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seventy days 70歳からの庭造り12ヶ月

その② 2018.9.10

思えば8月6日、
独居老人の味方「ベンリー」さんに庭に生い茂る雑草刈りを頼み
つるつるの何とも清々しい光景を取り戻せたのだった。
それからのひと月あまり、
豪雨・台風・日照り・猛暑の繰り返しで庭に出ることもなく過ごしていたら、
アッという間にこのようになった。
9月の庭


侵略者は
メヒシバ、オヒシバ、エノコログサといったイネ科の連中を中心にして、
ところどころにギシギシ、オオバコ、タビラコ、ツユクサ、など。
不思議なもので侵略者の中心となる顔ぶれは年ごとに変わる。
去年はオオバコ、
一昨年はツユクサ、
一昨昨日はチチコグサ、
その前の年はカラスノエンドウ、が庭を我が物顔に覆っていた。
その専制君主的勢いから逃れるように隅っこに
毎年ひっそり目立たないよう群生していたのが匂いスミレ。
同じ草なのに依怙贔屓するようで申し訳ないのだが、
匂いスミレだけは刈ることなく抜くこともなく
お住まいいただくのを喜びとしていたのだけれど
先月の「ベンリー」さん草刈り日、
あまりの猛暑におつむがふやけてしまったらしく
「スミレは刈らないでください」
との注意書きを張り忘れてしまったのだ。
用事を済ませて戻ってみると
庭は見事につるつるりん。
もちろんスミレの姿もなかった。

けれどスミレも”雑草”とよばれる植物、強いのだ。
先日、ちょうど台風20号が掠る程度で去って行ったあと、
彼らの住居跡を見に行った。
すると、お、お、お!
小さな葉っぱがあちこちに顔を出してるではないですか!
さすが雑草、えらいね、と讃えておきながら、
片やすぐそばの
イネ科を代表するスズメノテッポウの息を吹き返した姿には
ため息をつく。
依怙贔屓そのものの身勝手さ。
自分がスズメノテッポウだったら哀しいぞお。
なんて思いつつ、それでもイネ科の連中を引き抜く。
すると猛烈に顔が痒くなった。
イネ科植物はアレルギー源の一つに上げられている。
私は長年アレルギー患者だ。
やられてしまった!

ほうほうの体で家に逃げ込み、
シルバー人材センターに
5月に申し込んでいた「草抜き日」の確認をした。
「9月後半」ということだった。
あと半月ほど待たねばならない。
半月かあ・・・長いなあ。
草の成長ぶりに恐れおののく毎朝が
半月も続くと思うと気が滅入る。

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