トヨタ・デンソー・マツダによるEV C.A. Spirit株式会社の役割はEVコモンアーキテクチャの確立
準備期間を考えると世界的なEVムーブメントに合わせたわけではないでしょうが、ゼロ・エミッションビークルとしてのEV開発についてトヨタ・デンソー・マツダの三社が『電気自動車の基本構想に関する共同技術開発に向けた契約を締結』、『共同技術開発を効率的に進めるために新会社を設立』することを発表しております。
また、EVだからといって走りにおいて差別化する必要がないということはなく、むしろコモディティ化が加速すると思われているからこそ、メーカーによる差別化を図る必要があるはずで。そのためには味付けの範囲も広げたプラットフォームが要求されるはず。おそらく、その辺りの条件を満たすことが、共同で設立するエンジニアリング会社に役割となるのでありましょう。
そしてリリースにおける注目は、次の一文。
トヨタからは、さっそく関連した人事異動も発表されております。
精進します。
準備期間を考えると世界的なEVムーブメントに合わせたわけではないでしょうが、ゼロ・エミッションビークルとしてのEV開発についてトヨタ・デンソー・マツダの三社が『電気自動車の基本構想に関する共同技術開発に向けた契約を締結』、『共同技術開発を効率的に進めるために新会社を設立』することを発表しております。
トヨタ自動車株式会社@TOYOTA_PRクルマ本来の「価値の追求」に注力していく。EVを「コモディティ化」させません。そのような思いが今回の共同技術開発の根底にあります。それぞれのブランド独自の魅力的なクルマを目指していきます。… https://t.co/CcZjJq4sLz
2017/09/28 13:30:05
Toyota Europe@toyota_europeトヨタもマツダも限定的とはいえ電気自動車をリリースはしているものの、いずれも既存のエンジン車をベースとしたコンバージョンであり、バッテリーを大量に積むことを前提としたパッケージのEV専用プラットフォームについては、それぞれに有していない状況。もちろん、トヨタはプラグインハイブリッドを市販している(すでに2世代目)経験があるので、パワートレインについては「プラグインハイブリッドからエンジンと発電機を抜けばEVを作れる」とは言えますが、それでもプラットフォーム的にバッテリーを積む場所には苦慮しそうな印象ですから……。Mazda, Denso & #Toyota to jointly develop EVs.
2017/09/28 16:00:04
https://t.co/tVZC318kT0 https://t.co/OuivJllwlE
また、EVだからといって走りにおいて差別化する必要がないということはなく、むしろコモディティ化が加速すると思われているからこそ、メーカーによる差別化を図る必要があるはずで。そのためには味付けの範囲も広げたプラットフォームが要求されるはず。おそらく、その辺りの条件を満たすことが、共同で設立するエンジニアリング会社に役割となるのでありましょう。
そしてリリースにおける注目は、次の一文。
マツダの「一括企画」や「モデルベース開発」、デンソーの「エレクトロニクス技術」、トヨタの「TNGA」など、各社の強みを持ち寄ることで開発手法そのものを見直します。出資比率的にはトヨタ主導に見えますが、バーチャルエンジニアリングというトレンドからすると、「モデルベース開発」の経験からマツダのエンジニアがリードしそうな予感ムンムンでありますが、さて?
トヨタからは、さっそく関連した人事異動も発表されております。
山本晋也 【Yamamotosinya】@Ysplanning役員の担当変更、人事異動について | トヨタグローバルニュースルーム https://t.co/w4clpQKWiw
2017/09/29 17:04:35
精進します。