« 科学的にいって、人生は思い通りになる | Main | 食を楽しむ心の豊かさとは »

2009.11.10

月収いくら「以上」まで耐えられるか?

多くの人が、いつまでも(各自お気に入りの)成功法を使って思うような成果を得られないことを残念に思っています。

なぜ、多くの人がそのような状況にあるのかと言いますと、人間には個性やバックグラウンドの違いがあり、それにより、それぞれの人に適切な成功法や、また、その使い方があるのですが、書籍などでは最大公約数的なことが書かれていますので、大切なポイントを見逃してしまうこともあるのかもしれません。
とはいえ、誰でも、ある程度のところまで進歩すれば、人間としての本質に違いがある訳ではなく、正しい成功法は普遍的であるはずで誰にでも使えるものであることから、本来であれば、誰でも自由な人生を送れるはずです。

ところで、成功法の書籍を見ると、膨大な富や名声を得ることが正しい成功であると主張する人がよくいます。
私は、そんなところに、普通の人がいつまでも思い通りにいかない原因を感じることがあります。
例えば、私には数億円なんてものを欲しがる器がありません。
1ヶ月の収入が3百万円となると、もう面倒なのです。
銀行預金もあまり持たないようにしています。
それで、車でも買う機会があれば、力を発揮する良いチャンスなのですが、ベンツを欲しがるということもなく、先日書きました通り、マツダ・デミオを買って満足してしまいます。
多くの成功法の本の著者に言わせれば、スケールの小さな人間なのでしょう。
尊敬する苫米地英人さんによると、スコトーマ(心理的盲点)が沢山あるために、巨大な富を得た自分を実感できないということなのかもしれません。

ただ、それは、あのアルバート・アインシュタインも同じであるかもしれないのです。
彼の時代は、自動車は、今よりはるかに高価なものだったかもしれませんが、彼が勤務していた米国のプリンストン高等研究所では、彼より格下の多くの研究員が車を持っていました。しかし、彼は車を所有しようとしなかったばかりか、バスにすら乗らず、研究所までのかなりの距離を歩いて通勤していました。研究所の人達が車を止めて同乗を薦めても、彼は丁寧に断りました。
アインシュタインはお金に全く執着がなく、請われれば誰にでもお金をあげて奥さんに怒られる始末でした。いつもよれよれの服を着、靴下も履かずに靴を履いていたことは有名です。

ただ、私はアインシュタインと違い天才ではありませんし、また、実際にはアインシュタインはかなりの資産がありましたので、私も多少、お金の面で器を広げようと、少し先にでも、せめて366万円のフォルクスワーゲン・ゴルフGTIを買おうと思いました。このくらいなら、多少興味がわきます。普通はお店に車を見に行くのですが、私の場合は必要ありません。
ぶらりと買い物に行けば、ちゃんと駐車場に新車のゴルフGTIがとまっていました。色も私が良いと思っていたものと同じでした。そのくらいの状況操作まではできるのですが、今乗ってるデミオから乗り換える動機が全く出てきません。
では、もう1つの興味がある車で、268万円のミニ・クーパーを見ようと思っていたら、早速、たまたま車を止めた処の右側に外車のディーラーがあり、ピカピカのミニ・クーパーが一番前に展示されていました。いや、わざわざすいませんと、誰に言うでもなく見ておりましたら、確かに素敵ですが、自分で乗ろうとまでは思いません。

ただ、これらくらいの値段の車であれば、もし欲しいと思えば簡単に買えると思います。
私程度の状況支配でよろしいのでしたら、お役に立てると思います。


マスターの教え
状況操作の神秘から、望むなら無限の富まで。
あらゆる面で最悪な男が、マスターの教えで急激に状況を改善していく。
偶然世に出た、著者不明の霊的な教えの書。

↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 科学的にいって、人生は思い通りになる | Main | 食を楽しむ心の豊かさとは »

Comments

お世話になっております。

前回のコメントで紹介していただいたニベア・フォー・メンを使ったところ、顔にハリ・ツヤが出て非常に気分がいいです。ありがとうございました。(まだモテてはいませんけれどね笑)

Kayさんの水準の状況支配に達することができれば、どれだけ嬉しいことでしょうか。

ここでひとつ質問をさせて下さい。
Kayさんの状況支配能力は、昨年夏に少食を始られてから相当にレベルが上がったものとお考えですか?

Kayさんの記事を拝読する限り、少食を実践して初めて身についた……ということはないかと思うのですが、ご自身の感想をお聞かせいただければ幸いです。

Posted by: 納豆会計 | 2009.11.11 09:37 PM

★納豆会計さん
状況支配に気付いたのは、ごく幼い頃で、かなりの無茶をやりました。だいぶ前、書いたこともありますが、普通なら死んでいます。また書きます。
ただ、当時は、やはり偶発的で、強い欲求や生命の危機といったものが影響していました。

Posted by: Kay | 2009.11.12 06:33 AM

ありがとうございます。
なるほど、幼い頃に、偶発的にですか。

過去に書かれていたということで、よく確認せずに質問をしてしまい、失礼いたしました。
その記事について検索してみたいと思います。

そして、また書いていただいた際にも熟読させていただきます。

Posted by: 納豆会計 | 2009.11.12 06:31 PM

★納豆会計さん
すいません。これです。
http://kay.air-nifty.com/art/2009/05/post-b4f5.html
ただし、今はこの時とだいぶ考えが変わっているかもしれません。

Posted by: Kay | 2009.11.12 06:35 PM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 月収いくら「以上」まで耐えられるか?:

« 科学的にいって、人生は思い通りになる | Main | 食を楽しむ心の豊かさとは »