お城の桜をちょっとだけ
3月は確定申告の時期ですが、
その受付最終日である15日前後、
一昨年は父が亡くなり去年は母が亡くなり、
2年間多忙のためやれなかったのでした。
さすがに今年は、と思っていたのに
やはり法事や何やかやで忙しく
実はまだやっていなくて焦っていたのです。
少しなら遅くなっても受け付けてくれると聞いたので、
せめて4月になる前に、と、
3月最後の金曜日である昨日28日、
申告用紙をいただきに税務署へ急ぎました。
ソメイヨシノが満開!という金曜日でした。
税務署はお城(熊本城)の先にあります。
いやでもお城のわきを通らなければなりません。
すると目の前に広がったのです、
淡いピンク色のかたまりが・・・。
お城は満開の桜に包まれていました。
用事をかかえ急ぐ身なれど、
そんな桜を無視して先へ行くことなんぞできやしません。
城内へ続く行幸橋の上で思わず足を止め、
カメラを取り出しパシャリ。
中央に流れているのは坪井川です。
左の長塀の下には
散策したり、お弁当食べたり、場所取りしたりの人々がいました。
右側のプロムナード「長塀通り」には出店が並んで
そこら一帯美味しそうな匂いが漂っています。
たこ焼き、焼きそば、お好み焼き・・・ああ、懐かしい。
神宮球場のスタンド席を思い出させる匂いです。
楽しそうだなあ。
来年はここでじっくりと花見したいなあ。
考えたら、
大人になってから熊本で花見はまだ一度もやっていません。
税金のことで頭がいっぱいでしたが、
久しぶりの“お花見ワールド”にわくわくしてきました。
まさに満開!
日本一長く美しい“長塀”と桜。
寄りで撮ってみた。
行幸橋は花見客で満員電車並みに混んでいました。
中でも目立ったのは台湾からのお客さんで、
桜とお城との記念写真撮影をする人がかなりいて
交通渋滞が生まれていました。
台湾に桜はないのかな。
いや、
桜とお城の組み合わせがエキゾチックなんですね。
その混雑から離れようと
右の櫨方門(はぜかたもん)のほうに折れると、
静寂がありました。
備前堀の前にいくつか宴会グループがあったけれど静かです。
その静けさが千鳥ヶ淵の宴会を思い出させます。
東京でよく見に行ったのは千鳥ヶ淵の夜桜でした。
被さるようにあるいは倒れかかるようにして、
お堀の水面ぎりぎりに枝の走った桜の古木が並んでいるのです。
そのピナ・バウシュのダンスを思わせるような繋がりが
鏡のような水面に映えて美しく、
一人でうっとり眺めていました。
沿道にはつねにたくさんの宴席がもうけられていましたが、
不思議なことに静かな記憶しかありません。
みんな小声でひそひそ喋って
しっとりした空気が流れていたように思います。
ほんのときおり、
キャーという黄色い声が聞こえることもありましたが、
ぜんたい的にとても静かな花見の宴でした。
櫨方門の宴も、
こちらはまだ空も明るい時間帯ですが
その雰囲気に似ています。
きれいなお堀と桜の前では
騒ぐ気にならないのかもしれません。
ね? きれいでしょ。備前堀と桜です。
どっちがヨシモトさん?と思われるでしょうが
私ではなく、
備前堀の桜のそばにいらした老婦人お二人。
楽しそうにお喋りされていました。
お堀と桜のツーショットを撮りたかったのですが、
お二人、とても楽しそうにお喋りされていて
なかなか終わりそうになく、
えいっ、と、込みでシャッターを押させてもらいました。
無断ですみません。
今にも石垣を乗り越えそうな枝走り。
長塀対岸の桜並木が「長塀通り」。
週末は雨という予報で、
たぶんこの満開は金曜日のこの日で終わりでしょう。
桜は熊本ではいたるところで堪能できますが、
とにかく税務署へ行かねばならない私は
お城の外側をちょっとだけお花見してみました。
その受付最終日である15日前後、
