ムシウタ 第12話
なんだかなー。
雰囲気に惹かれて見始めた作品でしたが、中途半端な印象で終わってしまったような気がします。
原作未読なため、おいてけぼりくらったのがまずかったのかな。
腹を刺されたものの、夢を諦めなかった詩歌は自分自身のふゆほたるに打ち勝つことができましたが、大助が必死に助けようとしたものの、利菜は結局、大助の腕の中で死んでしまいました。
まず、詩歌が生きていたのは嬉しいけど、あれだけの深手をおって何故、生きていられるんだ、!?とつっこみたい。
そして利菜。
こっちは逆に死の直前、自分の夢を見つけ、最期まで詩歌のことを気にかけながら逝き、泣けるシーンを演出。
悲しかったけど、このシーンは良かったな。シーンだけで、そこまでの経過はかなりいただけないけど。
大喰いは結局、夢を喰うだけくってどっかにいってしまい、負傷した土師は眠ったままの状態らしいですね。
戦いを終えて、入院中の詩歌にかっこうとして会いに来た大助が、利菜が最期まで夢を諦めなかったことと詩歌を想っていたことを伝え、大助からの伝言としてクリスマスにプラネタリウムで会おうと約束して去っていき、詩歌がカーテンの向こうに残された利菜が描いた夕陽の絵を見て涙をこぼすシーンは秀逸。
でも、それまでの流れがなぁ~。
いっそ、大助・詩歌・利菜の三角関係に絞って話を構成してくれた方が面白かったかも。
部分部分では魅かれるところがありましたが、いろいろ惜しい作品だったと思います。
ムシウタ 第1巻 限定版
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