習近平式大嘘プロパガンダ「抗日戦争勝利７０年記念式典」　　　



実は、
嘗て日本軍が支那大陸で戦争した相手は殆どは蒋介石国民党軍である。毛沢東共産党八路軍は峡西省延安の山岳地帯にまで逃げ回っており、日本軍と戦った事が殆ど無く、発想すら出来なかった「記念式典」である。
１９４５年は未だ国共内戦の最中にある。イヤ寧ろ１９４５年当時は国民党軍蒋介石が圧倒していた時期である。中華人民共和国建国は１９４９年なので、2015－1949＝66で、「７０週年記念」には４年計算が合わない。一体４年をどこへ隠したのか？　習金平は自国国民にも、日本にも、世界中にも説明義務がある筈である。




２０１５年９月３日、この日、
中共習近平国家主席は、プーチン露首相、朴ムクゲエ南鮮大統領、朝鮮人国連事務総長、その他アジア、アフリカからの大統領及び首相らの外国賓客を招いて北京で「抗日戦争勝利７０年」を記念する式典を盛大に催したのだが、
ここで習氏はこう述べている。

「７０年前の今日、中国人民は１４年の長きにわたる想像を絶する艱難辛苦に満ちた闘争を経て、抗日戦争の偉大な勝利を手にした」

どうやら彼の頭の中では、７０年前のこの日、つまり１９４５年９月３日、中共は日本軍から偉大な勝利を勝ち取った事になっているらしい。
歴史を捏造歪曲するにも程があろう。

１９４５年９月３日とは、日本がカイロ宣言に基づいてポツダム宣言を受け入れ、連合国に対して無条件降伏しミズーリ号艦上で降伏文書に署名した日、その日である。
又カイロ宣言とは、日本を支那、満州、台湾から撤退させることを謳っているが、このときのメンバーは米、英、それに中華民国国民党政府蒋介石の３者だけで、中共毛沢東主席は一切関わりが無い。
日本が戦争していたのは蒋介石国民党軍なので当然のことである。いくら歴史を紐解いても、毛沢東中共がこの日「抗日戦争勝利」を祝うあらすじはどこにも出てこないのである。
基本的な歴史認識として、中華人民共和国が国共内戦を征して独立したのはさらに４年後のことであって、このときはまだ戦争の決着はついておらず、しかも相手は蒋介石国民党軍であり、日本軍ではあり得ない。１９４５年日本軍が撤退した後、更にまた４年間も一体どこで日本軍と戦争していたというのか、馬鹿馬鹿しくて話にもならない。

筑波大名誉教授遠藤誉著「毛沢東」によれば、
”毛沢東時代、大陸で生きてきた者なら誰でも知っている。人民は皆、「抗日戦争を戦ったのは勇敢な八路軍や新四軍で、国民党軍は山に逃げ、特に蒋介石は日本敗戦後初めて山（四川省峨眉山）から降りてきて国共内戦を始めた」と教えられてきた”
ところが史実はその逆で、逃げ回っていたのは毛八路軍であることははっきりしている。
シナ人が描くファンタジーとは、斯くも嘘が見事に蔓延していて、まさに何処までも空いた口が閉まらない。

ところが又一方、
後日毛沢東は、「我々が統一できたのは日本軍が国民党軍と闘ってくれたお陰である。日本軍なしには我々は勝利できなかった。日本軍には感謝している」と何度も言っているが、是は彼が存命中一度たりとも、「抗日戦争勝利記念日」なるプロパガンダを企画したことすらないことからも明らかである。
事ほどさように、彼らの話は元から「牽強付会の説」であるので、聞けば聞くほど話は更に混戦する。

中共が、抗日戦争勝利とか、南京大虐殺とか、靖国神社問題とかの反日カードを切り出してきたのはつい最近のことであり、不安定な一党独裁政治を絶えず引き締める為に捏造された体のいいプロパガンダでしかない。

