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次回アップ予定:Scene-461 引地川最終回『上草柳2号橋~水源地』(10/20 12:00)
[Vol-20] 今回は東ケ里ふれあい橋から遡上して、上草柳4号橋、東名高速下Cb、縁橋までの紹介です。引地川遡上で小田急線を利用するのも今回で終わりですね。登戸駅で朝食、今日はアスパラのベーコン巻天婦羅が付いた冷やし蕎麦です。前回小田急江ノ島線の大和駅から帰宅しましたが、今回は右岸側の寺社から寄りたいので大和駅から相模鉄道本線に乗換えで一駅、相模大塚駅からスタートします。約1ケ月前の遡上ですが、残暑で暑い日でした。
相模大塚駅の北口に櫻森稲荷神社が在ります。境内の由来碑によると上草柳の鎮守で、1845年(弘化2)に、此の後に寄る熊野神社の鬼門除けとして、稲荷社が祀られ周囲に桜が植えられたと伝えられ、熊野神社の末社になります。祭神:宇迦之御魂神、三峯山神社大神、菅原道真、所在:大和市桜森3-5-30。社殿は1981年(S56)の再建、一之鳥居は1981年(S56)、二之鳥居は1964年(S39)の建立です。
櫻森稲荷神社から東へ800mに在る「台湾亭」へ行きます。途中の東名高速道路を跨ぐ大和1号跨道橋を渡り、高速脇の坂道を突き当りまで降りて左折で到着です。
「台湾亭」で拉麺を注文、イヤイヤ、此処は中華屋さんじゃありませんよ(笑)。1943年(S18)頃の戦時中に戦力補充として、台湾の青少年約8400余名が座間市に在った高座海軍工廠に集結し、終戦まで戦闘機「雷電」などの生産が行なわれ、此の上草柳には工員寄宿舎が建てられていました。其の後1987年(S62)に、帰国した元少年工で結成された台湾高座会、日本に残留した元少年工で結成された在日高座会が発足され、1993年(H5)の50周年記念大会で両地の親善交流記念、世界平和祈願を籠めて友誼シンボルとして「台湾亭」建設が提案され、1997年(H9)に完成、大和市に寄贈されたそうです。所在:大和市上草柳-ふれあいの森。中の欄間には綺麗な山水・花鳥画で飾られています。階段に彫られている飾りは海軍高座工廠のマークだそうです。局地戦闘機の「雷電」、マイコレクションにも在りますよ。
「台湾亭」の東隣に『#112上草柳4号橋』が架かっています。東ケ里ふれあい橋から210m上流に架かり、引地川左岸の大和市上草柳と右岸の同じく大和市上草柳とを結び、市道の文ケ岡80号線が通ります。
名称:上草柳4号橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:20.4km
橋の長さ:13.3m
有効幅員:約4m
完成:1978年(S53)
左岸側に渡り東に150m程進むと、上草柳の熊野神社の鳥居が左手に見えます。拝殿までの参道階段は51段でした。かつて此の地は、慶長年間(1596~1615年)迄は東方の深見村に属していましたが、其の後 深見村から分村し草柳村と改称し、村の鎮守として熊野三社大権現が祀られたと云われています。其の後、熊野三宮大権現、熊野社、熊野神社と改称、1908年(M41)に村社、1922年(T11)に指定村社に列格しています。祭神:須佐之男命、速玉之男命、伊邪那岐命、事解男命、所在:大和市上草柳905。社殿は1978年(S53)の再建、鳥居は紀元二千六百年記念と彫られているので、1940年(S15)の建立ですかね。狛犬は1978年(S53)の建立です。
拝殿右脇の道を300m程北西に進み左折100mの場所に浄土真宗寺院の善徳寺が在ります。東本願寺末で、甲斐の国の善徳坊(1580年/天正8卒)による創建と推定されている古刹です。厨子と本堂を建立する際に土中から発見された銅造釈迦誕生仏立像は大和市の有形文化財に指定されています。山号:草柳山、本尊:阿弥陀如来像、所在:大和市上草柳3-10-5。大和十龍巡りの六ノ龍です、前述の台湾亭に関連する戦没台湾少年工慰霊碑が在ります。梵鐘は1796年(寛政8)の鋳造です。
善徳寺前の道を南西方向に120m進むと、『#113東名高速下Cb』で、左岸側の横浜町田ICと右岸側の海老名SAとの間に位置しています。東名高速下を潜る隧道脇に廃車されたクラシックカーが並んでいます。アメリカのギャング映画に出て来る様な、好きなフォルムの車ですね、ロゴが外れているので画像検索するとシボレー(Chevrolet)・スタイルラインでした。後ろはエンブレムが見えランブラー(Rambler)です。
名称:東名高速下Cb
構造種別:3連ボックスカルバート
河口からの距離:20.6km
暗渠の長さ:約80m
暗渠の幅:約10m
完成:不明
東名高速下Cb端から13m上流に架かるのが『#114縁(ゆかり)橋』です。区切りが良いので此の橋を今回終着地点の橋とします。左岸の大和市上草柳と右岸の同じく大和市上草柳とを結ぶ、人道専用橋です。左岸側に見える池は草柳園フィッシングセンターです。本日木曜日が定休日なので釣り人は居ませんね。脇の遊歩道脇に野草が見られます。ホタルブクロの様な花は初めて観る野草で、ツリガネニンジン(釣鐘人参)でした。
名称:縁橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:20.6km
橋の長さ:約14m
有効幅員:約1.5m
完成:不明
>>>後書き<<<
ブログスペースが出ましたので、料理ストックで穴埋めしますね。アボカド、スーパーで100円の時と200円の時がありますが、理由が判りません。勿論100円の時が買いですよ(笑)。中のデカイ種、プランターに埋めて置くと30cm位に育ちますが例年冬に枯れますね、ビニールで覆っておけば越冬するかな。■アボカドコンビーフ炒飯、■アボカド焼きそば。缶詰のサバ味噌、余ったらホットサンドに入れると美味です。■サバ味噌ホットサンド、■ジャコ豚冷やし中華。
■トンテキ、■なめこオロシ天蕎麦、■パクチーカレー、■ハヤシライス。
■ベーコン野菜炒め、■海鮮パスタ、■鶏キムチ炒飯、■豚ナス炒め。
次回は縁橋から継続遡上して、上草柳2号橋水管橋、上草柳2号橋、しらかし池堰堤橋、無名橋、緑のかけ橋、無名Cb、笹山高架橋、終端の橋、水源地までの紹介で、引地川遡上編の最終回になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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