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「図書館×書店」の未来を探る著者トーク

元町に新しくできた書店「書肆スウィートヒアアフター」さん。
「書肆スウィートヒアアフター」日録

今、元町でいちばんおしゃれな通りだと思う乙仲通りにあります。
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「『未来の図書館、はじめませんか?』刊行記念&書肆スウィートヒアアフター開店記念」イベント『「図書館×書店」の未来を探る著者トーク』にお誘いいただき、行ってきました。

著者のおひとりである岡本真さんにも、インタビュアーの空手家図書館員さん(井上昌彦さん)にも、書肆スウィートヒアアフターの店主である宮崎勝歓さんにもお会いできて大満足です。

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店内はとても個性的。
狭くはあるけれど、魅力ある本たちが「私を手に取って!」と呼びかけてくれています。

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さて、岡本さんのお話。フロアからの声も交えて話が弾みます。
行革のし過ぎ(ただ人員削減しただけ)で公務員が減ってしまい、視察にも行けない自治体という実態があり、図書館基本計画からコンサル会社に丸投げしてしまうところがたくさんあるのだそうです。
“街づくりの根幹を丸投げしてしまうのか!”
本当にその通りですよね。そういう街では市民の利用がない図書館ができてしまう…そういう例をたくさん見ていらっしゃるそうです。

市民の声を聞くのは行政にとっては面倒なことかもしれません。仕事は際限なく多いのに人員は少ない。事業をスムーズに進めることが最優先になる。よくわかります。でも、本当にそれでいいのか。

岡本さんは「地に足つけて自分たちの図書館を作りませんか?」とおっしゃっています。それは、行政ではなく私たち利用者、市民に向けられたものだと思います。私たちが、私たちの街のことを真剣に考えないといけないのです。

書肆スウィートヒアアフターではお客さん同士が話し込む姿がよくみられると言います。図書館でも利用者同士の出会いを作り出せないかというところに話題が移ります。横のつながりができる雰囲気・空気が図書館にあれば、きっと出会いは作り出せるはず。そこに必要な仕掛けがあるはずです。
参加されていた神戸市立中央図書館の司書さんが、神戸賀川サッカー文庫では、“サッカー”を中心に人の輪やつながりができているとお話されました。そこにヒントがありそうです。

このところ、講演会や研修会に参加する機会をたくさん持ってきましたが、今日が一番楽しかったかも。
皆さんありがとうございました。

実はまだ読んでなかった「未来の図書館、はじめませんか?」(岡本真さん・森旭彦さん共著)を買いました!
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私に呼びかけてくれた多くの本の中からこの本たちを買って帰りました。
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