僕等がいた 第22話
矢野×七美破局の危機より、とにかく竹内君ですよ!!
竹内君みたいな良い人に告白された七美が羨ましいというか、寧ろ、本気で嫉妬しそう……。
前回、僅差で先に七美の元へたどり着き、七美を家まで送ってくれた竹内君。
玄関の前で優しい言葉をかけている最中、タクシーに乗って矢野もやってきましたが、今は矢野を受入れることが出来ない七美は矢野を拒絶。
矢野は竹内君からも有里に付き添ったことが必ずしも悪いことではないけれど、七美と矢野では考え方が違い、矢野にとっては大したことないと思うことでも、七美にとってはひどく大きな問題で傷付くこともあると諭されてしまいました。
矢野にとってはダブルショックだっただろうけど、竹内君は間違ったこと言ってないもんね。
私は竹内君の味方です!!
翌日、熱があるのに七美のことが気になって学校に来た矢野ですが、まだ心の整理がついていない七美は矢野に対してそっけない態度。
矢野は結局、ぶっ倒れて、そのまま帰宅し、2日も学校を休むことになりました。
山本さん問題に関して友達二人の間で、矢野否定派と七美否定派にわかれましたが、今回のことに関しては私はどっちかというと七美否定派かな。
難しいだろうけど、ここはやっぱり矢野を信じるべきでしょう。
心が乱れたまま矢野の見舞いに訪れるも、タイミング悪く、山本さんが矢野の家から出てくるところと鉢合わせしてしまった七美は、思わず、これ以上矢野に近付かないで欲しいって言ってしまうのですが、自分の方がずっと矢野のことを知っているし、理解してあげられると思わぬ反撃を受け、大打撃の七美。
山本さんの言い分も分かるし、どっちもどっちですね。
そして、そんな七美を見ていた竹内君がついに大きな一歩を踏み出しました。
弱っている時に優しくしないでという七美に、自分なら七美を泣かせないと告白!!
竹内君だって、七美と矢野が本当にうまくいってたら、こんな告白なんてしなかったよね。
好きな子には幸せでいてもらいたいのに、そうじゃないから、だったら自分が!って気持ちになったわけで、これを友達に対する裏切りだとか、弱っている七美につけこんでいるだとか、全然思わないですよ、私は。
ああ、七美が羨ましい!!
そして矢野はというと、母親から離婚アーンド引越し予定を告白され衝撃!!
私としてはこのまま竹内エンドになってしまえと思うのですが、やっぱり原作通りの展開で進むのかなぁ~。
僕等がいた (10) 小畑 友紀
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