バブル時代に全盛「手形交換所」の閉鎖」
手形や小切手は明治以降日本の商慣習を支えてきた一方、詐欺などにも使われてきました。あるいは手形を乱発して逃げてしまう経営者もいたり。その全盛がバブル期で、事件も頻発しました。
もっとも手形交換所がなくなっても、手形そのものが廃止されるわけではありません。紙の手形を廃止し、デジタル手形に切り替えようとする政府方針に従っているだけ。そのほうが利便性が高まるということですが、仮想通貨や電子マネーが増えているのと同じ。詐欺がなくなるわけではありません。
ロシアのウクライナ侵攻で欧州原発復活?
で、いまや欧州や米国が原発の復活に力を入れているといいます。自然エネルギー開発で思うように効果が出ず、ドイツのショルツさんも方向転換せざるをえなくなっているようです。
ロシア軍がチェルノブイリ地域に侵攻しているというニュースも気になります。
新生銀行「SBI」に全面降伏の裏舞台
キーマンはSBI側が新生銀行に送り込もうとしている五味元金融庁長官。SBIは金融庁の天下りを大勢受け入れているそうで、新生銀行の買収にも金融庁がひと役買っているのだとか。政府として表向き反対していると言いながら、裏でSBIが金融庁と手を結んできたという説を唱える人もいます。さもありなん。
泥のカネの主人公「水谷功」逝く
この10年ほどは水谷建設からは離れ、東日本の震災後には自らの日起建設で原発復興事業に取り組んでかなりの収益をあげていましたが、躓きは辺野古基地建設。埋め立て工事が何度も中断され、資金繰りに困っていた様子でした。
そんなとき折悪しく胃癌が見つかり、その後、転移もあって病床に伏せっていたとのことです。この数年ご無沙汰してきたので、それが残念です。心よりご冥福をお祈りします。合掌
孫正義の新たな頭痛のタネ「ワイヤーカード」
<SBGは19年4月に関連会社を通じワイヤーカード社と提携すると同時に、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の運営を担うソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズ(SBIA)が運営する別のファンドが、ワイヤー社の新株予約権付社債(転換社債=CB)を約9億ユーロ(約1100億円)で引き受けると決めた。
ただし、SBGとSVFはこのファンドに資金を出さなかった。SVFの運用責任者でSBG副社長でもあるラジーブ・ミスラ最高経営責任者らSBIA幹部が個人として資金を拠出し、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビの政府系ファンドも出資した。SBGの孫正義会長兼社長は投資しなかったという>(26日付日経電子版より)
このところの孫さんの投資の失敗。仮に井上さんが生きていたらどう見るでしょうか。