、ロシア軍の無差別攻撃により街は瓦礫の山と化し、見るも無惨な姿に変貌してしまった。 ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始してから既に約2ヶ月余り...

Nikon D700,Mモード,WB晴天,ISO2500,SS1/50,VR24-150mm f/4G。新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックの開催が危ぶまれている一日も早いウイルスの感染が収束するよう自由の女神に祈りを捧げましょう※現在、この地球上で最も安全と思われるのは南極大陸くらいのものだろう。世界中をパンデミックに陥れた新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大は発生から数ヶ月経った今でも留まることを知らず日々ニュースの中心に居座っ...

台風19号の被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。そして被災地に一日も早い復旧と平穏な日々が訪れますように…。 東海から関東甲信、東北に至る広範囲にかけて未曽有の大雨を降らせ各地に河川の氾濫、堤防の決壊を齎し甚大な被害を与えるなど、これまでに類を見ない正にモンスター級の台風19号(ハギビス)。私も今回に限ってはかなり神経質になった。瞬間最大風速60mの暴風がもし吹き荒れたら古い木造、しかも家の...

  先ずは皆さま、暑中御見舞い申し上げます。 猛暑、酷暑、そして烈暑と外出するのも躊躇うような殺人的な暑さが連日続き、埼玉県熊谷市では観測史上最高気温の41.1℃を記録するなど、日本列島各地が灼熱地獄と化している。僅か1週間に熱中症で救急搬送された人が全国で2万2千人を超え、そのうち死亡者が65人にも及んでいると言う。まさにこれは災害ならぬ炎害であり、熱中症時代の幕開けとも言えるだろう。 この猛暑は日...

 都市部に於ける地震対策が旧態依然とした現状を裏付ける形となった、大阪北部地震。地震の発生が最も混雑する通勤・通学の時間帯という不運も重なり、各駅の周辺では次々と人の波が押し寄せ、大混乱を招いた。緊急停止したエレベーターに閉じ込められた人の数は300人を超え、狭い空間で恐怖に慄く時間を体験する事となった。 鉄道や高速道路などの交通網が広範囲でマヒし、膨大な数の人の移動に影響が出るなど、ガス・水道の...

 東京は季節外れのなごり雪が似合う。イルカの曲ではないが、先日降った雪はそんな生易しいものではなかった。発達した南岸低気圧と寒波の影響で、東京の都心で23cmの積雪を観測。雪の勢いが強まった時間帯と家路へと急ぐ人々の帰宅時間が重なったため、各地の駅構内は大混雑となった。 気象庁や私たちもこれほどの大雪になるとは予想外だった。空・鉄道・道路などの交通網は軒並み大幅の遅れや運休に追い込まれ、帰宅困難者が...

 7月26日未明、神奈川県相模原市の障害者施設『津久井やまゆり園』で起きた障害者殺傷事件は海外メディアもトップニュースで報道するなど、この殺人事件に対する関心の高さを伺わせているが、世界で最も安全な国と言われる犯罪率の比較的低い日本で、一人の男の手によって19人の命が奪われ26人が重軽傷を負うなど、戦後最悪の大量殺人事件が起きた事による驚きと戸惑いの声が届いている。 銃社会の米国では、銃乱射による...

 世界の音楽シーンに多大な影響と輝かしい足跡を残して来たロック・シンガーで俳優のデビッド・ボウイさん(69)が10日、がんとの闘病の末その生涯を閉じた。音楽関係のみならず各界から彼の死について惜別の言葉が続々と届いている。 1970年代初頭に登場したグラムロックは、当時のミュージシャンや若者に絶大な影響を与え、ひとつのロックスタイルを確率したと言えるだろう。その中心的人物こそがデビッド・ボウイであ...

 つい最近まで連日ニュースやワイドショーなどで放送されていた日本年金機構の個人情報流出問題であるが、その全体像が明らかになるにつれて、機構側による情報管理のずさんな対応や初期動作の不手際が浮き彫りになっている。  なにゆえ125万件にも及ぶ膨大な個人情報が流出するに至ったのか、適切な対応を施していれば被害拡大は免れた筈である。私が以前お世話になっていた某システム社ではISMS(情報セキュリティシス...

 全国民の願いも虚しく、ジャーナリストの後藤健二さんがイスラム国を名乗る者の手によって殺害されてしまった。2月1日の早朝(日本時間)ネット上にその映像は世界(日本)に向けて配信された。黒装束に身を纏い、自らを「ジハーデイ(聖戦士)」と名乗る男は、鋭い刃物を振り翳しながらカメラに向かい日本政府に対し声明文を声高らかに読み上げた。 その内容は安倍首相を名指しするなど過激な文面で構成されており、後藤さん...

