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靖国参拝見送りで高市早苗に失望、やっぱり高市早苗も信用できない。 高市氏、靖国参拝見送りへ 中韓との外交問題化回避 トランプ大統領来日も考慮 2025/10/7 21:38 https://www.sankei.com/article/20251007-CYTCLUKJM5IPTFQLKBR3KZWQ2A/ 自民党の高市早苗総裁が今月17~19日に東京・九段北の靖国神社で執り行われる秋季例大祭中の参拝を見送る方向で調整に入った。 複数の関係者が7日明らかにした。 高市氏はこれまで閣僚在任中も終戦の日や春秋の例大祭には靖国神社を参拝してきた。 参拝を強行すれば中国や韓国の強い反発を招くのは必至で外交問題化を回避すべきだと判断した。 公明党の斉藤鉄夫代表は7日高市氏との会談で中国、ロシア、北朝鮮が連携を強めるなど日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる中 「靖国参拝が外交問題になるべきではない」 と伝えた。 両氏は認識を共有した。 高市氏は今月27~29日で調整中のトランプ米大統領の来日を控える。 月末から韓国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で中国の習近平国家主席との会談機会も探る。 高市氏周辺は 「首脳会談を前に火種をくすぶらせることは避けるべきだ」 と語った。 私が戦闘機乗りになると決めたとき 正論2025年9月号 元空将 麗澤大学特別教授 織田邦夫 ■誰が靖国問題に火を付けたか? 国に殉じた英霊に対し国民が尊崇の念を表し感謝し平和を誓うのは世界の常識である。 米国ではアーリントン国立墓地に韓国ではソウル国立墓地(国立顕忠院)にフランスでは凱旋門の無名戦士の墓に国家のリーダーが国民を代表して参拝する。 外国の要人来訪時も、先ず参拝し献花する。 これが国際常識だが日本だけ違う。 平成25年12月26日、当時の安倍晋三首相が靖国参拝して以来、現職首相は参拝していない。 日本は何故、国際常識に沿ったことができないのか。 昭和60年までは、首相が毎年、靖国神社に参拝していたが、この事実を知る人も少なくなった。 現在の石破茂首相は戦後36人目の首相であるが、「戦後80年」で15人の首相が計68回参拝している。 昭和26年10月、秋季例大祭には吉田茂首相以下、閣僚、衆参両院議長が揃って、戦後初めて公式参拝し、サンフランシスコ講和条約調印によって日本が再び独立できた旨を英霊に報告している。 中国が突然、靖国参拝を言い始めたのは昭和60年のことである。 中国は、極東国際軍事裁判でのA級戦犯が合祀されていることを理由に、首相の公式参拝への激しい非難を繰り返すようになった。 だが明らかに不自然である。 A級戦犯14人が「昭和殉職者」として靖国神社に合祀されたのは昭和53年10月17日である。 翌年昭和54年春の例大祭前(4月19日)にそれが報じられたが、中国は全く反応していない。 A級戦犯合祀報道の2日後、キリスト教信者を自認する大平正芳首相が例大祭に参拝したが、中国は何の反応も示さなかった。 翌昭和54年5月、時事通信の取材に応じた中国の最高指導者である鄧小平氏は、靖国参拝にも、A級戦犯にも触れていない。 しかも大平正芳首相は同年昭和54年12月、中国を訪問し熱烈に歓迎された。 2年後の昭和55年、終戦記念日に鈴木善幸首相と共に閣僚が大挙して参拝したが、抗議も何もなかった。 問題にしたのは、実は日本メディアである。 朝日新聞を筆頭に左翼メディアが、靖国神社への公式参拝を政教分離や歴史認識などから問題視した。 そして卑劣にも中国に「御注進」し、中国は「靖国」が外交カードとして使えることを知った。 それに韓国が悪乗りした。 昭和60年8月14日、中曽根内閣は、公式参拝は政教分離に反しないとの政府統一見解を出した。 翌日昭和60年8月15日、中曾根康弘首相は閣僚を引き連れ、首相公式参拝に踏み切った。 メディアはこれをヒステリックに非難し、中国に再び「御注進」した。 