飛鳥文化(あすかぶんか)

飛鳥文化(あすかぶんか)
6世紀末から7世紀中頃までの文化。
推古天皇のころを中心とする。
仏教文化が受け入れられ、日本での寺院の建立や仏教芸術が本格的に始まった。
中国の南北朝様式や朝鮮半島の文化の影響を受けた。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

氏寺(うじでら)

氏寺(うじでら)
氏族ごとに建立された寺。
上宮王家の法隆寺、蘇我氏の飛鳥寺、秦氏の広隆寺、藤原氏の興福寺などがある。
中世になると氏寺から家寺、菩提寺が中心となっていった。

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飛鳥寺(あすかでら)、法興寺(ほうこうじ)

飛鳥寺(あすかでら)、法興寺(ほうこうじ)
奈良県明日香村にある寺。
蘇我馬子によって建立された。
蘇我氏の氏寺であったが、官寺でもあり四大寺に数えられた。
伽藍配置は飛鳥寺式伽藍配置。
本尊は飛鳥寺釈迦如来像(飛鳥大仏)。
平城京遷都のときに元興寺(新元興寺)として移った。
飛鳥寺は本元興寺と称され、現在は一部が安居院(あんごいん)として残っている。

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外部リンク
飛鳥資料館/飛鳥の寺/飛鳥寺/ASUKA/asukadera
http://www.asukanet.gr.jp/ASUKA2/ASUKATERA/asukadera.html

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四天王寺(してんのうじ)

四天王寺(してんのうじ)
大阪市にある寺。
蘇我馬子と物部守屋が戦ったときに、厩戸皇子が四天王像をつくって勝利し、創建したと伝わる。
伽藍配置は四天王寺式伽藍配置。

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外部リンク
四天王寺の歴史 - 和宗総本山 四天王寺
http://www.shitennoji.or.jp/history.html

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法隆寺(ほうりゅうじ)、斑鳩寺(いかるがでら)

法隆寺(ほうりゅうじ)、斑鳩寺(いかるがでら)
奈良県生駒郡斑鳩町にある寺。
7世紀初めに厩戸皇子(厩戸王)によって創建されたと伝わる。
西院伽藍は7世紀後半から8世紀前半に再建されたものとされ、東院伽藍は8世紀に造られたとされる。
飛鳥文化、白鳳文化、天平文化を中心に多くの文化財が残されている。
南都七大寺の一つ。

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外部リンク
東京国立博物館 - 展示 法隆寺宝物館
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=16

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法隆寺西院(ほうりゅうじさいいん)

法隆寺西院(ほうりゅうじさいいん)
東院に対して、本来の法隆寺の伽藍を指していう。
伽藍配置は法隆寺式伽藍配置。
法隆寺再建説によれば、若草伽藍が焼けた後の7世紀後半から8世紀前半に建てられたとされる。

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若草伽藍跡(わかくさがらんあと)

若草伽藍跡(わかくさがらんあと)
法隆寺の西院の南東にあった伽藍の跡。
1939年に発掘調査が行われ、法隆寺創建時の伽藍跡とされた。
伽藍配置は四天王寺式伽藍配置と考えられている。

外部リンク
Nara National Research Institute for Cultural Properties Repository: 第76冊(2007) 法隆寺若草伽藍跡発掘調査報告
http://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/49

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法隆寺金堂(ほうりゅうじこんどう)

法隆寺金堂(ほうりゅうじこんどう)
法隆寺西院にあり、五重塔の東に位置する。
現存する世界最古の木造建築。
卍崩しの勾欄、人字形割束、大斗、雲形肘木が特徴。
釈迦三尊像、薬師如来像、四天王像などがある。
金堂壁画は1949年に焼損した。

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法隆寺五重塔(ほうりゅうじごじゅうのとう)

法隆寺五重塔(ほうりゅうじごじゅうのとう)
法隆寺西院にあり、金堂の西に位置する。
8世紀の初めに造られた塑像群がある。

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法隆寺中門(ほうりゅうじちゅうもん)

