宇都宮市立中央図書館に行ってきました!
県立図書館の次は市立図書館へ!
というわけで、宇都宮市立図書館6館のうち最も滞在先に近い宇都宮市立中央図書館に行ってみましょう!
宇都宮市立図書館H.P.
翌日の金曜日、ちょうど時間が空きそうです。
栃木県立図書館を最初に訪問した時は蔵書点検で休館中だったので、H.P.で調べてから行くことにしました。
あらま、明日は金曜日。休館日じゃないですか。他の5館は月曜日が休館日ですが、中央図書館のみ金曜日がお休み。
やれやれ、調べてよかった。平日に行こうと思っていたのですが、日曜日に訪問することになりました。
大きな公園の中、文化会館もあります。
1971年に移動図書館運行を開始、1981年にここに宇都宮市立図書館として開館したとのこと。
ここも(栃木県立図書館と同じく)玄関まで階段。ただし、館内にはエレベーターがあります。
こちらでも館内の写真は撮影できませんでした。入り口外にあった新着図書案内だけどうぞ。本の展示はなく、「帯」が貼られています。「帯」の有効利用がここでも!
ロビーには汚損本の展示、壁面のガラスケースには「ミステリー小説と日常にひそむミステリー」と題した展示。
ただ資料を集めたというだけではない、担当司書さんの独自の視点が感じられます。
1階一般開架室に入ると真ん中を突っ切るように、順に「外国人支援コーナー」「健康医療コーナー」「闘病記」「病気当事者団体資料」「子育て」「和裁・洋裁・手芸」と並んでいます。
すぐ横には「家事関連」の書架。胸の高さの書架です。その上に料理・収納などテーマ別の本が面出しで並んでいます。
これらの資料が、この図書館の利用者が求めている資料なのだと一目でわかりました。
こちらのパスファインダーも入り口近くに置かれていたのですが、この図書館の立地はまず観光客は訪れないでしょうから地元の利用者向けなのかな。
子育てコーナーには年齢別の図書案内もありました。
宇都宮市では9月を「宇都宮市みんなで考える認知症月間」としているそうで、健康医療コーナーに認知症関連図書一覧が置かれています。同じ1階にはシニア世代応援サービスとして「ロングライフコーナー」がつくられていました。
広いとは言えないフロアの中に、利用者が必要としているものを提供しようとする図書館の意欲を感じました。
さて、2階児童室へ。
1階も多くの利用者がいらっしゃいましたが、児童室も盛況です。
親御さんと来ている小さいお子さんがたくさん。職員の皆さんも忙しそうに対応しておられます。
ここで最初に目についたのはこれ。
決定!第40回(令和5年度) うつのみやこども賞
うつのみやこども賞40周年記念 巡回展
第41回(令和6年度)のうつのみやこども賞だより
うつのみやこども賞って何?
宇都宮市立図書館のH.P.内にある「こどものページ」に詳しい説明があります。
うつのみやしりつとしょかん こどものページ
うつのみやこども賞
宇都宮市立中央図書館と宇都宮子どもの本連絡会が協力し、昭和59年から実施している児童文学賞
選定委員の子どもたちが実際に読み、子どもたち自身が協議して選んだ作品に贈る賞であることが大きな特長
なのだそうです。
毎年公募で決まった、5,6年生が月4冊の本を読んで「月の本」を選定します。選定会議を年10回開催し、3月にその年の「うつのみやこども賞」を決めるのです。
毎月ですよ! 毎月4冊も読んで選定会議をする。それを10回!
すごいですね。宇都宮の小学生たち。
そして、それが40年も続いて、今年が41回目!
宇都宮中央図書館と宇都宮子どもの本連絡会が協力して続けていらっしゃること、並大抵の努力ではないと思います。
宇都宮子どもの本連絡会の勉強会は中央図書館との共催です。毎回、司書さんが選んだ新刊紹介もあるようです。日ごろからの協力体制がきちんとできているのですね。
遠く離れた宇都宮市の図書館を訪問し、いろいろ勉強になりました。
というわけで、宇都宮市立図書館6館のうち最も滞在先に近い宇都宮市立中央図書館に行ってみましょう!
