みはらのたまごの秘密
先日Gallery-moeで友だちの還暦祝いを購入してお店を出ようとしたとき、
オーナーの荒木洋子さんが「あ、ヨシモトさん、これプレゼント」と言って
店内のすみっこに置かれたダンボール箱の蓋を開けました。
なんだろう、と中を覗くと
見るからに殻の固そうな立派な赤玉卵がずらり並んでおりました。
Gallery-moeの企画展は、器だけでなく 、
服、時計、アクセサリー、布、など多岐に亘ります。
で、次なる企画が「熊本のおいしいもの展」で、
卵はその展示品だろうかと訊ねたところ、違いました。
定期的に農家から直接まとめて購入しているのが先ほど届いて、
とりあえずここに置いているとのことでした。
ダンボール一箱分もまとめ買いして食べきれるのかと心配になりましたが、
新鮮だからもちがいいし、
こんな風に皆さんにお分けするから平気ですよ、と笑う荒木さん、
さりげなく
わきから灰色の卵用紙ケースを取り出し、
艶々の卵をそれに手際よく10個収めると、
慣れた手つきで
小さなパッケージ用紙でくるんだ上に紙ひもキュッ。
そして「はい」と渡してくれた。
手品のようで思わずパチパチ拍手しました。
それになんともオシャレな外装じゃないですか。
とても農家直販の卵には見えないから訊ねると、
ギャラリーの上にあるデザイン事務所アプアロットが
パッケージデザインを手がけているとのこと。
アプアロットは2人の若手女性デザイナーからなっています。
なるほど・・・ですねえ。
若い女性の感性ですよねえ。
ケースを前に「ふうん」としみじみ見入っている私に
「この方が今持ってきてくれたんですよ」と
荒木さんが女性を紹介しました。
お名前は三原加容子さん。
だから「みはらのたまご」なのか。
「みはらのたまご」は
熊本市から車で1時間少々南下した下益城郡美里町の中郡養鶏という
農場で生産されていました。
(さらに南下して山中に向かったあたりに五家荘とか椎葉村とか平家落人伝説
の地があり、新年から始まるNHK大河ドラマ「平清盛」効果で観光客が多
少増えるのではと思います。関係ないけど)
養鶏場の社長が三原さんのご主人で、
奥様の加容子さんがいつも産みたてほやほやのやつを
moeまで届けてくれているようです。
ゆえに新鮮さはピカいちで、
荒木さん言うに「これを食べたら他は食べられませんよお」。
っていうことは特別な飼育法かと訊ねたら、
「特別なことはしていないけれど新鮮さには自信があります」と加容子さん。
農場直販なのでとにかく新しいのが手に入るんですね。
家に持ち帰りしっかり、矯めつ眇めつ眺めました。
サイズが大きいのも凄みありますが、
殻の赤味や固さが尋常ではありません。
ほらね。
割ってみました。
普通に「コン」じゃ割れませんよ−。
ダチョウの卵くらいに固い(冗談です)。
出てきた黄身もこんな風です。
ぷりぷりに盛り上がってます。
色も濃いでしょ。
若さ漲るって感じで。
ほら、黄身がぷりぷり、白身がぷるぷるに盛り上がってます。
お皿をぐるぐる回すと卵もぐりぐり回ります。
強いんです!
このぐりぐりな感じは驚いたときのうちの猫の目にそっくりと思い、
確証のため写真を並べてみようと幾度もアップロードを試みたのですが、
ブログ管理機能から”ファイルが大きすぎます!”と叱られて断念。
アップ作業はむずかしいですなあ・・・。
さっそく食べました、
卵かけご飯、玉ねぎとあげの落とし卵味噌汁、オムレツ。
なるほど〜、特に卵かけご飯は最高です。
生きのいい美味しさに満ちていました。
でも加容子さんに教えて貰った「煮たまご」は失敗でしたッ。
日持ちすると聞いて正月料理にいいかと
残りの4個で練習したのですが、
殻むき作業がことごとくダメでした。
気が短いのでこういう作業はからきしですね。
でも美味しそうなのでレシピをお伝えします。
「煮たまご」
しばらく室温に慣らした卵を鍋に入れ、水を1センチの深さに注ぐ。
初めは強火、カタカタと音がしだしたら弱火にして、
火をつけてからトータル7分で鍋を下ろす。
卵を水に取り冷やす。
(浸水に時間を掛けた方が殻がむけやすくなるそうです)
取り出して殻を割る。
(尖っていない方をポンと叩いてひびを入れるとむきやすいそうです)
ジップロックなどの保存袋につけ汁(出し醤油あるいは麺つゆを100CC、
ごま油と蜂蜜を大さじ1杯)と卵を入れ、5日くらい漬けて完成。
冷蔵庫で保存だと10日くらいは持つそうです。
半分に切ってゴマ塩や胡椒やハーブを乗っけると
お酒のつまみのしゃれたひと品に。
「みはらのたまご」は基本的には電話かファクシミリで注文します。
TEL 0964-46-3680 FAX 0964-46-2437
ただし熊本市内Foody-one 大江店では取り扱っているそうです。
箱入りのL玉10個入り 300円、ネット入りM玉12〜15個入り 300円、
手提げケース入り40個 1,100円、箱入り70個 1,500円、150個 2,700円。
配送料熊本県内一律525円/箱(距離に応じて変わる)
紙ケースはかわいいのでちょっとした手土産に。
手提げケースはかっこいいので贈り物にしようと思いました。
煮たまご作りにも再度挑戦します!
