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次回アップ予定:Scene-450 引地川『上河内橋~下土棚橋』(09/06 12:00)
[Vol-09] 今回は横須賀水道引地川水管橋から遡上して、馬渡橋、円行新橋、円行水管橋、円行大橋、柳橋、湘南台橋、湘南台橋水管橋までの紹介です。今回は最寄り駅の小田急江ノ島線六会日大前駅からのスタートですね。改札を出ると「箱根そば」が在ったので、エネルギ補給して行きます。
では、駅前から北西800mに架かる『#36馬渡(まわたり)橋』まで行きます。引地川左岸の藤沢市円行と右岸の同じく藤沢市円行とを結び、市道湘南台308線が通ります。橋名の馬渡は旧地名らしいです。
名称:馬渡橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:8.9km
橋の長さ:25m
有効幅員:8m
完成:2009年(H21)
馬渡橋の右岸上流脇に花壇が整備されています。藤沢市のアダプト・プログラムの手法を取り入れた「美化ネットふじさわ」の一つです。市のHPから参照すると、アダプト(adopt)とは、英語で「養子縁組する」と言った意味で、一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民が里親となって養子(公共の場所)の世話(清掃等の環境美化活動)を行ない、行政が支援するというものです。色々な種類のタチアオイ(立葵)にハナビシソウ(花菱草、別名:カリフォルニアポピー)、ラークスパー(千鳥草)などが満開でした。ラークスパーの花の後ろから出ている筒状のツノは距(キョ)と呼ばれ、中に蜜が溜まっています。此の距の形が鳥の蹴爪に似ていることから(Lark's spur:ひばりの蹴爪)の名前が付けられたそうです。馬渡橋から左岸上流160mに流れ込む川は準用河川の不動川(流路延長:2.4km)です。
馬渡橋の上流560mに架かるのが『#37円行新橋』で、左岸の藤沢市湘南台3丁目と右岸の藤沢市円行1丁目・2丁目とを結び、市道土棚石川線が通ります。橋の廻りには撮影可能スポットが在りませんね。
名称:円行新橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:9.4km
橋の長さ:28m
有効幅員:16m
完成:1977年(S52)
円行新橋の上流隣りに水管橋が架かっていますが、無銘板なので『#38円行水管橋』としておきます。送水系統は不明です。
名称:円行水管橋
構造種別:1径間フランジ補剛形式
河口からの距離:9.4km
橋の長さ:約8m
水管径:約φ300
完成:不明
円行水管橋から90m上流に架かるのが『#39円行大橋』です。橋の廻りに季節の花、紫陽花にアベリアが咲いています。正確には梅雨後の遡上だったので、”咲いていました”ですネ(笑)。
円行大橋は左岸の藤沢市湘南台3丁目と右岸の藤沢市円行2丁目とを結び、神奈川県道403号菖蒲沢戸塚線が通ります。橋から左岸上流方向に桜並木が約1.5km続いています。来年、花見に来ようかな?
名称:円行大橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:9.5km
橋の長さ:約20m
有効幅員:約10m
完成:不明
円行大橋の左岸側、桜並木沿いに240m程進み右折、50m先左手に円行八幡宮が在ります。創建は不詳ながら入口の由来碑によると、1614年(慶長19)桐ケ谷大膳及び全村が一致して円行東南の地に再建、其の後天明年間(1781~1789年)の水害に遭い、青木伊右衛門氏の畑地を買請け、現在地に造営とあります。祭神:誉田別尊、素盞嗚尊、所在:藤沢市湘南台3-10-5。鳥居は1996年(H8)の建立です。
引地川沿いに戻り200m程遡上すると『#40柳橋』です。円行大橋から440m上流に架かり、此の橋も左岸の藤沢市湘南台3丁目と右岸の藤沢市円行2丁目とを結び、市道湘南台356線が通ります。流れが茶色く濁っていますが、上流1km程での遊水地工事による土砂流入の影響です。道端に変わった萼の紫陽花が咲いています。ウズアジサイやオタフクアジサイと云う名前で、ガクアジサイが病気になり萼が丸まったものを園芸品種として開発されたそうです。
名称:柳橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:10km
橋の長さ:20m
有効幅員:12m
完成:1969年(S44)
柳橋から160m上流に架かるのが『#41湘南台橋』です。左岸の藤沢市湘南台3丁目・4丁目と右岸の藤沢市円行2丁目・円行とを結び、市道高倉遠藤線が通ります。
名称:湘南台橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:10.1km
橋の長さ:230m川m
有効幅員:16m
竣工:1968年(S43)
湘南台橋の上流隣りに水管橋が架かっていますが、無銘板なので『#42湘南台橋水管橋』としておきます、送水系統は不明です。区切りが良いので、此の橋を今回の終着地点の橋とします。
名称:湘南台橋水管橋
構造種別:1径間パイプビーム
河口からの距離:10.1km
橋の長さ:約23m
水管径:約φ300
完成:不明
>>>後書き<<<
次回は湘南台橋水管橋から継続遡上して、上河内橋、湘南台大橋、中村橋、下土棚水管橋、下土棚大橋、下土棚橋までの紹介です。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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