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機関紙24号から

「神戸・図書館ネットワーク」第24号を発行しました。
会員、賛助会員の他、図書館職員のみなさんや教育委員会、図書館協議会の委員の皆さま、図書館ボランティアの方々にも配布しています。
今号のもくじです。

主催行事お知らせ 第15回KOBEブッククラブ  
主催行事報告   第14回KOBEブッククラブ報告 
         図書館員さんとの交流会 
         埜納タオ氏講演会「図書館との出会い」  
第5期3回神戸市立図書館協議会 傍聴記   
展示拝見 ~神戸市立 須磨図書館~   
随想 『羊飼いの暮らし』  ―イギリス湖水地方の四季―   
編集後記


ではいつものように「展示拝見」をどうぞ。
本紙では写真も許可をいただいて掲載しています。

=展 示 拝 見=  神戸市立須磨図書館

須磨図書館の展示は小さいものも含めるとなんと7つの展示がありました。主なものを紹介します。

「ココロに本の栄養を」うつや心の病気に関する本が並んでいます。「ミッキーマウス幸せを呼ぶ言葉」など心が落ち着き、元気になる本もありました。いのちの電話や神戸市精神保健福祉センター発行のストレスをチェックするリーフレットがさりげなく置いてありました。

「芸術の秋、始まり、始まり」フェルメールや伊藤若冲に関する本が目を引きました。「マリーアントワネットの宮廷画家ルイーズ・ウィジェ・ルブラン」「修復家だけが知る名画の真実」など普段は目につかない本に出会えることが展示のいいところです。

「しりたい!せかいのしらないところ」児童用の展示です。安野光晴さんの「旅の絵本」シリーズ、「タンタンの冒険」シリーズ、ドン・フリーマンの「とんでとんでサンフランシスコ」などがありました。ドン・フリーマンは大好きな作家ですがこの絵本のことを忘れていました。小学生に是非手に取ってほしい絵本です。
また「世界のともだち」(偕成社)シリーズも楽しかったです。外国の一人の子どもに焦点を当てて、その子どもの家族、家の間取り、本人の紹介、学校の様子、習い事、家のごはん、街の様子などが写真とともに子どもが興味を引くように紹介されています。2014年から随時出版されていて36の国の子どもが紹介されているようです。おきしお文庫で購入された本です。新しくないと子どもは手に取らないので、改めて置塩さんに感謝です。

「水族館コーナー」須磨海浜水族園が近いのでこのコーナーはずっと常設されています。最近床に本当の大きさのウミガメの写真が貼られました。なるほどこの大きさだったら、うらしまたろうも乗れたなと目で見て納得しました。

「六甲山 魅力と歴史」今年は神戸開港150年の年ですが、六甲山も開山150年だそうです。六甲山に関する本の展示と開山の歴史のパネル展示もありました。それによると神戸開港と同じ1867年に外国人と衝突が起こらないように作った徳川道が六甲
山への道の元になったそうです。また、1895年に私費で登山道を切り開いたのも外国人ということで、神戸と港と外国人は昔から深くかかわってきたことが分かります。
図書館員さんにお聞きするとカウンター前の展示は1ヶ月に1度変え、ポップやパネル展示はすべて手作りだそうです。毎月のテーマになるほど思いながら本を眺めるのはとても楽しいことです。今後も楽しみにしています!
        (神戸・図書館ネットワーク賛助会員 柴野 奏子)
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