オーナーの荒木洋子さんが「あ、ヨシモトさん、これプレゼント」と言って
店内のすみっこに置かれたダンボール箱の蓋を開けました。
なんだろう、と中を覗くと
見るからに殻の固そうな立派な赤玉卵がずらり並んでおりました。
Gallery-moeの企画展は、器だけでなく 、
服、時計、アクセサリー、布、など多岐に亘ります。
で、次なる企画が「熊本のおいしいもの展」で、
卵はその展示品だろうかと訊ねたところ、違いました。
定期的に農家から直接まとめて購入しているのが先ほど届いて、
とりあえずここに置いているとのことでした。
ダンボール一箱分もまとめ買いして食べきれるのかと心配になりましたが、
新鮮だからもちがいいし、
こんな風に皆さんにお分けするから平気ですよ、と笑う荒木さん、
さりげなく
わきから灰色の卵用紙ケースを取り出し、
艶々の卵をそれに手際よく10個収めると、
慣れた手つきで
小さなパッケージ用紙でくるんだ上に紙ひもキュッ。
そして「はい」と渡してくれた。
手品のようで思わずパチパチ拍手しました。
それになんともオシャレな外装じゃないですか。
とても農家直販の卵には見えないから訊ねると、
ギャラリーの上にあるデザイン事務所アプアロットが
パッケージデザインを手がけているとのこと。
アプアロットは2人の若手女性デザイナーからなっています。
なるほど・・・ですねえ。
若い女性の感性ですよねえ。
ケースを前に「ふうん」としみじみ見入っている私に
「この方が今持ってきてくれたんですよ」と
荒木さんが女性を紹介しました。
お名前は三原加容子さん。
だから「みはらのたまご」なのか。
「みはらのたまご」は
熊本市から車で1時間少々南下した下益城郡美里町の中郡養鶏という
農場で生産されていました。
(さらに南下して山中に向かったあたりに五家荘とか椎葉村とか平家落人伝説
の地があり、新年から始まるNHK大河ドラマ「平清盛」効果で観光客が多
少増えるのではと思います。関係ないけど)
養鶏場の社長が三原さんのご主人で、
奥様の加容子さんがいつも産みたてほやほやのやつを
moeまで届けてくれているようです。
ゆえに新鮮さはピカいちで、
荒木さん言うに「これを食べたら他は食べられませんよお」。
っていうことは特別な飼育法かと訊ねたら、
「特別なことはしていないけれど新鮮さには自信があります」と加容子さん。
農場直販なのでとにかく新しいのが手に入るんですね。
家に持ち帰りしっかり、矯めつ眇めつ眺めました。
サイズが大きいのも凄みありますが、
殻の赤味や固さが尋常ではありません。
ほらね。
割ってみました。
普通に「コン」じゃ割れませんよ−。
ダチョウの卵くらいに固い(冗談です)。
出てきた黄身もこんな風です。
ぷりぷりに盛り上がってます。
色も濃いでしょ。
若さ漲るって感じで。
ほら、黄身がぷりぷり、白身がぷるぷるに盛り上がってます。
お皿をぐるぐる回すと卵もぐりぐり回ります。
強いんです!
このぐりぐりな感じは驚いたときのうちの猫の目にそっくりと思い、
確証のため写真を並べてみようと幾度もアップロードを試みたのですが、
ブログ管理機能から”ファイルが大きすぎます!”と叱られて断念。
アップ作業はむずかしいですなあ・・・。
さっそく食べました、
卵かけご飯、玉ねぎとあげの落とし卵味噌汁、オムレツ。
なるほど〜、特に卵かけご飯は最高です。
生きのいい美味しさに満ちていました。
でも加容子さんに教えて貰った「煮たまご」は失敗でしたッ。
日持ちすると聞いて正月料理にいいかと
残りの4個で練習したのですが、
殻むき作業がことごとくダメでした。
気が短いのでこういう作業はからきしですね。
でも美味しそうなのでレシピをお伝えします。
「煮たまご」
しばらく室温に慣らした卵を鍋に入れ、水を1センチの深さに注ぐ。
初めは強火、カタカタと音がしだしたら弱火にして、
火をつけてからトータル7分で鍋を下ろす。
卵を水に取り冷やす。
(浸水に時間を掛けた方が殻がむけやすくなるそうです)
取り出して殻を割る。
(尖っていない方をポンと叩いてひびを入れるとむきやすいそうです)
ジップロックなどの保存袋につけ汁(出し醤油あるいは麺つゆを100CC、
ごま油と蜂蜜を大さじ1杯)と卵を入れ、5日くらい漬けて完成。
冷蔵庫で保存だと10日くらいは持つそうです。
半分に切ってゴマ塩や胡椒やハーブを乗っけると
お酒のつまみのしゃれたひと品に。
「みはらのたまご」は基本的には電話かファクシミリで注文します。
TEL 0964-46-3680 FAX 0964-46-2437
ただし熊本市内Foody-one 大江店では取り扱っているそうです。
箱入りのL玉10個入り 300円、ネット入りM玉12〜15個入り 300円、
手提げケース入り40個 1,100円、箱入り70個 1,500円、150個 2,700円。
配送料熊本県内一律525円/箱(距離に応じて変わる)
紙ケースはかわいいのでちょっとした手土産に。
手提げケースはかっこいいので贈り物にしようと思いました。
煮たまご作りにも再度挑戦します!
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