中韓両国は騒ぎに呼応する形で、靖国参拝を強烈に非難し始めた。 中曾根康弘首相は、これを最後に首相在任中の参拝を止めた。 彼は 「靖国参拝により中国共産党内の政争で胡耀邦総書記の進退に影響が出てはまずいと考えた」 と述べている。 だが中国、韓国の圧力に屈し、両国に外交カードを提供した罪は重い。 中国研究専門家のペンシルベニア大学名誉教授のアーサー・ウォルドロン氏はこの動きを鋭く見抜いていた。 彼は語っている。 「中国共産党にとっては真の狙いは、日本の指導者に靖国参拝を止めさせることよりも、日本の指導層全体を叱責し、調教することなのだ」 「自国の要求を日本に受け入れさせることが長期の戦略目標なのだ」 日本政府は愚かにも、靖国参拝さえ止めれば中国、韓国の難癖は終わると判断した。 中韓両国にとって靖国はこの上ない外交カードだから、終わるはずもない。 ウォルドロン氏は述べる。 「靖国は大きな将棋の駒の1つに過ぎず、日本がそこで譲歩すれば、後に別の対日要求が出てくる」 「最終目標は中国が日本に対し覇権的な地歩を固めることなのだ」 と。 残念ながら氏の予言は見事に的中した。 南カリフォルニア大学のダニエル・リンチ教授も述べている。 「中国は近代の新アジア朝貢システムで日本の象徴的な土下座を求めている」 「アジアでの覇権を争い得る唯一のライバル日本を永遠に不道徳な国としてレッテルを貼っておこうとしている」。 中曾根の譲歩は、中国の思う壺だった。 昭和20年、日本を占領したGHQは、靖国神社を焼き払いドッグレース場を建設しようとした。 この時、靖国神社を護ったのは、ローマ教皇庁代表であり上智大学学長(当時)であったブルーノ・ビッター神父であった。 彼はマッカーサーに対し次のように語ったという。 「如何なる国家も、国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務がある」 「それは戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」 「我々は、侵攻の自由が完全に認められ、如何なる宗教を信仰する者であろうと、国家のために死んだ者は、全て靖国神社にその霊が祀られるよう、進言するものである」 彼の進言により靖国神社は焼き払いを免れた。 父が人生最後の参拝で漏らした一言、 「何で靖国参拝に反対するんじゃろうのお」 ほど重い言葉はない。 靖国参拝反対はメディアが作り上げた茶番である。 このまま茶番が続けば、確実に日本人のモラルは低下し、国家意識は溶解していく。 「国のために命を捧げた英霊を慰霊、顕彰するのは当たり前の事」 「外国が口を差し挟むべきことではない」 と言えない日本は衰退の一途を歩みつつある。 祖国と家族を護るため、命を懸けた英霊に感謝の誠を捧げ、追悼、顕彰するのは国民の責務である。 靖国神社を去る時、父が言った一言が胸に突き刺さる。 「国を護るために戦死した人たちを決して忘れちゃいけんよ」 ■中国軍大佐の言葉 約30年前のことである。 筆者が航空幕僚監部で勤務していた時、日中防衛交流で北京を訪問した。 陸海空の3人の自衛官(1佐)と1人の若手官僚、そして外務省、防衛庁(当時)の2人の局長という陣容であった。 昼間の行事が終わり、夜の宴会になった時、そこに参加していた中国人民解放軍の陸海空の大佐が約10名程度のうち、空軍の大佐が筆者に近付いて来て、航空自衛隊の領空侵犯措置について語り始めた。 筆者は、彼が日本の法律、特に自衛隊法について知悉していることに驚いた。 筆者が戦闘機パイロットだというのもちゃんと調査済みだったようだ。 彼はグラス片手に 「我々(中国空軍機)が尖閣を領空侵犯しても、空自は我々を撃てないだろう」 と挑戦的に切り出し、その根拠や、自衛隊の弱点について滔々と語った。 筆者が相槌も打たず、返事もせず、彼の眼をじっと睨んでいると、筆者の無反応に根負けしてか、 「でも空自は撃つだろうね」 と言う。 筆者が 「貴官は何故、そう思うのかね」 と聞き返すと、大佐は一言、 「日本は特攻隊の国だからな」 と述べた。 