NBオンライン空港連載「能登空港」
空港整備勘定というプール制会計により、これまで経営実態が明らかにならなかった日本の空港。多くの赤字空港は、航空会社への便数割り当てなど国土交通省の様々な指導などで辛うじて国内路線を確保してきた。
ところが、国際競争の流れに加え、昨今の燃油高騰が航空会社の経営を圧迫し、空港の経営環境に大きな影を落とし始めている。この秋に向け、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)の2大キャリアが、ともに国内の路線の見直しに着手した。(中略)
そんな経営の一大転機を迎えている地方空港において、唯一の優等生と評価されているのが、石川県の能登空港である。国ではなく、石川県が管理・運営している2000メートル滑走路1本の第3種空港だ。県内には、防衛庁が設置者となっている共用飛行場の小松空港があり、ここも1県2空港となっている。だが、他の地方空港に比べ、利用者は格段に多いという。
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