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ビーチサイドの人魚姫

俊樹

2019年9月Nikon D700で一眼レフデビュー。カメラは独学。2020年4月、Nikon D810へアップグレード。いつか写真展を開く為、日々精進。勿論、詩、小説、エッセイ、作詞は継続中。2021年夏、Nikon Z7Ⅱへと更にアップグレード。2022年10月、3回目の心臓手術に耐え抜き現在に至る。2023年8月ペースメーカー植え込み。

恋も未練もみな捨て去ればいつかあなたを忘れるかしら移ろう季節に手を伸ばし届かぬ想いと知りつつ待った雨の季節が過ぎればきっとたたんだ傘に涙雨滲んだ恋は涙のせいね流れる雫と一緒に濡れて恋に溺れる魚になった泳ぎ方すら忘れて独り色づく季節にさよなら告げて咲けどみだるる花の雨ひとりよがりの恋だったあの日あなたの背中を見詰めせめてあなたの心に届く花になりたい咲かせたい例え命が枯れ果てても命燃え尽きるまで咲きま...

Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/10秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 行方知れずの恋心川面に揺れて流されて破り捨てても戻されるあなた恋しや隅田川橋のたもとに立ち尽くす一夜限りの恋ならば他人の体に身を任す波の灯りに照らされて浮世の風に流される馬鹿な女の独り言揺れる心にあなたの影が今夜も映る刹那の川に想いの欠片を流します 隅田川のクルーズ船を撮影した後、中央大橋を新川方面に渡り、隅田川テラスを散策しながら...

Nikon D700,ISO1250,SS/1/80,WB晴天,f/4.5,焦点距離24mm(銀座4丁目辺り)。暖簾くぐればいつもの席にあなたの背中が待っているそんな気がして立ち寄った凍える風が泣く夜は温もり欲しさに未練酒噂ばかりが気になって眠れぬ夜を過ごしたの夜の帳に誘われて見知らぬ人と添い寝する憎いあなたは夢の中言葉少なに去る背中追い掛け見詰めて手を伸ばす届く事などなかったわ運の悪さを嘆いても酒が惑わす儚い恋よあ~あ 路地で拾った恋な...

作詞 10

夜の蝶。

蝶よ花よと煽てられ 幾つも嘘を呑み込んだグラスの数だけ男がいれば 噂の数だけ泣く女手首の傷は癒せても 心に残った傷跡は涙が枯れても 癒せないネオンひしめく夜の街 行き交う人の流れに任せ酔った足取りあてもなく 拾った恋の後始末夜の闇を舞う蝶は 羽を休める場所求め夢の谷間で 眠りにつくの甘い蜜と恋の花咲くネオン街 毒に気付かぬ悲しい蝶はそれでも休まず羽ばたくの ひらりひらひら わたしの蝶を あなたの肩...

せめて せめて もう一度だけ愛のワルツを 奏でてよだから だから もう少しだけ恋のワインで 酔わせてよ夜露に濡れた窓ガラス  指でそっとなぞってみたのあなたの名前が滲む夜  震える指先月灯り書いては消して ため息ばかり過去の人なら忘れもするが  止むに止まれぬこの想い抱きしめてとは 言えないけれど素直になれない女の意地が  冷めた心に煽り酒だから だから もう一度だけ愛のワルツを 奏でてよせめて せめ...

作詞 9

面影花火。

夜空を焦がして 舞い散る想いたわむれ花火に 身をまかせ浴衣の紐を ほどいたの痛いほど突き刺す あなたの眼差し忘れることなど なかったわけれどあなたは 遠い遠い空の果て面影花火に 涙がにじむ見上げるわたしと 見下ろすあなた二人の間に 極彩色の雨が降る夜空に消えゆく あなたの姿追い掛けて 縋り付きたい この想いわたしに 懺悔の抱擁 くれますかけれどあなたは 過去の人面影花火が 空に舞うヒュルル ヒュル...

声を 殺して 見上げた空に流れる 涙の せいかしらぼんやり にじむ お月さま両手 合わせて 瞳を閉じるゆるしてください お母様幼い 心の 願い事丸い 笑顔の お月さまお母様には 内緒にしてね光も 届かぬ 暗闇で勉強机が 一人ぼっちで 泣いていた宿題 書かなきゃ 叩かれて今日の ゆうげは お預けよやさしく きれいな お月さまわたしの代わりに 泣いてるの守りきれない お約束わたしをたくさん 責め立てる...

傷つき壊れかけた この恋をお酒と一緒に 飲み干したあなたの残り香 ただよう夜に止まらぬ涙を 隠すため嘘と本音が 交わる夜にかわした約束 夢に見る震える指先 あなたの背中縋り付きたい 恋あざみあああ~ 咲かせてならぬ 恋の花あなたの吐息が 近すぎるあああ~ だめよ 蕾に触れないで咲いてはならない 恋あざみあああ~ この恋が 色褪せぬようあなたの面影 夢に咲く...

ハマの酒場に 未練を残し酔ったふりして 泣きつくす夢にやぶれた 女がひとり空のグラスに 想いがにじむアアア~ ここは横浜 愛がかすむ街たどり着いたら 雨の街やぶれた傘なら 捨てましょかいっそ 濡れて 生きるなら潮風 抱いて 眠りたいアアア~ ここは横浜 夢がにじむ街海の青さが まぶしくてどこまで沈めば 気が済むの白いカモメは ゆりかごでさえずり眠る 子守唄アアア~ ここは横浜 恋がたたずむ街...

