コロナが5類に分類されマスクの着用も個人の判断に委ねる方針へと切り替わった。それに連れて巷ではマスク無しの姿が目立つようになって来ている。行動制限が解かれ、解放感溢れる新たな夏がスタートしたように思うが然し、コロナが消滅した訳ではない。専門家たちの声を聞けば既に第9波の入り口に差し掛かっているようだ。 このコロナに翻弄された約3年間ひたすら耐え忍ぶ生活を強いられ、社会生活の最も基本であるコミュニ...
Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/8秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 正月3が日は新型コロナの感染者も比較的少なく、各地の神社には初詣に訪れる人々で賑わっていた。私は少し時期をずらして1月17日に神田明神(神田神社)へ赴いた。参拝客も少なく撮影もスムーズに行う事が出来た。おそらく誰もが思っているであろう、コロナ収束を祈願し、マスクの要らない日常を待ち望んでいるに違いない…。 だが突きつけられる現実はそう甘...
Nikon D810,Mモード,WBオート,ISO125,SS/10(電子先幕シャッター),f/14 Nikkor 20mm F1.8G ED 首都圏1都3県に出ている緊急事態宣言は21日まで延長となったが、その2週間に科学的根拠はあるのだろうか?現在の状況から判断するに、僅か2週間余りで劇的に感染者数が減るとは到底思えない。聖火リレーが間もなく始まり、東京五輪開催に向けての政治的背景も垣間見えて来る。 菅総理と小池都知事の主導権争に思えてならないが、...
Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO80,SS1/バブル,f/16 Nikkor 20mm F1.8G ED 皆さま、新年明けましておめでとうございます。とは言え、爆発的感染拡大が年を越え、未来を暗闇の坩堝へと誘っているよに思え、心から「おめでとう」と言えない自分がいるのも確かである。大晦日の東京は感染者が1300人を有に超え、そしてまた全国の感染者も4000人以上と過去最多となった。ウイルスは市中に拡大し家の外に一歩足を踏み出せば感染のリスク...
Nikon D810,絞り優先モード,WB晴天,ISO64,SS1/100,f/16 Nikkor 20mm F1.8G ED 日本は現在、事実上の緊急事態宣言下にある。感染者の爆発的増加や日々更新される重症患者の数を見れば一目瞭然だ。菅内閣の支持率は感染者が増えるに従って下降して行く。『勝負の3週間』と言う、何をどう勝負するのか具体的な説明も成されず、国民に丸投げのコロナ対策。自衛隊の派遣や、医療現場での逼迫感があって漸く、Go Toトラベル一時停止な...
Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO1250,SS1/40,f/5.3 Tamron VR 28-300mm。 二兎を追う者は一兎をも得ずと言われる諺通りに突き進んでいるように思えてならない『経済とコロナ対策』。秤に掛ければ『経済』がかなりの部分を占めている。感染拡大は一向に収まる気配を見せず、毎日のように記録が更新されて行く。医療の立場と政治家たちの歯車はまるで噛み合っておらず、ドサクサ紛れの東京除外で始まったGo To トラベル・キャンペー...
Nikon D700,Mモード,WB晴天,ISO400,SS1/200,単焦点20mm,f/1.8 緊急事態宣言が全国一斉に解除され、アフターコロナが始動。コロナ以前には戻れない新たな環境下でウイルスとの共存を模索する方向へと舵を切る事となったが、ウイルスは常に進化しており、既に数百にも及ぶ変異が報告されている。それらが人類にどの程度悪影響を及ぼすのかは不明であるが、インフルエンザと同様に付き合って行かなければならないコロナ元年が幕を開...
先日、保健所の紹介で板橋区大山にある『東京都健康長寿医療センター』の発熱外来を受診し、PCR検査を受けた。4月上旬に肺炎の症状を発症してから1ヶ月以上経って漸く念願が叶った。正面玄関からは入らず、コロナ用に設置された裏の方に回ると『発熱外来』と書かれた紙が貼ってありその下のインターホンを押した。 数分後、男性看護師が一人やって来て隔離室へ通された。15分も経った頃、防護服に身を包んだ医師が二人、検査...
私の肺のCT画像を診た医師は3人だが、それぞれ見解が微妙に異なっている。発熱外来では「コロナの疑いあり、症状が悪化するようなら相談センターへ連絡」、呼吸器内科は「コロナの可能性は低いものの、現時点では原因不明(コロナ以外の菌・ウイルスは検出されなかった)血痰は薬の副作用の可能性が高い」、そして10年以上に渡りお世話になっている私の主治医(循環器内科)からは「コロナだったかも知れない」である。血痰に関...
車椅子に座り隔離された状態で診察を受ける私(三井記念病院の発熱外来にて)。右下のCT画像は私の肺であるが左右の肺に白い影が複数点在している事が見て取れる。肺に炎症が起きている事は明らかだ。 結論から言ってしまえば現時点で新型コロナ感染の疑いが完全に消えた訳ではない。検体検査が外部委託のため、結果が出るのに時間が掛かっている。担当医の口から出た言葉は、コロナ、結核、マック症(非結核性抗酸菌)など…。但...