法隆寺中門(ほうりゅうじちゅうもん)
法隆寺西院の入り口で、金堂や五重塔の南に位置する。

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法隆寺回廊(ほうりゅうじかいろう)

法隆寺回廊(ほうりゅうじかいろう)
法隆寺西院を囲った回廊。

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法隆寺再建・非再建論争(ほうりゅうじさいけん・ひさいけんろんそう)

法隆寺再建・非再建論争(ほうりゅうじさいけん・ひさいけんろんそう)
現存する法隆寺西院伽藍のいくつかが建立された時期を巡る論争。
『日本書紀』によれば、670年に法隆寺が火災にあったとあり、これを史実とするかどうかで、再建・非再建がわかれる。
非再建説では7世紀初めのものとなるが、再建説では7世紀後半以降のものとなる。
1939年に行われた若草伽藍跡の発掘調査で、若草伽藍が創建時のものとされ再建説が有力になった。
ただ、再建時期は670年より前とする説もある。

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中宮寺(ちゅうぐうじ)

中宮寺(ちゅうぐうじ)
奈良県生駒郡斑鳩町にある尼寺。
法隆寺の東方に位置し、創建時はさらに東にあったとされる。
7世紀前半に厩戸皇子(厩戸王)の母・穴穂部間人皇女の御所を寺にしたと伝わる。
半跏思惟像、天寿国繍帳が残されている。

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法起寺(ほっきじ)

法起寺(ほっきじ)
奈良県生駒郡斑鳩町にある寺。
岡本寺、池後寺ともいう。
法隆寺の北東に位置する。
7世紀前半に厩戸皇子(厩戸王)が法華経を講じた岡本宮を山背大兄王が寺にしたと伝わる。
伽藍配置は法隆寺と金堂・塔の位置が逆の法起寺式伽藍配置。
三重塔が残されている。

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広隆寺(こうりゅうじ)

広隆寺(こうりゅうじ)
京都市にある寺。
太秦寺(うずまさでら)、蜂岡寺ともいう。
622年に秦河勝によって建立されたと伝わる。
秦氏の氏寺であったと考えられている。
半跏思惟像がある。

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百済寺(ひゃくさいじ、くだらでら)

百済寺(ひゃくさいじ、くだらでら)
滋賀県東近江市にある寺。
7世紀前半に厩戸皇子(厩戸王)が観勒や恵慈らのために建立したと伝わる。

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外部リンク
天台宗 湖東三山 釈迦山 百済寺 公式サイト
http://www.hyakusaiji.jp/

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伽藍配置(がらんはいち)

伽藍配置(がらんはいち)
伽藍は寺院の建物のこと。
伽藍配置は、塔・金堂・講堂・中門などの配置をいう。
飛鳥寺式伽藍配置では塔を中心とした配置であったが、時代が経つにつれて変化し、東大寺式伽藍配置では回廊の外に塔が配置されるようになっていった。

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飛鳥寺式伽藍配置(あすかでらしきがらんはいち)

飛鳥寺式伽藍配置(あすかでらしきがらんはいち)
飛鳥寺に代表される伽藍配置。
塔を中心にして、北と東西の三カ所に金堂を配置し、回廊で囲まれている。

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四天王寺式伽藍配置(してんのうじしきがらんはいち)

四天王寺式伽藍配置(してんのうじしきがらんはいち)
四天王寺に代表される伽藍配置。
南から中門・塔・金堂・講堂を縦一列に配置し、回廊で囲まれている。
若草伽藍や中宮寺も、発掘成果から四天王寺式伽藍配置に近いものであったとされる。

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法隆寺式伽藍配置(ほうりゅうじしきがらんはいち)

法隆寺式伽藍配置(ほうりゅうじしきがらんはいち)
法隆寺西院に代表される伽藍配置。
塔を西、金堂を東に配置し、回廊で囲まれている。

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