一昨年は父が亡くなり去年は母が亡くなり、
2年間多忙のためやれなかったのでした。
さすがに今年は、と思っていたのに
やはり法事や何やかやで忙しく
実はまだやっていなくて焦っていたのです。
少しなら遅くなっても受け付けてくれると聞いたので、
せめて4月になる前に、と、
3月最後の金曜日である昨日28日、
申告用紙をいただきに税務署へ急ぎました。
ソメイヨシノが満開!という金曜日でした。
税務署はお城(熊本城)の先にあります。
いやでもお城のわきを通らなければなりません。
すると目の前に広がったのです、
淡いピンク色のかたまりが・・・。
お城は満開の桜に包まれていました。
用事をかかえ急ぐ身なれど、
そんな桜を無視して先へ行くことなんぞできやしません。
城内へ続く行幸橋の上で思わず足を止め、
カメラを取り出しパシャリ。
中央に流れているのは坪井川です。
左の長塀の下には
散策したり、お弁当食べたり、場所取りしたりの人々がいました。
右側のプロムナード「長塀通り」には出店が並んで
そこら一帯美味しそうな匂いが漂っています。
たこ焼き、焼きそば、お好み焼き・・・ああ、懐かしい。
神宮球場のスタンド席を思い出させる匂いです。
楽しそうだなあ。
来年はここでじっくりと花見したいなあ。
考えたら、
大人になってから熊本で花見はまだ一度もやっていません。
税金のことで頭がいっぱいでしたが、
久しぶりの“お花見ワールド”にわくわくしてきました。
まさに満開!
日本一長く美しい“長塀”と桜。
寄りで撮ってみた。
行幸橋は花見客で満員電車並みに混んでいました。
中でも目立ったのは台湾からのお客さんで、
桜とお城との記念写真撮影をする人がかなりいて
交通渋滞が生まれていました。
台湾に桜はないのかな。
いや、
桜とお城の組み合わせがエキゾチックなんですね。
その混雑から離れようと
右の櫨方門(はぜかたもん)のほうに折れると、
静寂がありました。
備前堀の前にいくつか宴会グループがあったけれど静かです。
その静けさが千鳥ヶ淵の宴会を思い出させます。
東京でよく見に行ったのは千鳥ヶ淵の夜桜でした。
被さるようにあるいは倒れかかるようにして、
お堀の水面ぎりぎりに枝の走った桜の古木が並んでいるのです。
そのピナ・バウシュのダンスを思わせるような繋がりが
鏡のような水面に映えて美しく、
一人でうっとり眺めていました。
沿道にはつねにたくさんの宴席がもうけられていましたが、
不思議なことに静かな記憶しかありません。
みんな小声でひそひそ喋って
しっとりした空気が流れていたように思います。
ほんのときおり、
キャーという黄色い声が聞こえることもありましたが、
ぜんたい的にとても静かな花見の宴でした。
櫨方門の宴も、
こちらはまだ空も明るい時間帯ですが
その雰囲気に似ています。
きれいなお堀と桜の前では
騒ぐ気にならないのかもしれません。
ね? きれいでしょ。備前堀と桜です。
どっちがヨシモトさん?と思われるでしょうが
私ではなく、
備前堀の桜のそばにいらした老婦人お二人。
楽しそうにお喋りされていました。
お堀と桜のツーショットを撮りたかったのですが、
お二人、とても楽しそうにお喋りされていて
なかなか終わりそうになく、
えいっ、と、込みでシャッターを押させてもらいました。
無断ですみません。
今にも石垣を乗り越えそうな枝走り。
長塀対岸の桜並木が「長塀通り」。
週末は雨という予報で、
たぶんこの満開は金曜日のこの日で終わりでしょう。
桜は熊本ではいたるところで堪能できますが、
とにかく税務署へ行かねばならない私は
お城の外側をちょっとだけお花見してみました。
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