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次回アップ予定:Scene-215 秋川『和田橋、下日向橋、上日向橋、橘橋』(10/10 12:00)
今回は石舟橋から遡上して、新矢柄橋、新乙津橋、乙津橋、青木平橋、西青木平橋までの紹介です。JR武蔵五日市駅から西東京バスに乗り、荷田子バス停で下車。檜原街道を200m程バックすると、『#24新矢柄橋』です。空は抜けるような青で、秋近しですね。新矢柄橋の下には取水堰が見え、河原に降りる道も在るので下に行きます。途中に案内札の付いた市の保存樹木が在ります、サイカチ(皁莢)と書いてあり、マメ科の落葉高木で別名、カワラフジノキと呼ばれています。
新矢柄橋は、5年前に完成した都道33号上野原あきる野線(檜原街道の新道)に合わせて架橋された比較的新しい橋で、秋川左岸のあきる野市乙津と右岸の同じくあきる野市乙津に架かります。旧道の矢柄橋の後継橋です。
名称:新矢柄橋
構造種別:鋼アーチ支持桁
河口からの距離:17.9km
橋の長さ:96m
有効幅員:9.75m
竣工:2008年(H20)
新矢柄橋の上流200mに架かるのが『#25新乙津橋』で、新矢柄橋と同時期に秋川左岸のあきる野市乙津と右岸の同じくあきる野市乙津に架かり、檜原街道の新道が通ります。橋名は地名からの命名ですね。
名称:新乙津橋
構造種別:1径間PCアーチ
河口からの距離:18.1km
橋の長さ:73m
有効幅員:9.75~10.25m
竣工:2008年(H20)
新乙津橋の上流75mに架かるのが『#26乙津橋』で、此方の橋も秋川左岸のあきる野市乙津と右岸の同じくあきる野市乙津を結び、一般道が通ります。橋を側面から撮るポジションが有りませんね。
名称:乙津橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:18.2km
橋の長さ:約38m
有効幅員:約4m
補修:2005年(H17)
乙津橋の近くにトレニア(ゴマノハグサ科の一年草)が咲いています。白、赤、黄色などがありますが、紫青色が好きです。少し進むと左手に、おやきの店が見えます。覗いて見ると、店員が見えないのでパスします。
乙津橋から北西250m程に臨済宗建長寺派寺院の龍珠院が在るので寄ります。入口の参道は芝生の斜面、歩き難いけど斜面はゴルフで慣れているので、前傾姿勢で上がって行きます(笑)。創建は1363年(貞治2)、戸倉の光厳寺10世日峰朝禅師を請じて開山し開祖は心叟徹禅師で、1649年(慶安2)に徳川家光より寺領9石8斗の御朱印を賜っていたそうです。山号:天照山、本尊:観世音菩薩像、所在:あきる野市乙津1422。
龍珠院の右側にも参道が在りました。此方が正式みたいでした(笑×2)。参道を出ると左手石段の上に鳥居が見えますね。神明社の額が付いているので参道石段を60段程登ります。創建は不詳、かつて神明皇大神と称し、隣の龍珠院の鬼門除けとして建立されたそうです。1869年(M2)に社号を神明社に改めています。祭神:天照大神、天児屋根命、素盞嗚命、所在:あきる野市乙津1402。狛犬は1990年(H2)の奉納です。
龍珠院の山道を西方向へ500m程進むと、「本陣」と云う旅館が在ります。観光名所の無い、こんな場所に在って、客来るのかな?心配になりますね。山道脇に栗の木が幾つか在ります、大きな毬栗を付け美味しそうに実っていますね。
更に200m進むと左手に『#27青木平橋』が架かっています。此方の橋も秋川左岸のあきる野市乙津と右岸の同じくあきる野市乙津を結び、一般道が通ります。橋名は旧地名からの命名です。
名称:青木平橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:18.9km
橋の長さ:約43m
有効幅員:約4m
完成:1962年(S37)
青木平橋北詰から40m程西に進むと、斜面の上に鳥居が在ります。地図では八坂神社になっていますが、先行者のブログなどでは熊野宮との事で、右側斜面に在る祠は不動堂です。創建等は不詳です。所在:あきる野市乙津1197付近。
熊野宮から西に250m程進み、丁字路を右折すると右手に青木平熊野神社の鳥居が見えます。1441年(嘉吉1)の勧請と云われ、かつて熊野大権現と称していました。1590年(天正18)に社殿が焼け、翌19年に再建しています。祭神:伊弉那岐命、伊弉那冊命、所在:あきる野市乙津1102。
熊野神社の西隣に臨済宗建長寺派寺院の陽谷院が在ります。創建は不詳、戸倉の光厳寺28世天叟宗祐禅師による開山です。山号:福祐山、本尊:馬頭観世音菩薩像、所在:あきる野市乙津999。陽谷院脇に湧き水が貯められた水槽が在ったので、汗臭いタオルを洗濯させてもらいました(笑)。
陽谷院から南に80m程進むと今回終着地点の『#28西青木平橋』で、此方の橋も秋川左岸のあきる野市乙津と右岸の同じくあきる野市乙津を結ぶ、人道専用の吊橋です。
名称:西青木平橋
構造種別:1径間吊橋
河口からの距離:19.2km
橋の長さ:約30m
有効幅員:約4m
完成:1992年(H4)
>>>後書き<<<
10月に入り、秋の味覚も安く並び始め、秋刀魚の塩焼きが美味しい時季になりましたね。秋刀魚のわたが好きな人もいますが、自分は食べないので焼く前にわたを抜きます。お酒のつまみとして焼く時は、少し面倒ですが三枚に下ろして焼き鳥の櫛に捩じり付けて、フライパンでコロコロ焼きます。齧りながらお酒が美味しく飲めますよ。残ったら、混ぜ御飯。イクラを追加して豪華に仕立てました(笑)。
少し寒くなって来たので、大根、人参、牛蒡、蒟蒻、そして豚バラを1パック投入でリッチな豚汁にしました(笑)。沢山作ったので、2日目はミニ土鍋を出して、豚汁煮込み蕎麦。3日目は豚汁雑炊、キムチを追加して煮込み、卵、大葉、レモンをトッピング。最後まで熱々で美味しく頂けます。これから、鍋物が増えますね。
次回は西青木平橋から遡上して、和田橋、下日向橋、上日向橋、橘橋までの紹介です。
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Author:mark60
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