PERSONA -trinity soul- 第26話
ついに最終回!!
飼い犬が事故で死んだ悲しみがきっかけで初めてペルソナを出した幼い日の諒。
そんな諒に駆け寄ろうとする慎でしたが、場所が切り替わって、すぐそばにアヤネの姿が。
真田の前に現われた諒はというと、ペルソナの亜種の根絶は望むものの、純然なるペルソナには意味と役割があると考えている真田に対し、全てのペルソナに非があると考え、根絶を望むことで対立。
家族全員ペルソナに翻弄され想い人まで失った諒は、確かにすべてのペルソナを抹消したいでしょう。
眼を覚ました楢崎ですが、その魂は本人のものではなく、伊藤の奥さんのものでした。
失ったはずの妻ともう一度会話できたことは嬉しいでしょうけど、複雑だろうな。
富山湾に向かっていたバイオロイド・アヤネの前に現われたもう一人のアヤネ。
共にくじらの元へ行こうと二人が融合。
慎は諒と再会。
アヤネから諒の話を聞き、諒自身からも想いを伝えられた慎。
諒は本当に兄弟思いの優しい人ですね。
でも、慎だっていつまでも守られるだけの子供じゃないわけで、今まで守ってくれたことに感謝しつつも、もうこんなことはやめてくれ、辛い、と伝えます。
アヤネに立ち向かおうとするめぐみと拓朗。二人とも男前です。
傷付き倒れるも、互いに手を伸ばす姿にじ~んときました。
そして、二人を助けようと手を伸ばした慎の前に現われた叶鳴の笑顔がすごく綺麗で、またもや涙腺が……。
アヤネと戦う慎の前に再び現われた諒。
すべてを背負う覚悟の諒は、慎のペルソナは両親の贖罪が生んだものであると告げ、自らのペルソナを切り離し、戦いから離れるよう言いますが、洵とユキが諦めようとしていた慎の前に現われてくれました。
洵もユキも可愛いなぁ~。特にユキの可愛さは異常。
抗うことをやめない慎に、最後は諒も協力してくれて、兄弟愛に泣かされます。
戦い終わって「帰ろう」と諒に言った慎。諒は慎に何て言葉をかけたのかな?
結局、九条との戦いで死んでいただろう諒と、精神の一部が残っていただけだったユキは失う結果となりましたが、洵だけでも戻ってきてくれて嬉しかったです。
1年後、ユキと切り離されたことで男らしくなり、一人称が「俺」になり、慎のことを「兄貴」と呼んでいたのには驚かされました。
いくつかの謎は残ったままでしたが、余韻のある良い最終回でした。
悲しいことも多かったですけど、美しい兄弟愛や心温まる友情をいっぱい見せてくれた素晴らしい作品だったと思います。
ペルソナ~トリニティ・ソウル~ Vol.2
Posted at 18:02:44 | PERSONA - trinity soul - | コメント:2 | トラックバック:18