新型コロナ対策「安倍政権」のウソ
すでに新型肺炎は市中に蔓延しており、抑え込める段階でないことなどは誰もが感じており、政府は百も承知のはずです。日本には感染者全員を入院させられる医療機関のキャパシティがありませんから、仮に陽性でも軽症なら自宅で隔離する以外ありません。
日本政府は、検査希望者が病院に殺到すれば、武漢のようなパニックになりかねない、患者が急増すれば五輪が中止になりかねない、と心配しているのかもしれません。4日連続で37.5度以上の熱が続かないと病院に行かないでほしい、という政府の方針、そのココロはそんなところでしょう。
検査を受ける人は、院内感染する恐れもあります。韓国などはそれを恐れているから屋外で検査しているのでしょう。
しかしだからといって、実態を隠してしまっていいのでしょうか。感染しているかどうかわからないと取り返しのつかない事態になりかねません。不安のある人は院内感染を覚悟の上で検査を受けるかどうか、自分自身で判断すべきでしょう。そのくらい言ってもいいと思いますし、それがこの先の重症化対策になるのではないでしょうか。 ことこここにいたっては、政府がそれを正直に伝えるべきなのではないでしょうか。
少なくとも、誤魔化し続ければそのうち忘れてくれる、という安倍政権のいつものやり方は、コロナ肺炎に通用しない。