【記事紹介】原発をめぐる世論の動き 〜 私の場合
あれから10年、原発をめぐる世論は - 三春充希氏Note
https://note.com/miraisyakai/n/nf87574afcea3
なかなか衝撃的な形のグラフなので、ご紹介。
(このところ、原発・放射能に関して
気の滅入るニュースが多かったこともあり…。)
はるさんにはいつも感謝してます。
グラフからは、2011年を境に世論が急激に変わったことが見て取れます。
最近、原発事故は風化したと言われるものの、
原発削減・反対の世論はそれでも強い。
実は、私個人は2012年頃までは原発維持・推進派でした。
SimCity初級では原発事故は起きないし、
違和感を感じつつも、大人たちのプロパガンダの効果もあったと思います。
火力よりはCO2削減に貢献できると思っていたし、
あの事故を経てもなお、人類がきちんとした原発の管理を
できる体制や技術を生み出せると信じていました。
そして、現実を十分に見ていなかった。
考えを改めるきっかけになったのは、
ある人に原発反対への同意を求められたとき、
私が“楽観的”な態度を示したときに取られた態度。
有り体に言えば、それは私に対する軽蔑だったのだと思います。
これを機に、もうちょっと原発事故の現状を調べてみようと
思い立ちまして、本やWebで情報を集めました。
ICRPの欺瞞、
誰が、なぜ原発を求めているのか、
癌以外の健康リスク、
内部被曝のリスク 等々…。
私が“転向”したのは、グラフで「削減・全廃」が
最高値に達する時期くらいだったことになります。
事故後に、原発の問題点が知れ渡った時期ということなのかもしれません。
我々が生きているのは、あの事故の後の世界。
私は以前の私の考えに戻ることはないでしょう。
科学が劇的に進歩して、環境中の放射性物質を
すべて無害化することでもない限り…。
このようなことが行われる国。
137Csの半減期は30年。
放出された全核種の無害化にかかる時間はそれよりずっと長い。
それよりも早く人間の関心が薄れるのを見ていると、
いかに人間社会が非科学的なのかが分かります。
それを見るにつけ、やはり私は原発反対の声を上げざるを得ません。
○関連記事
福島上空で起きたこと
https://note.com/miraisyakai/n/nf87574afcea3
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はるさんにはいつも感謝してます。
グラフからは、2011年を境に世論が急激に変わったことが見て取れます。
最近、原発事故は風化したと言われるものの、
原発削減・反対の世論はそれでも強い。
実は、私個人は2012年頃までは原発維持・推進派でした。
SimCity初級では原発事故は起きないし、
違和感を感じつつも、大人たちのプロパガンダの効果もあったと思います。
火力よりはCO2削減に貢献できると思っていたし、
あの事故を経てもなお、人類がきちんとした原発の管理を
できる体制や技術を生み出せると信じていました。
そして、現実を十分に見ていなかった。
考えを改めるきっかけになったのは、
ある人に原発反対への同意を求められたとき、
私が“楽観的”な態度を示したときに取られた態度。
有り体に言えば、それは私に対する軽蔑だったのだと思います。
これを機に、もうちょっと原発事故の現状を調べてみようと
思い立ちまして、本やWebで情報を集めました。
ICRPの欺瞞、
誰が、なぜ原発を求めているのか、
癌以外の健康リスク、
内部被曝のリスク 等々…。
私が“転向”したのは、グラフで「削減・全廃」が
最高値に達する時期くらいだったことになります。
事故後に、原発の問題点が知れ渡った時期ということなのかもしれません。
我々が生きているのは、あの事故の後の世界。
私は以前の私の考えに戻ることはないでしょう。
科学が劇的に進歩して、環境中の放射性物質を
すべて無害化することでもない限り…。
このようなことが行われる国。
137Csの半減期は30年。
放出された全核種の無害化にかかる時間はそれよりずっと長い。
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いかに人間社会が非科学的なのかが分かります。
それを見るにつけ、やはり私は原発反対の声を上げざるを得ません。
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