本文中にある褐色字は、書籍ならばルビを振りたい語句です。マウスポインタを合わせて下さい。ツールチップでその読みが表示されます 〔必ずしもその漢字本来の読みではないことに注意〕。
ザ・シークレット Activated 4
“The Secret”
<強力なプロセス>
第4章に進みましょう。遅々たる歩みであっても、持続しさえすれば 必ずゴールに辿り着けますからね。
「〔……〕『請求書は来ているだろうか』 『はい、来ています』 『請求書は来ているだろうか』 『はい、来ています』 あなたはこれを繰り返してしまいます。どうしてでしょう。 それは、あなたが債務を予期しているからです。〔……〕 そこで、ひとつ提案があります。次からは、請求書ではなく小切手を期待しましょう!」
P120
これは素晴らしい提案ですね。引き寄せの基本的スキルでありながら、尚かつ いろいろと応用が利きそうです
今日は 〇〇は売れてるだろうか (はい、売れてます)
持ち株は 上がってるだろうか (はい、上がってます)
人気ブログランキングの第〇位以内に入ってるだろうか (はい、入ってます)
第1章に関する記事で書きましたが、否定的な想念 〔「請求書は……」〕 をも命令だと解釈して、それを忠実に実行してくれる 超優秀な部下 あるいは召使いなんですね、潜在意識というのは……。
ですから、ネガティヴな思考や感情 〔恐れ・不安など〕 は、極めて有害だというわけです。
“The Secret” Activated (chapter4)
Kayさんへの長すぎるコメント -
自分の欲しいものを既に得たかのように感謝すると、非常に強いシグナルが宇宙に放射されます。それは、今この瞬間に感謝しているが故に、それが既に手に入ったというシグナルなのです。〔……〕 ありがとうございます、と前もって感謝しましょう。
P131
お願いしていたプレゼント たしかに受け取りました。
本当に どうもありがとうございます!
あなたのお陰で今日も またまた幸せです。
「神さまへ」 でも 「仏さまへ」 でも、たぶん効果は同じでしょう。とにかく、不可逆的なものだと見なされている 時流なる幻想を完全に無視して、《今 ここ》 で既に実現しているんだ、と妄想するわけですね。
妄想 すなわちイマジネーションの賛美は、例えば、秀作 『コンセント』 の中でも謳い上げられていましたっけ。
ちなみに、個人的好みから言えば、第2部 『アンテナ』 は駄作、第3部 『モザイク』 は名作です。
「〔……〕 トラックを走っているのとまったく同じようにイメージしていると、驚く事に、そのときと同じような順番で実際に筋肉が使われたのです。〔……〕 頭脳はその人が実際に走っているのか、リハーサルのイメージに過ぎないのかを識別できないからです。〔……〕」
P134
潜在意識は 現実と空想の区別がつけられない
という事実を初めて知ったのは、10年ほど前に読んだ ハワイアンシャーマニズムに関する本 を通じてでした。
で、その説明に かなりの説得力を感じたので、そうなのかもしれない、という前提の下、日常生活を送っていくうちに、やがてどうやら 間違いない、という確証を得るようになっていった次第なんです。
ここで紹介されている実験は、既にトップ・アスリートたちが クリエイティヴ・イマジネーション 〔リンクを張ってある教材、現在 そのマスター・コースに取組み中〕 という技法として実践するようになって久しいですから、その効果は完全に実証済みなんですね。
マット・フューリー (レスリング・カンフー)、レイモンド・ベリー (アメフト)、シャック・オニール (バスケ)、ビル・ベイツ (アメフト)、ジャック・ニクラウス (ゴルフ)、 などなど……。
じつに錚々たるメンバーでしょ?
更には、あまり知られていないことですけれど、全てのボクサーはメンタル・イメージ・トレーニングの達人です。 なぜならば、シャドー・ボクシングというのは その実演に他ならないからなんですね。
〔……〕 あなたがイメージを頭の中で描き、感じる時、既にそれはもう、所有していると信じるところまで到達します。その最終結果だけに意識を集中し、〔……〕 それがどのようにもたらされるかについては、意識を向けなくていいのです。それは宇宙に対して全幅の信頼を寄せているからです。
P139
信じよ! さらば救われん
と、これまた 聖書……ということは つまり、イエス・キリストの言葉に見ごと 符合しますね。 この偉人……そうとう 《解っていた》 方であったと認めざるを得ません! 大したものです、まったく。
ところで、「最終結果だけに意識を向ける」 のは、自我意識が目標を明確に定めてやると、潜在意識の機械的側面 〔サイコ・サイバネティクス用語では、サーボ・メカニズム〕 が自動的に そこへ到達するための最善策を編み出し、更には、事象や人物などの実現 “手段” を引き寄せてくれるからです。
「〔……〕 しかし、良い結果がなかなかついてこないのです。あともう少しで、良い結果が出現しようとしているのですが、彼らは表面しか見ていないので、『こんなの上手く行かないや』 と言うのです。するとどうなるでしょうか? 宇宙は 『あなたの望みを叶えましょう』 と言って、当初の願いは消えてしまうのです」
P146
望みを抱いただけで それが即座に実現するのだったら、誰も苦労はしませんよね。 何事であれ、いったん取り組むのだと決心したら、結果が表われるまで それを持続しなければなりません。まだ6章分も残っている この 「長コメ」 シリーズを、めげることなく書き続けていくように……(?)。
私にとって 書くという行為は、より深く理解するための有効手段なのです。ただ本を読んで 考えただけでは解らなかった、解っていなかった事ごとが、他者に語りかけるという形式を通じて紡ぎ出されてくるんです。だから、自分の話を興味深く聴いたり読んだりしてくれる人というのは、逆に、とても大切な “アドバイサー” のようなもの……。
Kayさんには感謝しておりますよ、ブッチャケ。
●毎日、就寝前にその日に起きた事を振り返って下さい。もしもその日の出来事や瞬間が自分の望む通りのものでなかったなら、それを自分の望む通りに再現してみましょう。
P153
イメージするだけでも有効なのだと ここで初めて気づかされましたが、10年ほど前から実践してきた、自称 「巻き直し」 と同様のテクニックです。
……もしも現実に、何か自分にとって好ましくない出来事や瞬間があったら、それが起きたときと同じルートを辿って その場所へ行き、前に経験した好ましくない事が起こらない、という現実状況を改めて体験して、それを潜在意識に “上書き” するんです。そうすると、過去の好ましくない事は 《非現実の記憶》 へと変わります。
記事の前半にもあったように、頭脳は実際に起きた出来事と想像とを識別することができないですからね。
第4章分はここまでです。
また4 最後まで おつき合い戴きまして どうもありがとうございました。
ところで、実は私も かなり年季の入った映画フリークなんです……。で、今日いただいたReコメを読んでいるうちに、『荒野の七人』 に関する記憶が猛スピードで自動再生されてきそうな予感がしてきました。
そこで、「長コメ」 シリーズ番外編と致しまして、次回の記事では 「恐怖を乗り越える」 というテーマに沿って考えていきたいと思います。
2010. 02. 14 2回休
コアな映画マニアの方へ
●俺なら こう終わらせるぞ マトリックス Revo.
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