地獄少女 三鼎 第26話
やっぱり地獄少女はあいちゃんだね!
三鼎もついに最終回。
いったいどう終わらせるつもりなのかと思っていましたが、すごくしっくり来るところに落ち着きました。
新たな地獄少女になったゆずきの最初の仕事は、何の罪もない親友の秋恵を地獄に流した真山梓。
依頼人は秋恵の父でした。
しかし、地獄に流す前に、父の介護をしている梓の姿を見た秋恵の父は、自分が地獄に流さなくても梓は報いを受け、いつか地獄に落ちると、藁人形を返し、何としても秋恵の仇を討ちたいゆずきが暴走。
秋恵の父が流さないなら自分が!と、強引に梓を地獄に流そうとするも、当然、そんな勝手が許されるはずもなく。
ゆずきのピンチを救ったのはあい。
人面蜘蛛からだけでなく、孤独に死にゆくゆずきを想って涙を流したことで、その心まで救ってくれました。
自分と同じような境遇で孤独な死をとげたゆずきのことを、あいちゃんは自分のことのように思っていたようですね。
今回の一連の仕掛けは、ゆずきを成仏させることが狙いだったようです。
ゆずきを成仏させたあいちゃんは、罰として永遠に地獄少女を続けなければならなくなりましたが、下手に世界から恨みの連鎖を断ち切るなんてとんでも展開にならなくて良かったです。
そんなの無理なことだし、仕方のないこと。
で、秋恵の父には地獄に流されなかった梓でしたが、本当の仇に今度は自分自身で復讐を果たすも、その直後、秋恵の家のお手伝いさんに地獄に流されてしまいました。
恨みの連鎖はそうそう消せるもんではないってことですね。
あいちゃんも復活したことだし、続編が始まってもおかしくないような終わり方でしたが、その場合はもう少しはじめちゃんのことも詳しく教えてもらえるのかなぁ~。
地獄少女 三鼎 五