宇都宮市立図書館H.P.
翌日の金曜日、ちょうど時間が空きそうです。
栃木県立図書館を最初に訪問した時は蔵書点検で休館中だったので、H.P.で調べてから行くことにしました。
あらま、明日は金曜日。休館日じゃないですか。他の5館は月曜日が休館日ですが、中央図書館のみ金曜日がお休み。
やれやれ、調べてよかった。平日に行こうと思っていたのですが、日曜日に訪問することになりました。
大きな公園の中、文化会館もあります。
1971年に移動図書館運行を開始、1981年にここに宇都宮市立図書館として開館したとのこと。
ここも(栃木県立図書館と同じく)玄関まで階段。ただし、館内にはエレベーターがあります。
こちらでも館内の写真は撮影できませんでした。入り口外にあった新着図書案内だけどうぞ。本の展示はなく、「帯」が貼られています。「帯」の有効利用がここでも!
ロビーには汚損本の展示、壁面のガラスケースには「ミステリー小説と日常にひそむミステリー」と題した展示。
ただ資料を集めたというだけではない、担当司書さんの独自の視点が感じられます。
1階一般開架室に入ると真ん中を突っ切るように、順に「外国人支援コーナー」「健康医療コーナー」「闘病記」「病気当事者団体資料」「子育て」「和裁・洋裁・手芸」と並んでいます。
すぐ横には「家事関連」の書架。胸の高さの書架です。その上に料理・収納などテーマ別の本が面出しで並んでいます。
これらの資料が、この図書館の利用者が求めている資料なのだと一目でわかりました。
こちらのパスファインダーも入り口近くに置かれていたのですが、この図書館の立地はまず観光客は訪れないでしょうから地元の利用者向けなのかな。
子育てコーナーには年齢別の図書案内もありました。
宇都宮市では9月を「宇都宮市みんなで考える認知症月間」としているそうで、健康医療コーナーに認知症関連図書一覧が置かれています。同じ1階にはシニア世代応援サービスとして「ロングライフコーナー」がつくられていました。
広いとは言えないフロアの中に、利用者が必要としているものを提供しようとする図書館の意欲を感じました。
さて、2階児童室へ。
1階も多くの利用者がいらっしゃいましたが、児童室も盛況です。
親御さんと来ている小さいお子さんがたくさん。職員の皆さんも忙しそうに対応しておられます。
ここで最初に目についたのはこれ。
決定!第40回(令和5年度) うつのみやこども賞
うつのみやこども賞40周年記念 巡回展
第41回(令和6年度)のうつのみやこども賞だより
うつのみやこども賞って何?
宇都宮市立図書館のH.P.内にある「こどものページ」に詳しい説明があります。
うつのみやしりつとしょかん こどものページ
うつのみやこども賞
宇都宮市立中央図書館と宇都宮子どもの本連絡会が協力し、昭和59年から実施している児童文学賞
選定委員の子どもたちが実際に読み、子どもたち自身が協議して選んだ作品に贈る賞であることが大きな特長
なのだそうです。
毎年公募で決まった、5,6年生が月4冊の本を読んで「月の本」を選定します。選定会議を年10回開催し、3月にその年の「うつのみやこども賞」を決めるのです。
毎月ですよ! 毎月4冊も読んで選定会議をする。それを10回!
すごいですね。宇都宮の小学生たち。
そして、それが40年も続いて、今年が41回目!
宇都宮中央図書館と宇都宮子どもの本連絡会が協力して続けていらっしゃること、並大抵の努力ではないと思います。
宇都宮子どもの本連絡会の勉強会は中央図書館との共催です。毎回、司書さんが選んだ新刊紹介もあるようです。日ごろからの協力体制がきちんとできているのですね。
遠く離れた宇都宮市の図書館を訪問し、いろいろ勉強になりました。
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