 バラバラと激しい音を立てて無数の噴石が情け容赦なく降り注ぐ。極限状態に追い込まれたその中を逃げ惑う多くの登山者たち。山頂付近の山小屋に避難し身を寄せ合って噴火が収まるのをじっと待つも、立ち込める灰色の噴煙で辺は暗闇に包まれ視界は殆ど遮られた。火山灰と噴石の雨は止むことを知らず激しさを増して降り続ける…。 携帯を取り出し家族や友人にメールを送る人々…。「お母さん、ごめんね」それは死を覚悟した最後の言...

 日本国内では実に約70年ぶりとなるデング熱の感染が巷を騒がせている。厚労省発表によると、現時点での感染者は34人となり、今後更に感染者は増えるものと思われる。国内感染は、東京、埼玉、新潟、千葉、大阪、山梨、青森、愛媛と全国に拡大しつつある。患者の殆どは代々木公園やその周辺を訪れていた時に感染したようだ。 既にご存知のようにデング熱は『蚊』を媒介として感染して行く。おそらく最初の感染者は国外でウイ...

 分離独立を巡って政府軍と親ロシア派の間で対立が激化しているウクライナ。動乱の半島、クルミアの領有問題が発端となり、深刻化する政情不安が思いもよらぬ悲劇を招いてしまった――。去る17日、耳を疑いたくなる様な、俄かに信じ難いニュースが世界を揺るがした。 マレーシア航空のボーイング777型機が何者かのミサイルによって撃墜される…。この衝撃的なニュースは瞬く間に世界を駆け巡った。事件発生当初はエンジントラ...

 巷に溢れ返る脱法ハーブは、いとも簡単に子どもでさえ手に出来そうなほど身近な存在となっており、この合法ドラッグを巡って年々事件・事故が多発している。 これについて法の整備が追い付かず、対応は終始後手後手で終わり、早急な法整備による取締りが急務となっている。 先日24日に池袋の繁華街で起きた「暴走車事件」では、歩行者7人が車に跳ねられ重軽傷を負い、中国人女性の林雪琴さん(30)が死亡すると言う痛まし...

 GWも終盤に差し掛かった5月5日、早朝5時を少し回った頃、伊豆大島近海を震源とするM6の地震が発生。都心の千代田区では最大震度5弱を観測し、東日本大震災が発生した3年前の3.11以来の強い地震となった。 地震が発生したその時間、私は珍しく少し早めの朝食を摂っていた。最初に揺れを感じた時は震度2程度の軽いものであったが、揺れが収まったその数十秒後に下からドスンと突き上げるような揺れがあり、棚から物...

 今月3日、千葉県柏市で起こった「連続通り魔事件」は、容疑者と見られる男「竹井聖寿(24)」が逮捕された事で急展開をみせ、事件発生現場となった柏市の住宅街に安堵の色が広がり平穏な日常生活が戻りつつある。 逮捕の決め手となったのは防犯カメラやDNA鑑定によるもので、コンビニや逃走ルートの割り出しで掴んだ場所などに設置された防犯ビデオ等を徹底解析し、その結果事件発生から2日後と言うスピード逮捕に繋がっ...

 有名人の親を持つその家族は時と場合に寄ってかなり神経をすり減らす。成功している親の足を引っ張らぬよう毎日の気配りが欠かせない。それは親と子の立場が逆転しても同じ事であるが、一般の社会と違い、芸能界のようなスキャンダラスに充ちた世界に身を置くとそれは更に顕著となって現れる。 先日、タレントみのもんたさんの次男で日本テレビ社員の御法川雄斗(みのりかわゆうと)容疑者(31)が、不正入手したキャッシュカ...

 凶悪犯罪の低年齢化が問題視されるようになってから久しいが、10代の少年少女たちによる犯罪は後を絶たず、俄かに信じ難い耳を疑いたくなるような事件が増えて来ている。 先日の14日、広島県呉市で起きた「16歳少女死体遺棄事件」では、県警の捜査が進むに連れて事件の真相が少しずつ明らかになって来てはいるものの、依然として不可解な点が多く謎に包まれた部分が事件の全容解明を拒むように暗い影を落としている。 元...

 山開きを目前に控えた富士山、世界文化遺産登録の勢いも相まって、四方の山を見下ろしに各地から多くの登山客が押し寄せる気配である。 今年の山開きは世界遺産と言う、とてつもなく大きなお土産付きであり、普段よりも数倍バージョンアップしているだけに、富士山に祀られている女神である「木乃花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」もたいそうお喜びになっている事であろう。 先日、除外勧告を受けていた「三保の松原」であるが、...

 冬から春へと装いを変えた爽やかな風を縫って多くのアスリートたちがゴールを目指していた。気温14℃、雲一つ見当たらない晴天、走るには絶好のマラソン日和だった。 マラソンを愛する者であれば、一度は走ってみたいと思うほど、このボストン・マラソンは数ある大会の中で最も歴史の古いマラソン大会である。が然し誰もが参加出来る訳ではなく、過去のレース記録によるハードルが年齢枠ごとに高く定められており、良い記録を...