降りしきる 雨の中を靴音響かせ 駆け抜けた水たまりに 弾ける想いヒールの底に乱れた心を 忍ばせながらビルの谷間で 時間が溶けてあなたの影が まといつくヘッドライトが 悲しげに二人の影を 映し出す止まらぬ車と あなたの背中夜の帳に 包まれる捨て台詞 一つ残せず無常の雨に さえぎられ通り過ぎるは 面影ばかりだから レインコートにkissの雨降って降って 降り止まぬ雨だれ模様のkissの雨濡れて滲んだ 心が溶け...

君は 忘れられない僕の人ポニーテールが よく似合う白いうなじを 見せてくれ笑った口もと 白い歯キラリ忘れられない 僕の人くちびる囁く 愛の歌だめよ だめだめ僕の人赤いリボンで 目隠しすれば小指に絡まる 愛の糸結んだ約束 解いておくれ忘れられない僕の人眠れぬ夜は 愛の歌囁く君は 僕の人長い髪を 束ねて眠る抱いて抱かれた 夜が降り朝を待つ君 涙に濡れた忘れられない僕の人歌っておくれよ 恋蓮花...

便り途絶えた あの娘は何処に風が運んだ うわさを聞けば想い出の小径流れるメロディー二人 口ずさんで歩いたね君の名前で 預けたボトル空になったら 戻っておいで想い出の酒場にたたずむ メロディー忘れる事など なかったようわさばかりを 追い掛けて見知らぬ街を さまよった君のうた声二人の メロディー探してここまで 来ちゃったよ二人のメロディー 流れるメロディー寄せては返す波のように想い出メロディー 君へのメロディー...

スポットライトが 熱い夜グラスの向こうに 貴方の笑顔見付けられたら 幸せよ覚えておいて 今宵の宴熱い視線に とろけるボディウォウォウォ 夜明けの投げkissイェイェイェ 今夜は返さない 握ったマイクに 滲む汗流れるビートが ボディを揺らす貴方の前なら 可愛い女演じてやっても いいかしらいつもの台詞で 口説いてよウォウォウォ 恋する胸騒ぎイェイェイェ 抱かれて眠りたい こぶし回せば 演歌の女王旅で拾った 恋ねぐら枕に滲む...

みなもを走る 小舟の跡を一羽のカモメが 追いすがる波間に消えゆく あなたの姿啼けど届かぬ 焦がれる想いさすらう風に 乗り遅れああ~ わたし 別れ涙の神田川空の青さは あなたの心映す鏡の いじらしさ揺れる小舟は はかない恋の波間を漂う 浮世花せめて咲かせて 散りたいけれどああ~ あなた 別れ涙の神田川うそと本音は 恋の味薄めたグラスは 過去の色隠したつもりが 解けて濡れる世渡り上手な あなたの前で揺れるみなもは わた...

作詞 8

夢色グラス。

港に降り立つあなたの影を追ってここまでやって来た寄り添うカモメは恋慕の証あなた気付いてくれますか沈む夕陽にさよなら告げてささやく灯りは恋しぐれ波止場の風に吹かれて眠る恋しいあなたは夢の中ひとりよがりの恋をして夢色グラスにあなたを注ぐひとり芝居の恋ならばいっそこの手で終わりにさせて...

カモメ横切る みなもの上に恋のしずくが 落ちました焦がれる心に 波紋が揺れてつかみそこねた あなたの笑顔あああ~ 恋に恋する神田川今日もひとり 立ち尽くす夢の続きを 見たくて今日も橋のたもとに もたれて待つわたったひとつの 約束だけど忘れるなんて 出来ないわあああ~ 恋と涙の神田川揺れる心に 波しぶきあああ~ むせび泣いてる神田川あなたの声が 木霊する...

浜の夜風が ネオンを 揺らす荒んだ心に 灯火点けて忘れたはずの 面影探し赤い電車に 揺られて眠るああー ここは日ノ出町あんたとあたしが出逢った街白いカモメが 夕陽に溶けて渡る運河の 波しぶき酔って交わした 約束いずこグラスに注ぐ 夢未練ああー ここは横浜涙に濡れる 伊勢佐木町霞む港の 明かりを追ってよせばいいのに 名前を呼べば背中合わせの 似た者同士帰らぬ女(ひと)のむせび泣きああー ここは日ノ出町あんたとあ...

作詞 28

恋吹雪。

わたし 哀しい 雪の精吹雪く 夜空を 舞い踊る凍える あなたに 降り注ぎ氷河の想い 恋吹雪白いブーケは 契の証溶けぬ心は 雪の晶失せる事なく 燿き続けあなたの空で 雪になるわたし やっぱり 雪の精諦めきれぬ 想いの果てに吹雪く心は 北から届きオーロラ奏でる 恋の精...

夜明けのリリーグラス片手に 朝を待つ眠れぬ夜更けに 飲み干す夢は遠い異国の 影法師夜明けのリリー異国の風に 震えて眠れば指で弾いた 未練の味がグラスの底に 霞んで見える夜明けのリリーバラのとげ刺す 心が痛い乾いたくちびる ウォッカに濡れて酔えぬ噂を 聞き流す夜明けのリリー夜明けのリリーグラス飲み干し 朝を待つ夜明けのリリー夜明けのリリー異国の風に 吹かれて眠れ...

作詞 22

恋化粧。

募る想いを 涙で隠しひとり恋路を 忍びゆく色付く葉陰は 紅色の微かに揺れる 恋化粧淡い想いが 夕陽に染まり待つ身の辛さが 影落とす知らぬ振りして 重ねた胸に嫉妬恋慕の 雨が降る叶わぬ恋と 知りつつも指輪外して 春を待つ今夜だけはと 寄り添いながらせめてこの恋 薄化粧...