日本に対して歴史認識を正せ、と言う資格が一体どこにあるのか、と如何に「詐」の国の国民と言えども、一寸と歴史を検証すれば誰でも分かりそうなものだが、朝鮮人同様シナ人も又、日本に関する話になると、凡そ冷静な歴史分析など先ず出来ないもののようである。

　
　麗澤大学創立者広池千九郎翁銅像　「後進の者がブーメランを放ってしまった。誠に遺憾である」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



国際政治学者藤井厳喜氏は自らの信念に基づき、終始一貫して「中国呼称」はおかしいと叫び、「支那呼称」を止めなかった為に、不当にも麗澤大学を解雇されたが、もっと残念なのは、この不当解雇の話が世間的には殆ど知られていないことである。


それは何故か？
それは、「東シナ海」を放置したままで、「支那人」だけを差別語だと騒ぎまくる勢力の自己矛盾が忽ち暴露されるのを恐れるからに他ならない。
更には、有り体に言って、
中華民国初代総統孫文大先生が、日本国内閣総理大臣大隈重信閣下に宛てた手紙の中に何度となく「支那」が踊っていることがバレるのは決定的に具合が悪かろう。

畢竟、日本にはワールドスタンダードたる「シナ」を使用しなければならない理由など無い筈である、という恐るべき無知なる論法がまかり通っているのだが、彼らは「中華人民共和国」が生まれる前から在る中国銀行、中国新聞、中国放送、中国電力、中国大会、中国食品の受けた大迷惑を知ろうともしない。

更に噴飯物の話は、
実は、前記麗澤大学には見事なまでにブーメランが返って来ていることである。
支那は差別語である、その差別語を使用した講義は本学の建学の精神に悖るものである、と広言したあの麗澤大学には創立者広池千九郎の銅像がキャンパス内に鎮座ましましているが、その創立者広池翁自身の著作の中に、何と「支那文論」が燦然と輝いているという見事なばかりの自己矛盾、中途半端さである。支那が差別語であるならこんな著作は存在しなかった筈である。そして今こそ麗澤大学は自らの創立者の偉業を貶めた無知ぶりを恥じるべきである。
まるで絵に描いたブーメラン攻撃に見事に晒されているというのだから、天国の広池翁の心中、如何ばかりか、と同情を禁じ得ない。

「膺懲支那」が差別語なら、「鬼畜米英」も差別語
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
初代中華民国総統孫文は、時の日本国内閣総理大臣大隈重信に宛てた手紙の中で、何度も支那を使用している。支那が差別語ではないこの決定的証拠、を見せられても納得しないのがシナ人である。中にはこれは捏造だと喚くシナ人もいた。

「東シナ海」、「インドシナ」は構わないが、「シナ人」は差別語である、という論理は既に破綻して久しいのだが、しかし、これまでの処、何故「シナ」が差別語か、この問いに対する回答を当のシナ人から明確な回答を聞いたことがないのだ。
驚くべき事に、日本国内の反日左翼メディアが繰りだす、「彼らが一人でも嫌悪感を感じる者が居る限りそのような呼称は使うべきではない！」との論法に猶一層元気づけられ、「理屈などない、只只感情的にイヤだ！」と叫ぶだけでそこには論理的説明は一切無い。

有り体に言って、
華夷思想に嵌まったことのない日本が、尊称である”中国”と呼称するのは間違いである。特に、千年も前から国内に”中国”が在る日本は、混同を回避する為にもワールドスタンダードの「支那」と呼称するべきであり、”支那”が正解である事を示す証拠は山のようにあるのであるが、この論理的に隙の無い意見を一顧だにすること無く、只単に「侮辱だ、差別だ、屈辱だ」と咆哮するのみである。

そこで、あれこれ手当たり次第に調べに調べてみたのだが、この程ようようそれらしきものを発見した。
そして驚いたことには、その回答は何と日本側から出ていたのである。
「シナ」を何としても差別語にしたいこの国の反日勢力、とりわけ熱心だった共産党が探し出してきた「証拠物件」、これが嘗て日中戦争時日本が唱えたという「膺懲支那」（支那を懲らしめろ！）、である。


