靖国神社の公式参拝って、もう宗教とか追悼っていう話じゃなくなってる気がするんですよね。政治家が行くたびにニュースになるのは、それが政治的なメッセージとして扱われてるからだと思います。 国内では「英霊に敬意を示す」「伝統を守る」みたいに言われるけど、海外、特に中国や韓国から見ると「戦争を正当化してる」「過去を美化してる」と受け取られる。つまり、国内向けと国外向けで意味がまったく違うんです。安倍政権以降は「反発に屈しない=強い日本」みたいな象徴にもなってしまって、もはや外交より国内アピールの方が優先されてる感じすらある。でも、結果的に挑発と受け取られることを知ってて続けてるなら、それはもう純粋な追悼じゃなくて政治的パフォーマンスに近いんじゃないかと思います。本来、戦没者を弔うことと、過去の反省をきちんと両立させることが大事なはずなんだけど、日本はそのバランスをまだ取りきれていない気がします。 靖国参拝って、今の時代に本当に必要なんでしょうか。