地獄少女 三鼎 第4話
なんだかなぁ~。
タイトルからしてBL臭が漂っていましたが、残念ながら依頼主も兄貴も私の好みとはちょっと外れていたため萌えることはありませんでした。
関係性としては、恋愛ではなく憧れ。
いじめを受けていた猛は、颯爽と現れて自分を助けてくれ、強いだけでなく、優しく、格好良く、真面目で頭も良い仁志田にどんどん傾倒し、自らも仁志田の励ましもあって良い意味で変わるのですが、検事になりたいと夢を語っていた仁志田が、バスでの事件の際、被害者を助けるどころか脅えるだけで何も出来ず、あまつさえ、何も出来なかったことに対して言い訳までしたことで失望し、仁志田を地獄に流し、自らも元のいじめられっこに戻り、「僕がちょっと変わったところで社会は何も変わりませんから……」とか、やりきれない。
猛が変わったところで社会は変わらないかもしれませんが、少なくとも猛は仁志田と知り会って自分を変えたことで、自分がいじめの対象になることからは脱することが出来てたんだから、失望した仁志田とは付き合いを絶つにしても、元の卑屈ないじめられっこに戻る必要はないのでは?
それに、猛に神聖視させといて失望させてしまった仁志田には確かに非はあるけど、実際、猛をはじめ、バスに乗っていた人全員同罪だったわけで、挽回の機会もなく、問答無用で地獄流しには同情します。
地獄コントも、裸太鼓というサブタイにふさわしい男臭い内容でしたがイマイチパンチに欠け、あいちゃん達にもやるきなさ気だったし。
今回は事件そのものより、はっきり顔を出さなかった保険医の先生の方が気になりました。
なんとなく、つぐみが大人になった姿みたいな気がするのですが、実際のところどうなのでしょう。
地獄少女 三鼎 一
Posted at 18:11:08 | 地獄少女 三鼎 | コメント:0 | トラックバック:19