ESP測定プログラム(Webページ版)
ESP測定プログラム専用Webページです
日本超科学会会長であられました、橋本健先生(理学博士)のサイメーターエミュレーションプログラムを参考に製作しました、ESP測定プログラムのページです(※1)。
サイメーター(超心理学実験器)とは橋本健先生が昭和25年の電気学会に発表した念力測定器で、それをコンピュータプログラムでエミュレート(※2)したものが、サイメーターエミュレーションプログラムです。そのプログラムは、日本超科学会ホームページ で無償公開されていましたが、それが マイクロソフトVisual Basic 4.0で作成されているため、現在の新しいコンピュータで使用することが難しい状況です。
(※1)日本超科学会様には当ブログの記事 ESP測定プログラム にリンクを貼っていただいております。
(※2)本来は、「コンピューターで、他機種のプログラムを、解釈用の小プログラム(エミュレーター)を介して自分のコンピューターで実行すること。」という意味であるが、ここでは、機械装置の働きをコンピュータソフトウェアで実現させたものという意味にお考え下さい。
そこで、私が、Visual Basic 2008で、新たに作成しました。無償で公開いたします。
簡単に言いますと、1枚のコインを投げ、表が出るか裏が出るかを予知するような要領で、ESP(Extra-sensory perception--超能力)の有無を判定します。
プログラムを動かすには、Microsoft .Net Framework2.0以上がインストールされたWindowsパソコンであることが必要です。もし動かなければ、マイクロソフトの Microsoft.Net Framework3.5 でダウンロードしてインストールをすれば動くと思います。
ダウンロードした esp_mesure.exe を適当なフォルダに置き、ダブルクリックすれば起動します。データファイルは、現状は、このプログラムが存在するのと同じディレクトリに作成されます。
コンピュータは、0か1かの値を保持しますが、それは高速に切り替わり、しかも、その様子は実験者には見えませんので、その値を普通の方法で知ることは不可能です。そこで、実験者は直観でもって、0が出るか1が出るかを予測します。その際に、ESPが発揮されれば、偶然に的中する確率を超えた正解率を示すはずです。
実験の結果、ESPが発揮されたかどうかは、橋本先生と同じように、統計的手法で判定するようになっております。統計学で言う危険率が5パーセント未満であれば、ESPが発揮された可能性があると判定しております。ただし、橋本先生は3パーセント未満とした方が良いとされておられました。このプログラムでは、危険率自体を表示しますので、それで判断していただきたく思います。
使い方は実に簡単で、[実験開始]ボタンをクリックすれば、後はメッセージの通りに操作するだけです。
本プログラムの特徴は以下の通りです。
- 試行回数を10回以上で自由に設定できます。
- 反応時間も計測します。
- 実験結果をCSVファイルで出力できます。
- 実験結果を実験者ごとに表示、平均値集計ができます。
反応時間に関しましては、橋本先生がご存命の時、私が、心理学的には正解時の方が反応時間が速いと思われると橋本先生に申し上げ、橋本先生が、サイメーターエミュレーションプログラムに、反応時間測定バージョンを追加して下さいました。私は、反応時間測定機能が付いたもののみ用意しましたが、性能上は付けない場合と違いはありません。反応時間は1ミリ秒単位で計測します。
実験結果のCSVファイルは、プログラムを置いたフォルダ内にesp_data.csvという名前で作成されます。プログラムを閉じて、再度実験を行っても、データは追加登録されます。1からの登録を行いたい場合は、このデータファイルを削除して下さい。データには名前を付けられますので、実験者ごとのデータを登録できます。CSVファイルですので、エクセルやアクセスといったソフトウェアで利用できます。
新たなデータを1から作成したい場合は、esp_data.csv ファイルを削除して下さい。削除する前に保管しておけば、またフォルダに戻して表示させることもできます。
プログラム更新履歴
- 2009年05月13日 バージョン1設置
リンク
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※橋本先生の全著作はかなりの数になります
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