fc2ブログ

第31回KOBEブックご報告ご報告

6月1日(土)15時から第31回KOBEブッククラブを開催しました。
参加者は11名。このところ一般の参加が増えています。
みょうだに読書の会、おおくらやま読書会にも参加しているという方も多く、読書会の機会を増やしてきてよかったと感じます。

さて、今回のテーマは手紙
往復書簡集だったり、手紙のみで構成された小説だったり、ある手紙が物語が始まるきっかけだったり・・・。
皆さんが持ってきて下さった本には様々な形で手紙が関わっています。
古書店で手に入れた本、何十年も自宅の書棚に並んでいる本、そして勿論図書館で借りた本も。
みんな参加してくださった皆さんの思いが詰まった本たちです。

31回KOBEブッククラブ写真1

31回KOBEブッククラブ紹介本リスト
 (クリックすると拡大されます)
※岩波書店刊 芥川龍之介全集は昭和3年発行のものです。

手紙が織りなす人と人との関係、手紙で浮かび上がる人生。
その本の中の手紙がその後の生きる指針を与えてくれたと話された方がいました。
ヨーロッパの文学は手紙から始まったというお話も聞けました。

私たちが若い頃は手紙をよく書いたものでした。今のようにSNSで伝えるという手段はありませんし、電話も固定電話のみ。
個別に思いを伝えたり、情報を交換したりするのは手紙が中心でした。
また、誰かに手紙を書きたくなりました。

紹介された本は図書館蔵書検索サイト「カーリル」の図書館ネットのページにある“読みたいリスト”に載せています。そのリストから簡単に神戸市立図書館の蔵書検索サイトに移れて蔵書状況がすぐにわかります。過去のブッククラブでの紹介本は“読んだリスト”に移動しています。こちらもワンクリックで蔵書検索ができます。初めての本、初めての作家に出会うためにもご利用ください。
(申し訳ありませんが、IDおよびログインパスワードは図書館ネット会員のみにお知らせしています)



参加者感想
・先日の読書会、とても楽しかったです。紹介させていただいた本の原書を、当日お持ちできず残念でした。帰って調べると、神戸市の図書館にありました。「本文は手書き文字で書かれている」と紹介しましたが、10年以上前に読んだ記憶で、それを確かめたく、今予約中です。正しいことをまたご連絡いたしますね。

・先日は「手紙」というだけであんなにジャンルがあるものかと大変驚き、読んでみたい本がまた増えました。
1番の収穫は「ビブリオバトル」と言うシステムでした。帰宅してから調べましたら本を数分で良さを語るそうです。お隣の方はビブリオバトルに向けてお話されていましたが、私は全くベクトルが違うことを認識しました。

・多彩な参加者が集う読書会が本の魅力を再認識する場として定着してきた感じです。
紹介される本もさることながら、本に対するアプローチがそれぞれ多彩で思わず聞きほれることが何度もありました。

・よく読み込まれているので驚くばかり。

・初めての参加でしたが、温かく迎えていただきrelaxしていろんな本との出会いを楽しむことができました。
次回、楽しみにしています。

・本の好きな人がこんなにいるんだと感激しました。とても楽しい時間を過ごせました。

・毎回、紹介される本もさることながら、参加者の皆さんの多彩さに心躍る時間を過ごしています。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

アップありがとうございます

お疲れ様です。
あの時の楽しさや感動を思い出しております。
カリールというサイトも初めて知りました。これは神戸市以外の図書館から本を借りられるのでしょうか?(多分無理かと思いますが)。
次回の神戸の本はもう決まっておりますので、また参加出来るように体調を整えます。

Re: アップありがとうございます

ゆきおさま

こちらこそ楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。
次回もお待ちしています。

カーリルは図書館横断検索サイトです。
日本中の公立図書館、大学図書館などの蔵書を検索でき、貸し出し状況もわかりますが、
カーリルから貸し出しを受けることはできません。



最新記事
カテゴリ
最新コメント
カレンダー
12 | 2025/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
プロフィール

図書館ネット

Author:図書館ネット
一緒に図書館を楽しみましょう!

最新トラックバック
月別アーカイブ
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク