スカイマーク「倒産」のA級戦犯は
そもそも共同運航という小手先の支援だけで乗り切れるほどスカイマークの経営状態は甘くなかったのに、国交省が第三極の航空会社を残したい、と無理な再建策を進めて、迷走を続けてきました。早く的確な支援策を打ち出せなかったスカイマークの西久保社長が第一のA級戦犯で、JALとの提携話が持ち上がった際、なぜか同社の株が急上昇している。そして、エアバスとの交渉状況や経営状態を把握できる立場でありながら、無理な共同運航を後押ししてきた国交省航空局はもっと罪が重いかもしれません。で、責任逃れのために慌てて、西久保さんのクビを取り、倒産手続きに導いた、といったところでしょうか。