ステップワゴンにハイブリッド追加のマイナーチェンジ、そしてACCも進化
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ホンダ・ステップワゴンの現行モデルといえば、全グレード1.5リッターVTECターボのラインナップでデビューしたわけですが、いわゆるMクラス・ミニバンにおいてはフルハイブリッド(トヨタ)とマイルドハイブリッド+自動運転テクノロジー(日産)という強力なライバルにセールス面では差をつけられていたのが実情。というわけで、ついにホンダカーズ&ホンダファンには待望といえる2モーターハイブリッドが追加されたのでした。

EVモードも持ち、JC08モード燃費は25.0km/Lというハイブリッド仕様が用意されるのは、同時にフェイスリフトを果たしたスパーダ系のみ。そして、ハイブリッドには渋滞追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を搭載したことで、ライバルに追いつけ追い越せの勢いであります。

とはいえ、せっかくACCは0km/hからカバーする渋滞対応になっているにも関わらず、LKAS(車線中央維持アシストステアリング)が機能するのは65km/h以上で、その点においいては日産に遅れを取っている印象も。一方で、ホンダアクセス・マターの純正アクセサリーとしてスライドドアのハンズフリー開閉機能やカメラを使ったアドバンスドルームミラー(スマートミラー)を用意することで、日産がセレナに実装した便利アイテムをキャッチアップしているのは、注目すべき点かもしれません。こうした進化によって絶対王者であるヴォクシーはじめとするトヨタ三兄弟を古く見せる効果があるとすれば、ですが。もっともスマートミラーについては結果的に最後発ではありますけれど(汗)



精進します。
   




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