筆者がイエスともノートも言わず、ニヤリと笑うと、大佐は話を変えた。 その時、ハッと気が付いた。 「そうか、尖閣は特攻隊員が護っているのだ」 「日本国は今尚英霊が護っているのだ」 と。 未だに英霊がこの国を護っている現実を思い知らされ、我々が独自で自国を護れない不甲斐なさ、英霊への申し訳なさを覚えたことを鮮やかに覚えている。 それから約10年が経ち、筆者はイラク派遣航空部隊指揮官を命ぜられた(本務は航空支援集団司令官)。 その関係で何度も中東に赴く機会があった。 中東各国で軍の最高指揮官を表敬した際、異口同音に出る話題が、日露戦争であり特攻隊であった。 他の軍高官との話題も、事前に申し合わせたかのように日露戦争勝利であり、特攻隊の犠牲的精神だった。 日本を大変リスペクトしており、彼らは自衛隊をその末裔として見ている。 イラク派遣の約5年間、お陰で自衛隊に対しては非常に敬意をもって接してくれ、良い思いをさせてもらった。 「戦後80年」は日本のために尊い命を捧げられてきた80年であった。 英霊のお陰で平和を享受し、奇跡と言われる戦後復興を成し遂げ、先進国の仲間入りをすることができた。 自衛隊も英霊のお陰で一目置かれる存在になり、抑止力を担っている。 我々は靖国神社に足を向けて眠れない。 英霊たちに感謝し、亡き父が言ったように 「一時たりとも忘れちゃあいけんよ」 なのである。 もうそろそろ我々も独り立ちし、英霊にはゆっくりとお休み頂かねば申し訳ない。 不甲斐なさに溜息が漏れる「戦後80年」なのである。
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中国も高市さんなら、参拝するだろうと思っていたのに、それで強く抗議しようと思っていたのに、ガッカリしているのではないですか。
質問者からのお礼コメント
物凄く勉強になりました。ありがとうございます。
お礼日時:10/8 21:27
その他の回答(9件)
先ずは、長文と長話は敬遠されますからな!簡潔に、なぜ高市が靖国参拝を見送ったのか金魚の糞公明党と引き続き連立を組むにあたって公明党は親中というより媚中で党大会に公明党代表は必ず参加している!当然の如く靖国参拝は反対すると言うことです。
選挙でも勢いが無い公明党はもういらないでしょう、全く議席は増えませんでした。 これから躍進しそうな、国民民主だけでまにあう。
まあ、国のトップですからね。 「私人として行く」は通用しませんよ。 まあ、おそらくトランプ政権に止められたんでしょう。「高市さんは右寄りって聞いてるけど、ほんとに行く気?」みたいな感じで。
そうですか?ではお聞きしますが自民党は今だに国民に「謝罪」しないで靖国参拝するのは何故ですか?、況してや原爆被害者が当時伝染病とか異常者ならぬ流言飛語を沈静もせず偏見や差別が蔓延した事実や未だに犠牲者との政府見解さえ出さない。本来は原爆被害者や過酷な兵役で命を落とした人を祀るのが本来の日本人の心と思う、名も無い戦死者は千鳥ヶ淵に祀られているが自民党議員は行きませんね、何故かお聞きしたい 自民党は当時の政治政党の大政翼賛会の責任で今の自民党には戦争責任について謝罪する責任は無いとのスタンスです。総裁が行けば戦争責任が存在すると言事だろう。
あなたはあまりにも素朴すぎるのでは? 靖国は戦争を鼓舞する目的で作られた特殊な神社で、兵隊を祭っています この神社はかつての戦争を美化し、「日本の防衛・存続に不可欠な戦争」であったとして、中国などを植民地支配したのではないと主張しています 保守派、右翼の政治家は、表だっては「亡くなった貴い犠牲を弔う」と言いますが、決してそれが目的では無く、かっての戦争が正しかったという立場を表明したくて、この神社にお参りしています もし、犠牲者を弔うなら、日本国民350万人、中国など2000万人以上の犠牲者を弔うのがスジでしょう(例えば国立戦没者墓園など) あの、無謀な戦争を企画し、国民に強制した政治家・軍幹部も、戦争責任を無視して貴い犠牲者として祭られています 総理が参拝しないのは戦争に対する反省の意味があるのです、これを無視するなら、戦争賛美者として国際的に認定されることになります