>「シナ」とは、外国人が中国を呼ぶ用語として、それなりの歴史的根拠をもっています。しかし、問題は、それが、戦前・戦中、日本の中国侵略と結びついて、中国にたいする侮蔑（ぶべつ）語として使用されたことであり、中国国民はこの呼称を拒否しています。当時、日本政府は、「中華民国（中国）」というその時期の正式国号を無視し、ことさら「シナ」、「シナ人」などと呼んで、中国と中国人をさげすむ態度をとりました。これは、中国侵略戦争のさい唱えられた「膺懲（ようちょう）支那」（「支那を懲罰せよ」）などというスローガンに端的に示されています。
こうした歴史の真実を直視すれば、中国を「シナ」と呼ぶことは、単に時代錯誤というだけでなく、過去の侵略戦争への無反省がその根底にあることは明らかでしょう。〔赤旗  １９９９・４・２９〕


戦争対峙国として相手を罵るのは古今東西普遍的なことであるが、赤旗によれば、ことシナに限っては「膺懲（ようちょう）支那」等と罵るのは非常識なことで有り、決してあってはならない明らかな「差別語」であると言う。
しかもご丁寧に、「支那」とは侵略戦争の残滓である、との支離滅裂な論を建て大向こうの度肝を抜くのである。これから分かることは、共産党という政党は日本の国益よりは外国勢力、就中「支那」の国益のみに関心がある政党である、ということが如実にはっきり分かる。そうまで言うならば、敢えて問いたい。

「鬼畜米英」はどうか？
赤旗の持論からすれば、この文脈のなかで語られる「米」も、「英」も「膺懲支那」と全く同じ範疇にある事は明らかで、これも又立派な差別語に当たろう。
更に言えば、
北朝鮮が咆哮してやまない「日本を核の炎で焼く尽くす」の中の「日本」も又紛れもなく差別語に当たる、ことは明らかである。しかし、彼らはこの矛盾には決して向き合おうとしないのだ。
とまれ、驚くなかれ、
なんと、「共産党的差別語論法」によれば、「米」も、「英」も、そればかりか「日本」もまた紛うことなく第一級の「差別語」だったのだ。


　

赤旗１９９９・４・２９（木）〈問い〉　東京都知事になった石原慎太郎氏が中国を「シナ」と呼んだことについて、「差別的だ」という批判がでました。このことばは、なぜ差別的なのでしょう。（和歌山・一読者）

　〈答え〉　「シナ（支那）」ということばは、中国古代の王朝の一つ「秦（シン）」が語源といわれ、英語の「チャイナ」も同じ出所だとされています。日本にも、仏典を通じてこの名称が伝えられ、江戸時代にしだいに普及し、明治時代にも引き継がれました。　このように、「シナ」は、外国人が中国を呼ぶ用語として、それなりの歴史的根拠をもっています。しかし、問題は、それが、戦前・戦中、日本の中国侵略と結びついて、中国にたいする侮蔑（ぶべつ）語として使用されたことであり、中国国民はこの呼称を拒否しています。当時、日本政府は、「中華民国（中国）」というその時期の正式国号を無視し、ことさら「シナ」、「シナ人」などと呼んで、中国と中国人をさげすむ態度をとりました。これは、中国侵略戦争のさい唱えられた「膺懲（ようちょう）支那」（「支那を懲罰せよ」）などというスローガンに端的に示されています。　戦後は、侵略戦争への反省を重要な柱とする憲法が施行され、中国（一九四九年十月以降、正式名称＝「中華人民共和国」）との関係でも、日本は「戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する」（七二年の日中共同声明）ことを確認しています。　こうした歴史の真実を直視すれば、中国を「シナ」と呼ぶことは、単に時代錯誤というだけでなく、過去の侵略戦争への無反省がその根底にあることは明らかでしょう。　中国の当局やマスコミは今いっせいに石原氏の一連の発言を批判しています。三月十二日の新華社（中国の国営通信社）電は、「戦時中日本が中国を侮辱するために使った『支那』」を口にしている石原氏は「大日本帝国の思想を持った」人物である、と指摘しました。